| 自動車教習所の修了検定(所内検定)や卒業検定(路上検定)での減点行為を解説しています。 技能検定は100点から減点方式で採点し一種は70点以上・二種は80点以上が合格です。 上記の合格点を切ってしまい減点の超過が明らかになった場合は検定が中止になります。 ここでは全ての減点行為を解説しているのではなく、教習生が技能検定でよく減点されている運転行為のみを解説しています。 また、詳細な減点数の知識があると技能検定中に運転ミスをした場合、減点数を気にして運転に集中できなくなる恐れがある ので詳しい減点数は公表しておりません。ご理解ください。 現役教習生の方から一般ドライバーの方まで、皆さんの教習中の運転や普段の運転を振り返ってご覧頂けたらと思います。 |
安全措置不適 |
四輪 1・運転席のドアを完全に閉めないとき(半ドア) 2・発進時、バックミラーが合っているか確認しないとき 3・ギヤが入ったままクラッチを切らずにエンジンを始動したとき 4・ハンド(駐車)ブレーキを戻さないとき 5・オートマチック車(AT車)でフットブレーキまたはハンドブレーキを用いずにエンジンを始動したとき 6・AT車でフットブレーキまたはハンドブレーキを用いずにチェンジレバーを操作したとき 7・シートベルトを着けないとき 二輪 1・発進時、バックミラーが合っているか確認しないとき 2・サイドスタンドを戻さないとき 3・ギアが入ったままクラッチを切らずにエンジン始動したとき Check! 乗車して最初の減点が結構多いので注意しましょう。 二輪・四輪共、必ずバックミラーは合っていても触ってミラーを合わせて下さい。 検定員はしっかり見ていますよ。 4のハンド(駐車)ブレーキは発着点での戻し忘れだけでなく、縦列駐車を完了したあと発進する時も戻 し忘れないよう注意して下さい。 また、ハンド(駐車)ブレーキを最後まで確実に戻さずブレーキの効きが残っている場合も4に該当しま す。 とくに坂道発進の時、ハンド(駐車)ブレーキを最後まで確実に戻してないことが多いです。 7のシートベルトは方向変換・縦列駐車など後退の時に外せますが、外したまま発進してしまうことが 多々あります。 発進する時に着用し忘れないように注意して下さい。 |
アクセルむら |
1・アクセルのふかしすぎクラッチの急接など、その他発進操作不良のため、急加速・急発進などした 場合。 2・アクセルやクラッチの操作不良、変速操作不良のため、車体がノックした場合。 3・操作不良のため、おおむね3,000回転を超える空ふかしが生じた場合。 Check! 2と3の現象が多いです。 2はクラッチをあげてくるのが速かったり、アクセルとクラッチの調和が悪いと起きやすいですよ。 落ち着いて発進操作、変速操作を行ってください。 ノック(ノッキング)・・・MT車におきる現象で、車体がガクッ、ガクッ、ガクッ、となることです。 3はMT車、AT車共にギアがニュートラル(Nレンジ)になったままで発進しようとして起きている現象で す。 ちょっとしたミスでも動揺してしまって後々の運転に影響してきますから、発進時はMT車ならロー、AT 車ならDレンジにギアが入っているか確認しましょう。 |
エンスト |
操作不良のためエンジンが停止した場合。 Check! エンストは減点となる行為ですが、エンストする場所や回数によっては中止になる場合もあります。 次のことに注意しましょう。 おおむね同一場所で、エンストを4回続けると中止になってしまいます。 また、踏切内のエンストや直線狭路台・連続進路転換コース・波状路コース走行中のエンストも中止と なります。 ただし、次の場合は適用外で減点されません。 ・脱輪時のエンスト ・指定速度からの急停止による停止時のエンスト 脱輪時はエンストしてでもいいから、とにかく直ちに停止してバックして走行しなおして下さい。 |
| 停止した地点から進行しようとする反対方向に0.3m〜1m未満で逆行した場合。 (逆行する程度により減点の判定が変わります。) Check! 所内では、坂道発進や踏切通過の際に発生しています。 路上では、少し上り坂になっている交差点などの発進時に多いです。 MT車の人は坂道発進ですからアクセルを普段より強めに踏み込むことと、クラッチを上げてきた時の エンジンの音の変わりめを聞き分けて下さい。 また、ギヤの入れ間違えがないか確認してください。 早く発進しようと焦ることが失敗の原因になります。 落ち着いて行いましょう。 注意! 逆行の程度により減点の判定は変わりますが、逆行が著しく危険な場合は中止になります。 『技能検定でよく中止になる運転行為・・・逆行(大)』参照。 |
