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●   『ちょっとサイエンス』  2004/3/9   No.172  
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●    発行者 Fujiken       不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。

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■今日のテーマ  「東経135度と明石天文科学館」
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東経135度にある明石天文科学館が日本の標準時になっているのはご存知の
通りだと思います。

つまり、明石天文科学館で太陽が南中した時刻を12時(正午)と決めている
のです。

では、東経135度をどうやって決めたのでしょう。

測量の方法には、1,天文観測によるもの 2,測地(地図)によるもの
3,GPS(人工衛星による測量システム)によるものと3つあります。

明治43年(1903年)の京都大学のメンバーによる、天文観測によって、
東経135度が決められたそうです。

その後、GPSの登場・発達によって120mずれているのではという指摘が
されましたが、現在もなお、天文観測による東経135度であるという立場を
つらぬいているそうです。

また、世界標準時はイギリスのグリニッジ天文台ですが、これを決めるときに
も、フランスのパリと競っていたそうです。

1884年、ワシントン国際会議で、正式にイギリスに軍配が上がったそうで
す。

しかし、プライドの高いフランス人。イギリスとちょうど1時間の時差がある
フランスなので、日本の明石と1時間ずれている豊橋と「時の町」として、
友好を結んだそうです。

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■ちょっとコメント■

明石天文科学館の付近には東経135度を示す石碑などがたくさんあります。

道路石碑、人丸前駅の構内の壁、プラットホームなどいっぱいあります。

写真がこのメルマガでは載せられないので残念ですが、興味のある方は下記の

HPへ来て下さい。

興味のある方はこちら→ http://fujiken2.hp.infoseek.co.jp

震災で一部損壊そた明石天文科学館も綺麗になってまた活躍しています。

幸いに一番上の天文観測所(天体望遠鏡)は無事だったそうです。

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■読者のメールより■

●「kayo」さんより 前号の「冬の星座と双眼鏡」について

20倍の双眼鏡でも、月の表面が見られるのですね。
いいことを聞きました。
「べっぷし」という覚え方。私もこういった方法で
歴史の年代を、テストの直前に覚えて、
それが今でも覚えてます。
なんだか人には恥ずかしくて言えないようで、
けっこうこれが覚えられるんですよね。

これからも楽しみにしています。

→Fujikenより

ベテルギウスとプロキオンとシリウスで「ベップシ」
ちょっと好評いただきうれしいです。

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マガジン名 「さよなら命−くつのひもが結べない−」
      (まぐまぐプレミアムから配信)

マガジンID P0001166

内容  著者の高校時代を中心とした自伝的小説です。受験に悩み、いろいろ
    な恋をし、そして最後は・・・。爽やかさもあり、考えさせられる所
    もある一つの青春小説です。

(補足)17章から20章まで書き直し、なぜMが死んでしまうのか、
    その理由がより明確に表現されました。

発行周期 毎週金曜日(12月5日から第1章配信)

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