袋ぬい 単に普通に縫ったものを裏返すだけの技です。縫い目が表に出ないのできれいに縫うのが苦手な人にもお奨めです。 |
1、要するに こういうことなんですが・・・ ![]() カバン全体を裏返しで作ればよい、それだけのことなんですが、大変なんだわ、これが。 |
2、トートーを作る トートーみたいに一つの面がまるまる開口部になっている形だと、割と簡単に袋縫いで作ることができます。パーツの裏表を逆に合わせて組み上げていけばよいです。縫うのもそれほど難しくありません。 縫いあがったら、裏表をひっくり返して出来上がりです。但し、ポケットや取っ手など、パーツの取り付け方向は十分注意してください。最後にひっくり返すことを計算に入れて慎重にパーツをつけていかないと、いざ裏返したらパーツが裏側に回ってしまった!みたいなことになって泣きを見ます。 ![]() 下は”簡単トートー”でも紹介した作品です。縫い終わってから裏返すだけで出来上がりです。 ![]() ![]() |
3、ポーチなど ポーチなど、開口部が小さかったり、チャックになっているものはかなり大変です。まず小さいものは裏返しの状態で縫うこと自体が結構大変で、これに玉縁をつける場合なんかは縫合する革の枚数が増えるため、普通に縫う場合の3〜4倍くらいの時間と馬力を必要とします。じっくり作業するつもりでがんばりましょう。その分、出来上がりに裏返すときはまさにカ・イ・カ・ン☆です。但し、最後に裏返すとき、開口部の大きさが十分でないと無理やり力づくで裏返すことになって革に派手なシワが残ったり、最悪の場合裏返すことができず、永久に未完成となる危険があります。くれぐれも開口部を十分開けるように気をつけてください。 ![]() ![]() ![]() ![]() |