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発進手間どり |
発進時機の判断不良や操作不良のため、発進に手間どった次の場合。 1・通常に発進できる状況なのに、発進に手間取ったとき。 2・前車が発進して続いて発進できる状況なのに、前車が15メートル以上進行しても発進しないと き。 3・エンスト後、なかなかエンジンを始動させないとき。 Check! 坂道発進の時、停止が長く発進までに時間がかかり過ぎた場合は1に該当します。 また1は、優先道路に進入する時や交差点右折時にも多い現象です。 優先車が来ていたら発進を諦めるのではなく、自分の車が発進すれば優先車を妨害してしまうかどう かで判断して下さい。 路上検定で多い現象ですから、教習でタイミングの計り方など指導員から積極的にアドバイスを受けて おきましょう。 3は、緊張からなのかエンストしたことに気付かない受検生も多いのですが、最近のMT車はクラッチを 踏まないとエンジンが始動しないクラッチスタートシステムが導入されています。 クラッチは、しっかり踏み込んでエンジンを始動するようにしましょう。 『発進手間どり』も程度が過ぎると『発進不能』になり中止と判定されてしまう場合があるので注意して ください。 『技能検定でよく中止になる運転行為・・・発進不能』参照。 |
速度維持 |
課題外速度 道路や交通状況に応じた加速ができていない次の場合。 1・通常に出すことができる速度に、なかなか到達しないとき。 2・通常に出すことができる速度を維持しないとき。 課題速度 1・検定課題履行条件(指定速度からの急停止は除く)の速度指定区間で、指示速度よりおおむね5 km遅い速度で走行した場合。 2・指定速度からの急停止で、指定速度でない速度で急制動開始線にさしかかった場合、または急 制動開始線で指定速度は出ていたが、その手前から制動を始めた場合。(自動二輪車のみ) Check! 課題外速度 加速不良で、周囲の交通の流れを妨げたり妨げるおそれがある場合のことです。 例えば、規制速度50kmの道路で注意すべき状況や対象物が無いにもかかわらず、加速が鈍くなか なか50kmの速度に到達しなかったり、40km程度の速度で漫然と走行している場合などです。 路上コースはもちろん所内コースでも、速度にメリハリのある運転を心がけて下さい。 課題速度 1は、指示速度30kmの指示があったのに20km程度の速度しか出せていない場合のことですが、指 示速度の指定区間で一瞬でも構わないので指示速度に到達できるようにして下さい。 1段階後半は、指定速度区間で指示速度を出せるように積極的に練習しておきましょう。 2は二輪のみです。 2に該当した場合は、もう一度指定速度からの急停止を行ないます。 しかし、2回目も同じように2に該当した場合は『指定速度到達不能』で検定中止になります。 参考 大型二輪・・・指定速度40km・・・急停止11メートル(乾燥時) 14メートル(湿潤時) 普通二輪・・・指定速度40km・・・急停止11メートル(乾燥時) 14メートル(湿潤時) 小型二輪・・・指定速度30km・・・急停止8メートル(乾燥時) 11メートル(湿潤時) |
合図不履行 |
発進合図 1・路端から発進する場合、合図を出さない 2・発進行為が終わるまで合図を続けない 3・発進行為が終わっても合図をやめない場合など。 変更合図 1・進路変更の合図をしない 2・進路変更が終わるまで合図を継続しない 3・進路変更が終わっても合図をやめない 4・合図の時機が遅い・著しく早い場合など。 右左折合図 1・左折の合図をしない 2・右左折が終わるまで合図を継続しない 3・右左折が終わっても合図をやめない 4・合図の時機が遅い・著しく早い場合など。 Check! 「合図を出さない」、「合図を消さない」の減点が多いです。 自動車はしゃべることができないので、合図が周りに対する意思表示になります。 合図の意思表示は正しく的確に、お願いします。 合図の出す時期 1・発進 発進しようとするとき。 (発進の行為も、本来は進路変更といいます。) 2・進路変更 進路変更しようとする約3秒前。 3・右左折合図 右左折しようとする地点(交差点の場合は、その交差点から)30メートル手前に達したとき。 所内コースの形状や教習所周辺の道路環境など、状況により合図の出す時期は若干変わる場合があ ります。 教習の際に、合図を出すタイミングなど指導員のアドバイスをよく聞いておきましょう。 ふくまるのボヤキ 一般のドライバーの方、お心あたりはありませんか? 著しく合図を出す時機が遅すぎたり、直前で合図を出したりしていませんか? 全く合図を出さなかったり・・・危ないですよ。 |
