06年12月15日3時〜3時45分まで、文科省1階応接室で、施設課の人々と、中皮腫じん肺アスベストセンター・患者家族の会との交渉がありました。
以下のメモは、当サイト管理者による非公式で個人的な記録です。


質問

 
 天井裏鉄骨へのアスベスト吹き付けが残されています。
 ある学校の全天井裏の鉄骨には、茶石綿数十%を含む吹き付けがあります。二年ほど前に天井パネル一枚を取り替える作業を見ていたことがありますが、パネルの上には犬の毛のような繊維が溜まっていました。今から思えば茶石綿の可能性が高いと思います。そこでこの春には天井裏を密閉する目的で、天井板の補修工事が行われました。
 しかし、日常の破損は珍しいことではありません。
 地震になったらどうなるかも心配です。天井裏のアスベストを除去しなければ、耐震補強ができないと言われています。
 全国で、このような学校は他にもかなりあるのではないでしょうか。

 一つは、文科省としては教室天井裏の吹き付けは、この状態で良しとされますか?
 二つは、学校天井裏からの除去あるいは建て替えの、技術的あるいは予算的な支援策について、具体的な検討を行うお考えはないのか?二点お伺いします。

回答
 天井が破損したとたんにこれはカテゴリーC(「露出した吹き付けで飛散の恐れのあるもの」)になりますね。
 ちゃんとしないといけない。
 それは設置者にやってもらわないといけない。
 だから、文科省としてどうということは検討していない。
 ただ、除去するならば、他の吹き付けと同じように、三分の一は費用が補助されます。

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