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● 『ちょっとサイエンス』 2004/2/24
No.170
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● 発行者 Fujiken 不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど!と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。
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■今日のテーマ 「西はりま天文台公園に2m反射望遠鏡」
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西はりま天文台公園に、直径2mの反射望遠鏡を備えた新しい天文台が2004年
11月に誕生します。
鏡の直径が2mの望遠鏡は、日本国内にある望遠鏡としては最大であるばかり
でなく、接眼レンズから目で覗くことの出来る公開望遠鏡としては「世界最大」
を誇ります。
遠くにある天体の存在を目で確かめ、宇宙の姿を実感できる最先端の体験施設
へと成長するのです。
新天文台は3階建てで、スタディールーム(研修室)と研究室(2,3人が
宿泊しながら観測できる部屋)と観測室などに分かれています。
まだ、望遠鏡自体が設置されていない状態でしたが、新天文台の中を黒田
公園長様に案内して頂きました。
2m反射望遠鏡を支える外枠の写真は
こちら→ http://fujiken2.hp.infoseek.co.jp
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■ちょっとコメント■
私は10年程前、大阪府の理科の半年研修に出向したときに、その時のメンバ
ーと西はりま天文台に来ていて、その当時の望遠鏡で初めて土星が見えたので
感激したのを覚えています。
今回の地学研修ではあいにくの曇り空で夜の星の観測会はなくなりましたが、
デジカメが大変優秀で使いやすいという指摘を受け、前回下弦の月の写真を
載せたしだいです。
西はりま天文台公園は家族から20名ほどの宿泊施設があるのが特徴で、素人
が泊まりがけで観測できる天文台公園であるのです。
それが、2004年11月からは接眼レンズから覗くことのできる世界最大の天文台
に変わろうとしています。オリオン座星雲なんか見えたらいいな、なんて思っ
ています。
子供が大きくなってしまってから、子どもが小さい時に一度連れてきてやった
らよかったなあと思っている私でした。
問い合わせ方法などは以下を参考にして下さい。
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兵庫県西はりま天文台公園
お問い合わせ 宿泊 :0790-82-0598 syukuhaku@nhao.go.jp
天文台:0790-82-3886 harima@nhao.go.jp
情報提供 テレフォンサービス:0790-82-3377
ホームページ :http://www.nhao.go.jp
679-5313 兵庫県佐用郡佐用町西河内407−2
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■読者からのメールより■
●「H」さんより
「地球史カレンダー」、私も学生の時分に動物系統学で習ったのですが、
今回のは、縄文時代、弥生時代……というのがいいですね。
直感的にわかりやすくて。
何年か前に、東大の高橋先生(獣医生理学)がやはりこの例を出されていて、
「また聞いちゃいました」という話を日高敏隆先生にしたら、
「あれは誰それ(名前忘れてしまいました)が言い出したものだが、
ぼくはそれを季節で表現した、とってもいい文章を書いたことがある」
と自慢してました。そんなことを思い出しました。
私は、主に生物関係の書籍の編集をしているのですが、今ちょうど
“Earth”という、地球科学に関する翻訳書をつくっていて、
Fujikenさんのメルマガでこっそり勉強したりしています。
とっても役に立っているので、感謝、感謝でございます。
これからもおもしろいものを期待しています。
がんばってください。
応援メールでした。
→Fujikenより
地球史カレンダーって割といろいろなところで研究されているんですね。
Fujikenは「ちょっとサイエンス」頑張ります!!
●「はっち」さんより
今号の地球史カレンダーの中で、
最初の生命の誕生が35億年前となっていましたが、
つい先日、NHKで放送したメキシコの洞窟の番組で、
『最初の生命は、40億年前、原始の海ができたとほぼ同時に誕生した』
というようなことが語られていたように記憶しています。
その洞窟は、硫化水素の噴出す洞窟で、
普通の生物は住めないような環境なのに、
硫化水素を栄養としているバクテリアが
地中深くから噴出す硫化水素に交じって上がってきた…
というような話だったと思います。
そして、その環境が原始地球に似ているとも。
メモなどして見ていたわけではないので、
私の記憶違いかもしれません。
また、テレビでやっていた事が正解とも限らず、
こうした“説”は、定説となるには時間がかかるのが常ですから、
どっちが正しいのかはわかりませんが、ご参考までに。
→Fujikenより
生物の誕生はいつか?40億年前か35億年前か?
きっと、この辺の研究をされている人には私はこう思うというご意見を
お持ちだと思います。
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(補足)17章から20章まで書き直し、なぜMが死んでしまうのか、
その理由がより明確に表現されました。
発行周期 毎週金曜日(12月5日から第1章配信)
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