安全不確認 |
1・路端などから発進する場合に直接目視して右後方や周囲の安全確認をしない。 2・後退(バック)する直前に後退場所やその方向を直接目視して確認しない。 3・後退中に、側方・後方など周囲を直接目視して確認しない。 4・左折直前に、直接目視またはバックミラーで左側方の確認をしない。 5・進路を変えようとする場合に直接目視とバックミラーで変えようとする側の後方を確認しない。 6・交差点に進入する際に交差点にかかわる車両・歩行者などの確認をしない。 7・走行中に、バックミラーで後方の確認を全くしない。 8・踏切に入る直前に、運転者側の窓を開け、左右を直接目視しない。 9・走行中に、計器類(速度計や変速レバーなど)や外の一点などに気をとられ脇見したとき、歩行者 や車両など障害物に接近した場面や、物陰など見通しがきかない場面で脇見をしたとき。 10・降車の際、ドアを開ける前に直接目視して後方を確認しないなど。 Check! 減点される行為で最も多いのが、この安全不確認です。 1の「発進確認」右後方だけでなく、左後方の歩行者の確認も行ってください。 それが周囲の安全確認となります。 2の「後退確認」は後退(バック)する前に右後方・左後方の安全を確認をすることですが、脱輪してバッ クする時も「後退確認」をしてください。 やり直しで一旦前に出て後退(バック)し直す場合も、「後退確認」も同じようにやり直してください。 4は「巻き込み確認」と言っていますが、教習生の最も忘れられる行為です。 また、免許を取得されてもこの「巻き込み確認」が実行されていないことが多く、左折時に自動車と原 動機付自転車や自動二輪車と接触事故が多発しています。 5の「変更確認」は、駐車車両など障害物を避けるため進路変更するときに忘れがちになる確認です。 6は交差点に進入するたびに左右の確認をすることを「交差点確認」といいます。 とくに信号が青に変わったばかりの時は、信号無視をしてくる軽車両・自動車・歩行者があるかもしれ ません。 そのような車両や歩行者がいないかの確認が、この「交差点確認」なのですが行わない人が多いで す。 交差点に進入する前に、「交差点確認」をしっかり行いましょう。 9の「脇見」は、速度を維持するためにメーターを見すぎたり、変速操作時に多い現象です。 速度計はチラチラっと目配りしてください。 ジーッと見ないように気をつけましょう。 また、狭路コースで立体障害物(ポール)などに注意を向けず、進行方向だけ見てしまっている場合も 「脇見」に該当します。 10の「降車確認」はドアを開けてから確認する教習生が多いですがダメです。 ドアを開けてから確認していては、実際に後ろから車などが近づいていたら事故になってしまいます。 まずしっかり「降車確認」してからドアを開けてください。 検定が終わるのでホッとしてしまうのだと思いますが、車から降りるまでは運転者の責任なのです。 実際の道路では、人や車がいて常に状況が変化しているのですから「確認」は必ず行いましょう。 |
惰力走行 |
1・ブレーキをかける前やブレーキをかけるのと同時にクラッチを切るなど惰力走行した場合。 2・ギアチェンジの前後に不要な惰力走行をした場合。 3・速度に関係なく下り坂で惰力走行した場合、AT車は下り坂をDレンジのまま走行した場合。 Check! 惰力走行とは・・・ クラッチを切ったり(四輪はクラッチペダルを踏むこと・二輪はクラッチレバーを握ること)、ギヤをニュート ラルにするなどしてエンジンの動力を断って走行してしまうことです。 1は、ある程度の速度が出ている状態で、停止時や減速時にエンジンブレーキを活用せずに先にクラッ チを切ってしまうことです。 路上ではある程度の速度が出ているので、突発的なこと以外はクラッチを先に切らずにエンジンブレー キを活用しましょう。 2は、所内の指示速度区間などで多く見られる行為です。 加減速チェンジの後に不要にクラッチを踏みっぱなしで走行するような場合。 3は、例えばMT車で所内の下り坂を半分も下っていないのにクラッチを切った場合などです。 緊張のあまりついウッカリやってしまう行為です。 |
