第1回目

 

1回目は5月14日、「懐」の現地スタッフが自費で飲料水、米、豆、、カップ、洗面器、子ども服を買い、現地に向かいました。

ミャンマーはこれから本格的な雨季に入ります。 10月まで4ヶ月続く厳しい雨季です。 しかも気温40度。 生き残った被災者250万人。支援のあり方によっては、これからが第二次災害になりかねません。子どもNGO「懐」では、町から離れた小さな村など、大きな支援組織ではなかなか手の届きにくい場所を重点にミャンマーへの支援を行いたいと思います。
 
上半身裸でボーっとこちらを見つめるように立っているずぶ濡れの子どもがスタッフの目に入りました。近づいて事情を聞くと、今、近くの僧院で両親といっしょに避難していると言います。 家は流され、二人の兄弟は亡くなったということです。 あのサイクロンから二週間近く経とうとしているのに、この村には子どもの服さえ届いていませんでした。