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●  『ちょっとサイエンス』  2006/6/10   No.242  
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●   発行者 Fujiken       不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。

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■今日のテーマ 「ニュートンのコマ−和歌山市立こども科学館その2−
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和歌山市立こども科学館の館内の展示場にニュートンのコマとベンハムのコマ

がありました。どちらも直径50センチ位の円盤が壁に立てて埋め込まれていて

スイッチで30秒くらい回って止まるというものでした。

まずニュートンのコマは、赤・オレンジ・黄・黄緑・緑・青・紫の七色を使って

円盤を細かく色分けしてありました。

さて、これを回すと何色になるのでしょうか? 

そうです! 真っ白になるのです。

七色が反射され一つになると真っ白になる。日光は七色に分解されるということ

ですよね。

そして、ベンハムのコマ。これは有名なコマなので知っている方が多いと思い

ますが、このメールでは図が書けないので、表現してみると、半円が真っ黒で、

残りの半円に4種類の長さの違う黒い孤が二本ずつ書いてあるものです。

このベンハムのコマを回すとどうなるのでしょうか?

なかなか難しいですが、色が見えるのです。

果たしてうまくいくかどうかやってみませんか?!

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■ちょっとコメント■

ベンハムのコマは前の中学校の理科クラブで作ったことがありますが、なか

なかうまくいきませんでした。簡単そうで難しいです。

どこかのホームページから台紙をもらってやってみるといいのでは?

ニュートンのコマは私は初めて見ました。

ええっ! これがニュートンのコマかと真っ白になっている所をデジカメで

「かしゃっ!」と撮ってみたのですが、写真には七色のコマが写っていました。

そうなんだ! デジカメは静止した状態が写るんだ!と改めて気づいた

私(Fujiken)でした。

ニュートンのコマ・ベンハムのコマの写真は

こちら→ http://fujiken2.hp.infoseek.co.jp/

追伸:光の三原色で有名なRGB(Red/Green/Blue)。絵の具の三原色は赤・黄・青

なのに、光は赤・緑・青なのか?

さらにクオーク理論さかんな30年前、カラーチャージ(色荷)という量子数が

考えられたのは赤・緑・青だった。その30年前アメリカのScienceの誌上で

赤・黄・青でモデルが表現されていたのは何故?

ずーっと疑問に思っているFujikenです。

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