制動操作不良 |
1・道路や交通状況からブレーキの必要性が予測できるのに、足をブレーキペダルに構えない場合。 2・交通の状況に余裕があるのに、ブレーキペダルを軽く2〜3回に踏み分けるなど断続操作しない場 合。 3・信号待ちなどで停止している時、ブレーキを踏んでいない場合又はハンドブレーキをかけない場合。 4・検定課題履行条件の路端停車で、シフトレバーはニュートラル(AT車はPレンジ)、ハンドブレーキを 引きブレーキペダルなどでブレーキをきかせていない場合。 5・二輪車で、ブレーキペダル側の足で車体を支えながら発進したり、または停止時にブレーキ側の足 で車体を支えた場合。 6・ブレーキのかけ方が強すぎて、ショックのある減速などになった場合。 7・停止状態を保たなければならない場合に、クリープ現象のためおおむね0.3m以上進んだとき。 Check! 1は、交通状況を読み取り危険に対する構えの運転ができているかということです。 例えば・・・ 脇道や施設の出入り口で車の存在があり、その車が出てくるかもしれないような状況のとき。 交差点を直進する時に対向右折車が交差点内で待機しており、その対向右折車が強引に曲がってく るかもしれないような状況のとき。 その他、危険が予測される状況なのに足をブレーキペダルに構えていないと該当します。 6は、ブレーキ操作が強すぎて減速時や停止時にガックンとなるような場合です。 とくに坂道発進の上り坂で停止する時に多い現象です。 坂道発進上り坂での停止のコツ MT車の場合 坂道発進上り坂の停止付近に近づいてきたらクラッチを踏むと、重力で車が自然に止まろうとします。 重力で車が自然に止まろうとしたらゆっくりブレーキを踏んでいくと、ガックンとならずに静かに停止で きます。 AT車の場合 坂道発進上り坂の停止付近に近づいてきたらアクセルペダルから足を離すと、重力で車が自然に止ま ろうとします。 重力で車が自然に止まろうとしたらゆっくりとブレーキを踏んでいくと、ガックンとならずに静かに停止で きます。 |
速度速すぎ |
1・道路や交通状況に応じた安全な速度で走行しない場合。 2・カーブで横加速やカーブ手前での制動時機が遅れブレーキをかけながらカーブに進入した場合、ま たはカーブに入ってからブレーキをかけた場合。 3・波状路コースで、明らかに速い速度で進行した場合。(自動二輪車のみ) Check! 2は、修了検定で多い現象です。 カーブ直前でブレーキをかけても充分な制動効果は現われませんから、必然的にブレーキをかけなが らの進入になってしまいます。 カーブ手前では、余裕を持ってブレーキをかけるようにして下さい。 1と2は、速度の程度により減点の判定が変わります。 3、波状路コースは5秒以上で通行しなければなりません。 |
切り返し |
切り返しをしないで通過しなければならないのに切り返しをした場合。 Check! 切り返しとは、そのままでは通行できなくなって後退(バック)や前進などをして通行できるように修正し 直す行為をいいます。 狭路コース(S字・L型の狭い道路)や方向変換・縦列駐車コースで多い現象です。 注意! 狭路コース(S字・L型の狭い道路)や方向変換・縦列駐車コースでは、1回目の切り返しは減点の対 象になりませんが2回目からの切り返しは減点の対象となり、4回の切り返しで中止となります。 路上検定では、おおむね同一場所での切り返し2回で中止となります。 |
停止位置不適 |
1・停止線の手前からおおむね2メートル以上離れて停止した場合。 2・検定の課題履行条件で発着点等に設置された停止目標物(ポールなど)から車体の先端が前に、 または後ろに0.3メートル以上離れた場合。 Check! なにげなく停止線に停止するのではなく、普段の教習から車体前方の感覚を意識して停止する練習を して下さい。 しかし、停止線ギリギリに停止するのが良いことなのではなく、停止線から0.5〜1mの余裕を持って 停止するのが適当でしょう。 2ですが、発着点では常にポールと車体先端を合わせて停止するよう意識して練習をしてください。 指導員も常にポールと車体先端が合っているか見ていますが、万が一練習で不安があれば発着点に 停止する度に指導員にポールと車体先端が合っているか尋ねて確認してください。 技能検定の時は質問は一切できませんから、不安を取り除くためにも教習の段階で指導員に質問し まくって活用してください。 指導員を横に座らせているだけでは勿体ない、活用しましょう。 |
