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●   『ちょっとサイエンス』  2004/3/16   No.173  
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●    発行者 Fujiken       不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。

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■今日のテーマ  「ライト兄弟から100年」
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人間は、鳥のように大空を自由に飛びたいという夢を持っていました。

15世紀にレオナルド・ダ・ビンチは、鳥が空を飛ぶメカニズムを解明し、
パラシュート、飛行機、ヘリコプターのスケッチを残しています。

1783年には、フランスのモンゴルフィエ兄弟が発明した気球が、大空へ
飛び立っています。

そして、今から100年前の1903年12月17日、アメリカのノースカロ
ライナ州キティーホークという町でライト兄弟の弟オービルが操縦するフライ
ヤー号が12秒間、36mの距離を飛行して、動力飛行に初めて成功しました。

その後、人類は、大空だけでなく宇宙へも挑戦を行いました。

ライト兄弟の初成功から約30年後には、ドイツ(後にアメリカへ)のフォン・
ブラウンを中心にロケット開発が始まり、宇宙への挑戦のスタートが切られま
した。

そして、1961年4月12日にロシア(当時ソ連)のガガーリンが人類史上
初の宇宙飛行をしました。「地球は青かった」という言葉は有名です。

1969年7月には、アメリカのアポロ宇宙船が月へ人間を送り込みました。

現在は、地上400km上空に国際宇宙ステーションを中心に国際協力のもと
に、月世界の恒久基地や火星探査などが計画されています。

(明石天文科学館発行「めりじゃんめいと」参照)

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■ちょっとコメント■

ライト兄弟から100年の間にこんなに進歩するなんてすごいと思います。

いやコンピュータの方がすごい!と言われる方もおられるのでは・・・。

ライト兄弟についても、フォン・ブラウンについても1つのテーマとして

取り上げても良い位なので、またいつか取り上げようと思います。

レオナルド・ダ・ビンチについてはNo.129で取り上げていますので、

ホームページのバックナンバーを参考にして下さい。

バックナンバーはこちら→ http://www5a.biglobe.ne.jp/~fujiken1/

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■読者のメールより■

●「てくのぽけっと」さんより

”ベップシ”の覚え方ですが、この項を眼にした時、
少し寂しい気がいたしました。

私はもう今年53歳になりますが、中学生のころより
天文に興味を持ち、反射鏡やマウントも自作した
ことがあります。

今は愛知県に在住していますが、30歳過ぎまで
いた大阪にいました。大阪ではほとんど暗い星が見えない
のですが、星図片手に星座や星の名前を楽しく覚えた
経験があり、今でもその時に覚えたことは
忘れることがありません。

知識として覚えたことではなく、興味のままに
実体を伴って得ことは脳の深いところに記憶
されるようです。

受験のための勉強、競争のための勉強に
”天文”も対象になっています。

私の子供も下の子が小学4年生です。ちょうど
つい1週間ほど前に、「星座の動き」で、
星座名、日周運動について、理科のテスト
がありました。

オリオン座は”正解”でしたが、日周運動の方向に
ついてはバツでした。

実物の星空を見、方位について同時に覚えて
いたなら、オリオン座や日周運動はテストの対象
にもならないほど、”実感”として身につくはずです。

学校にもよりますが、プラネタリムに行き、
時間を早めた擬似体験で天文の動きを勉強し、
さらに実際の星空を観測すれば
簡単に正解がわかるはずです。
うちの子が通う学校ではプラネタリウム授業はやっておりません。
機会があれば先生に進言しようかと考えております。

若干横道にずれましたが、「ベップシ」として
覚えるよりも、星図、または星座早見
等を使い、実体とともに勉強すれば
覚えようとしなくても覚えてしまいます。

ただ知識として勉強する方法として
”ベップシ”を使うのは寂しいと言うことです。

→Fujikenより

プラネタリウムや星座早見盤の利用は良いことだと思います。

私の暗記方法にはいくつか意見があります。
ひとつは、そんなこじつけないでいいのではないか。
余計に覚えにくくなる、という意見とおもしろいという
意見です。
てくのぽっとさんのいわんとすることは分かるのですが、
私は非常に暗記力に欠けています。それで小さい頃から
何かにこじつけて覚える習慣がついたのです。
「べっぷし」もその一つです。
恥ずかしい話しですが、私は今でもそう言いながら思い出しています。

私の暗記方法に同感してくれる方はアンケートをとったことはありませんが
半分くらいではないでしょうか?
後の半分の方は星座早見盤を見た経験からすぐに覚えることが出来る
僕から言うと優秀な方なのだと思っています。

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(補足)17章から20章まで書き直し、なぜMが死んでしまうのか、
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