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● 『ちょっとサイエンス』 2001/8/17
No.42
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● 発行者 Fujiken 毎週金曜日発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。
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■今日のテーマ 「日射病、熱射病、熱中症」
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日射病とは長い間直射日光を体に受けた結果、体温が急に上がり、頭痛、めま
い、だるさの症状から始まり、発汗停止、昏睡(こんすい)、痙攣(けいれん)
などを起こし、生命の危険を伴うこともある病気です。
日射病はご存知の方が多いでしょうが、熱射病は耳慣れない方がいるかもしれ
ません。
太陽の直射日光が原因となるものが日射病、高温多湿による熱現象、例えば、
溶鉱炉、ボイラーなどの人工熱が原因で起きるものを熱射病と一応区別して
います。
両者の症状や処置はほぼ同じです。
医学的にはこの二つをひっくるめて「熱中症」といっています。
<処置のしかた>
*患者を早く涼しい場所を移し、上半身は裸にします。
*ぬれタオル・氷のうで頭を冷やします。
*意識があれば冷たい物を与えます。
*意識を失っている場合は、頭、上半身に冷水をかけたり、声をかけたりして
回復させます。
*重病の患者はすぐに医師の手当を乞うことです。
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■ちょっとコメント■
日射病、熱射病、熱中症の違いが分かってもらえましたか?
この夏の暑いカンカン照りの中、何時間も運動していたら日射病にかかる人が
出ても不思議ではありませんね。
処置のしかたを覚えておくと役に立つかもしれません。
予防には、帽子をかぶったり、スポーツドリンクを飲むことだそうです。
この暑い夏を乗り切りましょう!
さて次回は、No.「カール・フォン・リンネ」をお届けします。
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