ふらつき |
四輪車 1・ハンドルの操作不良のため車両が左右にS字状になったとき。 2・ハンドルの操作不良のため車両が右か左に半円状になったとき。 二輪車でバランスをくずした次の場合。 1・ふらつき 2・バランスをくずし立て直すため、足を接地したとき。 3・直線狭路台で走行中、ステップバーから足を離したとき。 Check! この行為は交差点右左折時やカーブなどで速度がはやすぎたり、ハンドルの戻し遅れやギヤチェンジ の時などに起きやすく、また変速チェンジの時にも起きている現象です。 所内の交差点は狭く角度も急なので充分に速度を落として交差点に進入して、目線は進行方向へ配 れるようにして下さい。 ふらつきの程度により減点の判定は変わりますが、路上検定での『ふらつき(大)』は中止となります。 二輪車のの注意 直線狭路台や連続進路転換コース・波状路コースを走行中に足を接地した場合『通過不能』で中止に なります。 また、曲線コースや屈折コースの入口から出口までの間で足を接地した場合、1回に限り『ふらつき』 は適用されません。 |
巻き込み防止 |
1・左折する際に交差点の直前に二輪車がある、または二輪車と並行した場合に二輪車を先に発進さ せない場合。 2・左折する際に左側に二輪車が入ってこないように、巻き込み防止のため道路の左側端に寄らない 場合。 Check! 1は、赤信号など交差点で停止中に検定車の斜め前や横に二輪車も並んで停止している場合で、青 信号などで発進するとき二輪車の発進を待たずに検定車が先に発進した場合のことです。 二輪車は、発進時ふらつきやすいため二輪車を先に発進させるように心がけて下さい。 ここでいう二輪車は軽車両も含みます。 2は、教習生の皆さんは頑張って左側端に寄ろうとしてくれますが、皆さん左の感覚は難しいようで充 分寄れなかったりしています。 道路の左側端から1メートル以上離れている時や二輪車が入ってきた場合は、これを適用されます。 運転席から見た場合、左タイヤの通る位置はボンネットの真ん中くらいに通るように見えるので、それ を目安に道路の左側端に寄れているか判断して下さい。 (運転教本の教習項目5参照) |
側方間隔不保持 |
対向車との行き違い、前車の追い抜き、駐停車車両、建造物その他の障害物の側方通過時に検定車 との側方間隔を保たない次の場合。 (ただし、やむを得ない状況で所定の間隔が保てない場合は除きます。) 1・移動物や可動物などと、おおむね1m以上の間隔を保たなかったり保とうとしないとき。 2・建造物や不動物などと、おおむね0.5m以上の間隔を保たなかったり保とうとしないとき。 3・停止している車に追いつき停止した場合に、前車とおおむね1.5m以上の距離を保たない保とう としないとき。 Check! 所定の間隔とは物や状況にもよりますが、おおむね0.5〜1.5mと思ってください。 不動物・・・0.5m以上 (人が明らかに乗っていない駐車車両や置いてある自転車・植木・電柱・看板など) 可動物・・・1m以上 (駐車車両に人が乗っているか乗っていないか明らかでなく動く可能性のある場合など) 移動物・・・1m〜1.5m以上 (歩いている人、走行中の車両すべて、その他動いているもの) |
| 1・縁石(路上では歩道など)に車輪が接触、又は車輪の接地面の一部が逸脱した場合。 2・所内検定で縁石に車輪を乗り上げ、又はコースから車輪が逸脱した場合。 2は、卒業検定の所内コースでおこなう検定(例えば方向変換・縦列駐車など)にも適用されます。 Check! 交差点の左折時や狭路コースなどで多い現象です。 普通自動車は四輪ありますから、進行方向に目を向けながら前輪だけを意識するのではなく後輪にも 意識して運転してあげてください。 注意! 脱輪の程度により減点の判定が変わってきますが、脱輪が著しく大きい場合は検定が中止になりま す。 また、路上検定や自動二輪の検定で脱輪した場合、すべて『脱輪(大)』となり中止となります。 『技能検定でよく中止になる運転行為・・・脱輪(大)』 参照。 |
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通行帯違反 |
