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幕内秀夫さんの講演会
5月13日、城陽で行われた幕内秀夫さんの講演会に行ってきた。
粗食、子どもの基本食のカリスマみたいな人だ。
いけるかどうか分からなかったので前売りは買わないでいったら、すごい人出!
当日券の人は整理券を配られて、講演が開始してから、会場のあきをみて、少しずつ入場を許すという形で案内された。だから、講演開始して10分ほどしてからなんとかいれてもらえた。
おもしろかった。ひょうひょう軽やかな話口の人でユーモアたっぷり。固いことをいわないところがいい。お母さんもお父さんも食生活をいまさら変えなくていい、子どもだけ変えるのはカンタンだ、という。うまいひとである。
子どもの食生活をちょっと変えると、親の食事にも実はどうしても影響をおよぼしてしまうので、結果として家族全員の食生活がよくなると思うのだが、そこはあえていわないところがニクイと思った。
また、幕内さんは「はやね、はやおき、あさごはん」の陰山秀夫さんを絶賛していた。なるほど、という感じ。
給食の話で、
「完全に無農薬の給食はいま、全国に存在しない。一食を230円で作っている。むりをいってはいけない」と話されていた。「現実問題としては、完全米飯給食にすれば、かかる費用も変わらず、おかずも和食中心になり、自然と農薬も添加物も減らせる。危険を減らせる」というのは、すごく納得のいく話だと思った。
福島県の小学校の給食の紹介があり、
魚や野菜の豊富なメニューも見事だったが、
わたしが注目したのは、毎日使っている食材と、その産地の人を紹介する展示を行っているということだった。
わたしは、思う。
予算もないのだ。別に無理して無農薬の野菜や米を求めることはない。
ただ、1つのアイデアとして、給食を食べている子どもたちから、
産地の人にお礼をいうようにしたらどうだろうか、と思っている。
畜産、お米や野菜の農家さんへも。漁師さんももちろん。
お手紙でもいい。現地に行ってお手伝いをしてもいい。
生産する人と、食べる人として、
お互いの存在を知り、感謝しあう。
そのためには、子どもの給食につかわれる食材の提供者を特定する必要がある。学校単位でなくてもいい、町単位でもいいと思うのである。
たとえば宇治市の農家のスズキさんに、宇治市立●小学校1年1組のマリちゃんから「わたしたちの給食のためにおいしいほうれんそうを作ってくださってありがとう。おひたしにしてもらって食べました」とお礼状や絵、写真が届く。その小学校から子どもたちのグループがやってきて、畑の見学、草むしりの手伝いをさせてもらう。農家の人を給食の試食に招き、子どもたちと一緒に食べていただく。
お互いの顔が見えて、そういうことが行われたら何が起こるか。
わたしはその農家は1回でも2回でも農薬を減らす努力をするんじゃないかと思うのである。
わたしは使い捨て時代を考える会の会員で安全農産供給センターの食材を食べている。その専従さんなどから話を聴くと、「農家は納品先によって畑を作り分けている」という。
たとえば、スーパー・生協・安全農産と複数の納品先がある。畑をパートわけして、その納品先の基準に従って、それぞれ許されている農薬を使うことになる。同じ農家が、安全基準の異なる野菜を作っている。そういうことが起こっているのだ。
複合汚染が話題になったころから農家は、売る野菜と自宅で食べる野菜を分けて作るといわれていた。
売る野菜は農薬を使ってきれいな野菜。食べる野菜はゆがんでいても農薬の少ない安全なもの。
「これはうちで食べるのにつくったもんだから安全や」といいながら野菜を交換するような会話は田舎ではありがちだと思う。
顔の見えないお客さんには農薬のかかったきれいな野菜を買ってもらおうと思うかもしれないけれど、顔の見える幼い子の毎日食べる給食について、農家の人も心が動くのではないかと思う。
多分、お互いこういった交流をして顔を見せ合うことと、「給食のために作った安全な野菜」を流通させるルートをなにかしらつくることで、費用を変えないで給食の米、野菜の農薬を減らすことは可能なんじゃないか、とわたしは思うのである。また、給食を作る側も「見た目がふぞろいで悪くても同じ値段なら安全な食材を買います」とアピールする姿勢を持つ。
あと、もうひとつ、アイデアとしては、
「給食農家認定」というのを行うのはどうかと思う。農協や、文部科学省かどこか役所から。
認定される方法は「わたしは、自分の良心にしたがって、自分自身や自分の子・孫に食べさせるものと同じか、それ以上に安全な食材を未来ある子どもたちの給食のために提供することを誓います」という誓約書を出すということにするのはどうだろうか。そして、「給食農家認定」を受けた農家は、そのマークのシールを自分の農産物につけることを許される。「良心的で安全な農産物」のブランドの1つにするのである。
この誓いを立てたあとで、農薬や添加物をどう使うかは、この農家の自由だ。実際なにも収穫できなければ生活できないから、すぐに有機農産物だけで食べてはいけないだろうが、それでも、少しでも農薬を減らし、少しでも安全にという方向作りに役立つと思うのである。
すごーくいい考えなんじゃないか、と思うけど、だれにいっていいかわからない。
 
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