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● 『ちょっとサイエンス』 2004/7/27
No.192
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● 発行者 Fujiken 不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。
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■今日のテーマ 「セミが鳴いている、うん?クマゼミが多い?!」
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7月下旬にもなると、朝早くからセミが鳴いています。
朝のまどろみの中で、セミの声で起こされ、うるさく感じることもありますね。
もっとも一般的なセミが「アブラゼミ」、ジージーとうるさく鳴くので夏を
一層暑く感じさせるセミでもあります。
幼虫は約6年間地中で暮らし、成虫なって鳴いているのは1週間というのです
から、はかない一生のような気がします。
次に多いのが「クマゼミ」と「ミンミンゼミ」。
「クマゼミ」は「シャーシャー」と鳴き、「ミンミンゼミ」は「ミーンミーン」
と鳴き、アブラゼミの羽根が茶色であるのに対して、どちらも羽根が透き通り
クマゼミは頭が大きく、ミンミンゼミはクマゼミより頭が小さく緑っぽいので
区別が付きます。
それが、最近、クマゼミの割合が急に多くなってきています。
一昔前といえば十数年以上前ですが、セミといえば「アブラゼミ」でした。
それが、今の子どもはセミといえば「クマゼミ」と思っているのではないで
しょうか?
そして、9月に入り、「ツクツクホウシ」「ホウシツクツク」と鳴く、
「ツツクボウシ」の声が聞こえ出すと夏も終わり、秋の気配を感じさせて
くれます。
(「標準原色図鑑全集2昆虫」保育社 参照)
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■ちょっとコメント■
先日も、道で弱りきったセミがいましたが、アブラゼミではなくクマゼミ
でした。
昔、幼い頃、網を片手にセミ採りによく出かけたものです。
9割以上がアブラゼミでした。羽根が好き透ったセミを見かけたら手に力が
入り、絶対採るぞと思ったものでした。それだけ、クマゼミやミンミンゼミが
少なく貴重な存在でした。
でも、今は5割以上がクマゼミではないでしょうか?
なぜ、こんなにクマゼミが増えたのか私はわかりません。
何か情報をお持ちの方メールお待ちしています。
他にも、少しからだが小さく「チー」とか「ジー」とか鳴く「ニイニイゼミ」
もめずらしいですね。
芭蕉の句「閑かさや岩にしみいる蝉の声」のセミはニイニイゼミだという説
があるそうです。
お子さんをお持ちの方、セミには気の毒ですが、是非この夏、セミ採りに
連れて上げて行って上げて下さいね。「セミの割合」なんていう自由研究も
いいかもしれませんよ。
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