
2日目
今朝も快晴である。小屋を出発して鳥海山の最高峰である新山(標高2236m)山頂を目指す。小屋からガレ場を10分ほど登ると到着。
新山は鳥海山の中では最も新しい噴火によってできた峰(200年前)らしいが、たしかに新しい火山らしく岩峰である。
次に向かい側の七高山に登る。いったん新山をおりて雪渓を横断して急な斜面(というより崖みたいだった)を登ると七高山山頂(標高2229m)に到着。こちらは東側の展望が良い。
晴れていたので遠くの奥羽山脈まで見えているはずだが、東北の山の経験が少ない筆者には栗駒山や焼石岳が見えているのかどうかよく分からなかった。
さて山頂をあとにして舎利坂と呼ばれる斜面を下る。ザラザラしたジャリ状の斜面をジグザグに道がついている。いたるところに高山植物が咲いているので踏まないように歩いた。
氷の薬師付近で休憩する。きれいな清流が流れていた。
氷の薬師あたりでは灌木のなかを歩いている感じであったが、やがて大きな広々とした雪渓にでた。大雪路である。かなり広い雪渓で目が覚めた。まるでゲレンデのようである。
この道は最高に気持ちよかった。真っ青な空と真っ白な雪原、それに山の緑があいまってとてもきれいであった。鳥海山は豪雪で知られているが、真夏でもここまで大規模な雪原が残るとは驚きである。この日の秋田県は観測史上最高気温を記録したくらい暑い日だったのだが、この大雪路はクールで心地良かった。
感動の大雪路のあと、灌木の茂る道を歩いたが、その後もところどころに雪田が残っていた。
最後に竜が原湿原にたどり着くのだが、その直前にも雪渓の上を歩いた。
湿原を歩き終えると、祓川小屋に到着。ここで登山終了。
祓川には車道が来ている。小屋の電話を借りてタクシーを呼んだ。タクシーで矢島駅に行き、駅前の食堂でそばを食べてから、列車とバスを乗り継いで金浦温泉に行った。はまなす荘という公共の宿に泊ったがこれまた高温の湯が大量に出ている良い温泉であった。東北の旅はすばらしい。
翌日、特急を乗り継いで帰京した。