1・通行区分が指定されていない車両通行帯のある道路で、一番右側の車両通行帯を通行し又は通 行しようとした場合。 2・通行区分が指定されている車両通行帯のある道路で、指定された通行区分によらないで通行し又 は通行しようとしない場合。 3・直線路やカーブで、車両通行帯から車体の一部がはみ出したまま通行した場合。 4・車両通行帯が三つ以上ある道路で一番左側の車線以外を走行している時に、その道路の最高速 度よりおおむね5km遅い速度で通行し他の自動車の通行を妨げることとなった場合。 Check! 1は、卒業検定で多い現象です。 車両通行帯のある道路で一番右側の通行帯を通行すると該当します。 ただし、直ぐに右折する場合や左側の通行帯に駐車車両などがある場合は、一番右側の車両通行帯 を通行することができます。 原則と例外があることを覚えておきましょう。 路上教習の時に、どの通行帯を通行しておけばよいのか指導員のアドバイスをしっかり受けて覚えて おくようにしておきましょう。 参考 通行区分が指定されていない車両通行帯のある道路での通行。 ・二つの車両通行帯のある道路 車は、同一の方向に二つの車両通行帯があるときは、左側の車両通行帯を通行しなければなりませ ん。 右側の車両通行帯は、追い越しや右折などのためにあけておきます。 ・三つ以上の車両通行帯のある道路 自動車は、同一の方向に三つ以上の車両通行帯があるときは、一番右側の車両通行帯は追い越し や右折のためにあけておき、それ以外の車両通行帯を通行します。 この場合、速度の遅い車が一番左側の車両通行帯を、速度が速くなるにつれて右側の車両通行帯 を通行することになります。 |
進路変更違反 |
狭路変更 狭路コース(縦列駐車コースは除く。)へ左折で進入する次の場合。 1・左に進路を全く変えないとき。 2・左に進路を変えたが、道路の左側端から1メートル以上離れているとき。 3・進路を変え終わったのが狭路コース入口から30m未満のとき。 4・狭路コース入口の直前で右にハンドルをきったとき。 交差点変更(左折) 交差点で左折する次の場合。 1・左に進路を全く変えないとき。 2・左に進路を変え終わったのが交差点から30m未満のとき。 3・交差点の直前で右へハンドルをきったとき。 交差点変更(右折) 交差点で右折する次の場合。 1・右に進路を全く変えないとき。 2・右に進路を変え終わったのが交差点から30m未満のとき。 3・右に進路を変えたが道路の中央からおおむね0.5m以上離れているとき。 右折または検定課題条件の交差点等で転回をする時、進行方向と逆にハンドルを操作した場合また はしようとした場合。 Check! 右左折時は交差点から30m手前までには寄せておかなければなりませんが、30m手前になってか らようやく寄せ始める方がおられますが、寄せ遅れになってしまいます。 交差点付近の道路環境にもよりますが、交差点から30m手前にきてからではなく、交差点から30m 手前までに寄せ終わって下さい。 また、交差点左折時の右にハンドルを切ってしまう行為(右振り)が比較的に多いです。 左の後輪が気になるのでしょう。 左折のタイミングは減速して車両が交差点に差し掛かったころ、ハンドルを切り始め車両の動きと進行 方向を見ながら廻してください。 最初は大廻りになってしまうかもしれませんが、タイミングと車両の動きがつかめてくると思いますよ。 ふくまるのボヤキ 一般ドライバーの方は、お心あたりはないでしょうか? 路上教習中・検定中・普段運転中によく見かけますよ。 この行為は一般ドライバーの方のほうが多いかもしれませんね。(^_^;) |
進路変更禁止 |
1・みだりに進路を変える場合 2・進路変更禁止の場所で、道路標示を越えて進路を変えたり変えようとした場合。 (法令の除外規定に該当する場合は除く、例えば緊急車両や障害物等がある場合) Check! 1は、道路の左側端に障害物(駐車車両等)が点在している場合(あまり間隔を空けずに数台の駐車 車両がある場合などのこと)に、その障害物を避ける度に進路を右に左にと変えて円滑な走行の妨げ となっている場合です。 周りの車両の迷惑にならない場合は、一度の進路変更で点在している数台の駐車車両を全て同時に 避けていけるようにしましょう。 不必要に何度も進路変更すると、かえって迷惑になる場合もあります。 2は、車両通行帯等がある道路で黄色の通行帯が標示されている場所で進路変更した場合です。 交差点手前30メートル付近はこの黄色の通行帯がよく標示されています。 卒業検定の特別課題(自主経路)でコースを間違えそうになった時に多い行為です。 右左折する予定の交差点付近の建物や目標物をよく覚えておくようにしましょう。 |
