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● 『ちょっとサイエンス』 2002/9/19
No.92
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● 発行者 Fujiken 不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。
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■今日のテーマ 「DNA」
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DNA(デオキシリボ核酸)の1本の鎖は、糖とリン酸が交互につながった骨格
から、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)、アデニン(A)の
4種類の塩基が突き出ています。
2本の鎖の塩基どうしが対をなし、はしご状のらせん構造をつくっています。
塩基は必ずGとC、AとTが対をなしています。
DNAの複製時には2本の鎖がほどかれ、それぞれの鎖が鋳型となって、もう
一方と同じ塩基配列の鎖が合成されます。
ヒトでは遺伝子は全DNAの5%にすぎないのです。
(ニュートン創刊15周年記念特別付録「絵で見る科学のキーワード」参照)
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■ちょっとコメント■
私が大学1回生の教養課程の生物で、DNAについて初めて勉強しました。
今から26年ほど前の話です。
遺伝物質が核の中のDNAかRNAか、またはタンパク質かの論議があって、
そしてDNAであろうという結論が出された後、アメリカのワトソンとクリック
がDNAの2重らせん構造を発表した有名な写真を今でも思い出されます。
メセンジャーRNA(m−RNA)など、いろいろな勉強したのですが、
今はほとんど忘れてしまっています。
ニュートンに載っている記事を見てると、あれからさらに深く研究されている
ようですね。
いまは「ヒトゲノム」の時代です。
ヒトの遺伝子をすべて知ろうとしているのです。
なんて科学は進歩が速いのでしょう・・・。
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