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● 『ちょっとサイエンス』 2004/5/18
No.182
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● 発行者 Fujiken 不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。
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■今日のテーマ 「兵庫県の玄武洞」
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兵庫県北部城崎の手前に「玄武洞」があります。
ここに見られる玄武岩の柱状節理の景観はみごとなもので、古くから有名で、
文化4年(1807年)儒学者、柴野禄山によって「玄武洞」と名付けられ
玄武岩という岩石の名の元になりました。
玄武洞の柱状節理はところてんを押し出したかのような景観です。
玄武洞のマグマは1200度位の柔らかいマグマであったと考えられ、
柱状節理はマグマの冷却が急速ではなく、徐々に行われ、六角柱のような形
になった考えられています。
玄武洞が出来た160万年前は磁性鉱物の研究から現在の地磁気と逆である
ことが発見され、大陸移動の発見の仕組みへつながっていきました。
昭和6年(1931年)玄武洞は国の天然記念物に指定され、昭和38年
には周辺一帯が山陰海岸国立公園に指定されて、整備が進められています。
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■ちょっとコメント■
玄武洞は今回で2回目の訪問なります。
1回目は15年ほど前だったので、記憶が薄らいでいましたが、今回は
柱状節理の説明も少し勉強して帰ってきました。
5月のゴールデンウィークの夫婦旅の一節です。
「よー夫婦で旅行いくな〜!」と思われるかも知れませんが、
その通り、最近は夫婦旅が楽しみです。
玄武洞へ行く途中で出石によって「出石の皿そば」を食べました。
そば湯でめんつゆまでいただいて満足でした。
それにしても、玄武洞が玄武岩の由来になっていた事は初めて知り、
自分で驚いています。
玄武洞の写真はこちら→ http://fujiken2.hp.infoseek.co.jp
または http://www5a.biglobe.ne.jp/~fujiken1/
<お詫び>
前回の草津夢風車の写真がHPで出てきませんでした。
こちらの設定ミスでした。
アクセスしてくれた方にお詫びいたします。
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■「読者のメール」より■
●「プレーリー」さんより 省エネ発電について
再生可能なエネルギーシステムとは、水素電池をメインにして太陽光発電
や風力発電などが組み合わされたシステムとなるのではないか、と考えてい
ます。
太陽光や風力による余剰電力で電気分解により水素を作り出し、それを蓄積
するのです。
電気エネルギーは蓄積できませんでしたが、水素に変換することにより蓄積
が可能となりますよね。
屋久島では太陽光ではありませんが、ダム利用の水力発電にて得られた電力
で水素を作るプラントが計画されているとか新聞に載っていましたね。
大量の水素の貯蔵には危険性が論じられますが、水素化合物などの固体化
技術の進展によりこの問題はクリアされるものと思います。この点は水素
エンジン搭載車や燃料電池車などの実現には必須の技術ですから、
2、3年くらいで実用化されると思います。
→Fujikenより
水素を蓄積して「燃料電池」として使うのですね。
夢のような発電シシテムに徐々に移行しているのを感じます。
プレーリーさん、ありがとうございました。
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マガジン名 「さよなら命−くつのひもが結べない−」
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内容 著者の高校時代を中心とした自伝的小説です。受験に悩み、いろいろ
な恋をし、そして最後は・・・。爽やかさもあり、考えさせられる所
もある一つの青春小説です。
(補足)17章から20章まで書き直し、なぜMが死んでしまうのか、
その理由がより明確に表現されました。
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