右左折方法 |
1・左折で、交差点の道路左側端から左後車輪(二輪車も後輪)がおおむね1メートル以上離れて通行 したとき。 (ただし、交差点の形状等による) 2・右折で、交差点の中心(標示がある場合はその標示)の内側から、左前車輪(二輪車は前輪)がお おむね2メートル以上離れて通行した場合。 3・右折で、交差点の中心(標示がある場合はその標示)の外側を右前車輪(二輪車は後輪)が通行し た場合。 Check! 路上の卒業検定では道路状況や道路形状等があり少ない行為ですが、所内の修了検定では道路形 状がはっきりしているので判定されることが多いです。 1の左大回りは、とくに多い減点行為になります。 |
安全進行違反 |
1・交差点に入る前や交差点内を通行する場合に、交差点の状況に応じた安全な速度と方法で進行 しないとき。(優先道路や明らかに幅員の広い道路を進行しているときは除く。) 2・黄信号になる前に交差点を通過する際、交差点の手前から加速したとき。 Check! 2の行為がよく行なわれます。 歩行者用信号が点滅などすると、信号が黄色に変わる前に早く通過したいという気持ちが働くのでしょ う。 でも、黄信号に変わるかもという予測ができているのに加速するということは、黄信号になっても停止 する気持ちがないと判定されてしまいます。 信号が黄色に変わりそうになっていたら、焦らずアクセルをゆるめて進行するようにして下さい。 |
徐行違反 |
次の場合・場所で、徐行しなかったり徐行しようとしない場合。 1・安全地帯に停車中の路面電車の左側を通過するとき。 2・路面電車から1.5m以上の間隔が空いていて、乗降者がいない停車中の路面電車の左側を通 過するとき。 3・右折や左折するとき。 4・信号機など交通整理が行われていない優先道路に入ろうとするとき。 5・信号機など交通整理が行われていない幅員が明らかに広い道路に入ろうとするとき。 (検定車が優先道路を通行しているときは除く。) 6・道路標識等で徐行が指定されている場所を通行するとき。 7・左右の見通しがきかない交差点に入ろうとするとき、交差点内で左右の見通しがきかない部分を 通行しようとするとき。 (信号機など交通整理の行われているときや検定車が優先道路を通行しているときは除く。) 8・道路の曲がり角付近を通行するとき。 9・上り坂の頂上付近を通行するとき。 10・こう配の急な下り坂を通行するとき。 Check! この項目は3が多い行為です。 50km道路などから右左折する場合や右左折で狭い道路に入る場合など、とくに左折時に一般車両 の速度につられて充分減速しきれていないことが多い現象です。 ほとんどの一般車両は、道路の左側端に沿って左折などしてくれませんから左折時の速度は速いの で、ベテランの一般車両と同じような運転をしようとせず、周囲に気を配りながら交差点の状況に応じて できる限り安全な速度と方法で左折するようにしましょう。 |
進行方向別 |
交差点で進行する方向に通行の区分が指定されている場合に、その指定区分に従って通行しようと しない場合。 Check! 交差点で直進レーン・右折レーン・左折レーンなど通行区分が指定されているのに、直進レーンから右 折または左折してしまったり、右折レーンから直進してしまった場合など通行区分に従って通行しない ときに適用されます。 通行区分の車線を間違えてしまった場合は、そのまま通行区分に従って通行するようにして下さい。 この行為は減点項目ですが、通行区分に従わずに通行して周囲の交通に実害が及びそうな場合は中 止になることがあります。 『進行方向別通行区分』 標識 |
泥はね運転 |
ぬかるみ、水たまりを通行する場合に、泥土や汚水などを飛散させ他人に迷惑を及ぼすこととなると き。 Check! 歩行者や自転車だけでなく沿道の家屋・商品等に飛散させることも含まれます。 雨の路上教習の経験が無い人に多い行為です。 雨水は道路の端に流れるようになっており、雨の日の運転はあまり左寄り走行をしないように気をつけ ましょう。 状況により水溜まりを避けて通行できない場合は、泥はねが最小限になるよう十分減速して走行して ください。 |
横断者保護違反 |
