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● 『ちょっとサイエンス』 2002/11/14
No.101
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● 発行者 Fujiken 不定期発行
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毎回、科学に関するテーマをとりあげて、雑学的な知識を送ります。
なるほど！と納得し、知ることの喜びを感じていただけたら幸いです。
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■今日のテーマ 「ガスで冷暖房」
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一般に液体は気化するときにまわりから熱を奪い、気体から液化するときに、
熱を発生させます。
夏の暑い日に、道路に水をまくとスーっと涼しくなるのは、水が水蒸気になる
「気化」するときに、まわりから熱を奪っているからです。
エアコンは、この性質を利用して、気化と液化をくり返すことで、室内の熱を
コントロールしているわけです。
さらに、エアコンは室外のコンプレッサー（圧縮機）を動かして、冷暖房を
行います。
電気エアコンでは、モーターでコンプレッサーを動かしますが、ガスでは、
ガスエンジンでコンプレッサーを動かします。
（大阪ガスのホームページ参照）
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■ちょっとコメント■
エアコンに入ってるガスは、フロンガスが使われていましたが、オゾン層の
破壊の原因だと分かり、すいぶん前から使用禁止になっていて、現在は使われ
ていません。
ガスをコンプレッサーで圧縮して液化すると、上述のとおり、熱が発生し
暖房はその熱を利用しているのです。
一方、冷房ではガスを圧縮していったん液体にしてから、それを気化させて
まわりから熱を奪い、室内に冷たい空気を送るのです。
それにしても、ガスエンジンなるものがなんであるのかわかりません。
燃料として燃焼させるのであれば暖房は説明出来ますが、冷房の方が説明でき
ません。
もしかして、燃料電池の燃料としてガスを使い、電気を作り出しているのかも
しれないと思っています。
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■読者のメールより■
●「大阪ワカロウ」さんより
大阪の６１歳無職の男性で「ちょっとサイエンス」の読者です。
毎号楽しく拝読させていただいています。
かがく（科学＆化学）が大の苦手な私にも”なるほど！”とおもわず理解
できたような”いい気分”にさせてもらっています。
電気で暖房や冷房ができるのが不思議、ましてやガスで冷房ができるのが
不思議っていうか信じられないのです！
→Fujiken
今回のテーマは「大阪ワカロウ」さんの謎にせまってみました。
ガスエンジンなるものがどんなものか分からず申し訳ありませんでした。
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