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●   『ちょっとサイエンス』  2007/8/10   No.271  
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●    発行者 Fujiken        不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。

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■今日のテーマ  「今年もアサガオの花が咲きました!」
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昨年からアサガオを家のベランダで育てはじめ今年もアサガオを育てました。

種子は昨年とれた種子です。

4月に種まきをして、まずは芽生え、大きな双葉です。

そして本葉が出てきます。双葉とは形が違うんですよね。

昨年育てた経験から、茎(つる)は上から見て反時計回りに巻くので、棒にから

めるのに楽でした。(と言ってもなかなか思い通りには巻いてくれません)

そして1m位の棒はあっという間に使い切り、そのあとどうしようかと思いな

がら結局のばなし状態でした。もし棒に巻き付けていたら2mあっても足りな

いだろうと思います。

そして6月28日に最初の花が咲きました。

それからはほとんど毎日今日まで咲いています。最高9こ咲きました。

ここまでだったら去年のレポートとかわりないので、今年はいろいろなことに

注意をして観てみました。

一つはつぼみの大きさで花が咲く日が分かるようになりました。

これは今日中に大きくなって明日咲くとか、これは明後日だとかわかります。

もう一つは開花時刻が日の出前に咲き始めるということです。

私は早寝早起きなので、5時前に目が覚めることが多いのですが、まだ暗い頃

から膨らみはじめて、日の出の頃には全開しています。

それから花がしぼむのも早いです。

日差しがきつい日などは、朝10時頃にはしぼんでいます。曇りや雨の時は、

昼過ぎまで開いていることがあります。

次に、ちょうど双子のようにつぼみが2つ並んでいるものも数多くありました

が、結局時期をずらして2つ共花が咲きました。

次に、朝夕、水をやった時は葉が元気だったのが、真夏になると午前中でも、

水分不足の為か、葉が元気がなくなってしおれてしまいます。

次に、普通なら一つの節から葉と花のつぼみがペアで出てくるのですが、

一本の茎は、葉は生えてもつぼみが成長しませんでした。

自家受粉の為に劣性遺伝したのかなと思っていたら、他のものが花が咲き終わ

る頃、やっと成長してきて葉とつぼみが出てきて花が咲きました。

成長とはどれも同じではなく遅咲きのものもあるのだなと改めて思いました。

次に開花しているアサガオの中をのぞいて見てみると、めしべ1本、おしべ

5本のはずなのですが、よくわからず、花をとって分解してみるとなるほど

合計6本ありました。

最後に果実を分解してみると、三つの部屋に分かれていて、一つの部屋に

種子が2個、合計6個入っていることが分かりました。

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■ちょっとコメント■

花はしぼむと花びらは内側にまるまって筒のようになっていきます。

ある花を観てたら、隣の葉の先のとがった所を巻き込んでしぼんでいった為、

花と葉が離れなくなり、花びらがはずれても雌しべの花柱とつながっておもし

ろい光景が出来上がりました。

思わずカメラでパチリ!

「アサガオのかけ橋」と命名しましたがどうでしょうか?

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