1・横断歩道を通過する時に、横断歩道を横断し又は横断しようとしている歩行者や自転車がいないこ とが明らかでないにもかかわらず、その横断歩道に近づいた場合に、横断歩道等の直前(停止線 がある場合はその停止線の直前)で停止できるような速度で進行せず又は進行しようとしないと き。 2・横断歩道等とその手前30メートル以内で、前方を進行している他の車両等(軽車両除く)を追い抜 いた場合。 (ただし、信号機の表示等で歩行者・自転車の横断が禁止されている場合は除く) 3・歩行者いる安全地帯の側方を通過する場合、徐行しない又は徐行しようとしないとき。 Check! ここでは、1の行為がほとんどです。 とくに信号機のない横断歩道を通過する時、対向車線が渋滞中で横断する歩行者や自転車がいるか いないか明らかでないのに、自分の走行車線が流れているためその流れに合わせてしまって、横断歩 道付近でいつでも停止できる速度で通行することを忘れてしまうようです。 また、横断歩道がなくても対向車線が渋滞していれば、渋滞中の車の間から飛び出し等の危険が予 測されますから、その場合は速度を控えめにしましょう。 自分の走行車線だけでなく、対向車線など道路全体を見て運転しましょう。 |
駐車措置違反 |
発着点で、次の措置をしないで下車した場合 1・ハンド(駐車)ブレーキをかけないとき。(縦列駐車完了時は除く) 2・エンジンをとめないとき。 3・ギアをリバース又はロー(AT車はPレンジ)にいれないとき。 Check! 技能検定の走行が終わって最後の措置ですが、ここで安心してしまって減点されて減点超過になる場 合があります。 運転の締めくくりですから、駐車措置と合わせて降車確認も忘れないようにしましょう。 |
車間距離不保持 |
他の車両等の直後を進行する場合に、前の車両等が急に停止した場合でも追突するのを避けられる ように、前の車両等と安全な距離を保たないとき。 Check! 走行中の安全な車間距離とは、走行速度からおおむね15メートル減じた数字をメートルに読み替えた 距離です。 例えば、乾いた舗装路面での一般的な走行中の車間距離 60kmなら60−15=45メートル以上 50kmなら50−15=35メートル以上 40kmなら40−15=25メートル以上 (路面の状況や前方を走行している車両等の大きさにより走行中の車間距離は変わります。) 普通乗用車1台の長さが約5メートルなので、それを目安に安全な距離をとって走行してください。 |
駐停車方法違反 |
1・発着点で駐停車する場合または路端へ駐停車する場合に、道路の左側端から車体がおおむね0. 3メートル以上離れているとき。 2・幅員がおおむね0.75メートル以上の路側帯(駐停車禁止路側帯や歩行者用路側帯は除く)のあ る道路で、駐停車する際に法令の規定以外の方法で駐停車し又は駐停車使用としたとき。 Check! 停車する場合は、『できる限り道路の左側端に沿って』となっていますから、歩行者等がいるなどの理 由がある場合は可能な範囲で左側端に寄ればかまいません。 しかし駐車の場合は、『道路の左側端に沿って』となっていますから左側端と検定車との間に0.3メー トル以上空けたり、斜めにとめると1に該当することになります。 ただ、速度を落とさずに歩道等に寄せていくと歩道等にタイヤを乗り上げたり、ぶつけたりしますから必 ず減速して寄せていく習慣をつけてください。 |
速度超過 |
1・道路標識などで最高速度が指定されている道路の場合は、その標識で指定されている速度を超え た場合。(規制速度のことで標識・標示などで例えば40kmと表示されている速度) 2・その他の道路では政令に定める最高速度を超えた場合。 (法定速度のことで原動機付自転車以外60kmです) 3・所内検定で速度指定区間の指示速度を超えた場合。 Check! 路上検定で多い現象です。 周りの一般の車両の速度につられたり後続車がついてきていると、この速度超過をしてしまうようで す。 じぃ〜と速度計を見るのも危険ですが、マメに速度計を見てあげてください。 速度超過防止になりますよ。 教習生の皆さん 仮免許練習中や検定中の標示板を掲げて走行しているのです。 法に従って走行しているのですから煽られても気にせずに運転しましょう。 一般ドライバーの方へ 教習生は路上運転で緊張しています。あまり後ろから煽ったりしないでくださいね。 一般ドライバーの方も、最初は仮免許で練習していた教習生の頃があったのですからお願いします。 |
その他にも減点になる運転行為はありますが、これらの運転行為が技能検定中によく起きる現象です。 |
『技能検定でよく減点されている運転行為』
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