健 忘 録 T
★は筆者 ☆は投稿者及び協力者の体験です

★99年12月某日★ 体育館のジムに時々、鍛錬に行く。会員カードを見せて入るのだが、帰りに持ち帰ることを忘れる。それを思い出すのは、次に行った時の窓口。「もしや、もしや」と窓口さんに探してもらって合点する次第。

★99年12月某日★  医者に行く日を前夜まで覚えていたが、当日はマルッキリ念頭になかった。家人に指摘されたときは、夜だった。

★99年12月某日★  テレビで昔なつかしの歌手が歌っていた。名前が思い出せず、番組プログラムを見て、納得。しかし、こんどは、その女性歌手のヒット曲名が出てこなかった。口惜しいので、体型が変わり過ぎている、と悪態をついていた。

★99年12月某日★  知人と、ある雑誌の内容についてとくとくと話しあっていたが、あとで気づくと、別の雑誌名であった。よく通じていたな。

☆99年12月某日☆  家人、出先で銀行カードをなくした。悪用されると困るので、大急ぎで銀行ばかりか、スーパーなどにも連絡、登録抹消してもらったが、なんと二週間後に自宅居間の小箱からカードが出てきた。再発行手続きに一月かかる面倒なことに、というお粗末を告白。

★99年12月某日★  スーパーにクルマで買い物に行った。駐車してしばらく歩いたあと、車内にサイフを忘れたと思い、引き返したが、途中、ズボンのポケットに手をいれたら、あった。アーアー、マッタク、天を仰ぐ。

★99年12月某日★ 二上山に登りに行った。冷蔵庫で冷やしたぺットボトルの水を持っていったが、山頂で飲もうとして、クルマの中に忘れてきたことを思い出した。

☆99年12月某日☆  某主婦、買い物メモは必ずサイフにいれるのが、忘れない秘訣という。ただ、書いたメモをサイフに入れ忘れることがありますと笑っている。

★99年12月某日★  喪中のハガキをもらって、それなりに感慨をもよおしたのに、年賀状を書いてしまった。


★99年11月某日★  小春日和の日曜、マラソン実況を、テレビで見ながら、年賀状の整理をしていたら、住所と名前を見ても、人物が特定できない人がいた。親しい添え書きがあるのに、この有様。ちょっとウロタエタ。家人にも見せて思案していたら、フウーッと分かった。もうしわけないことです。

★99年11月某日★ ヤルタ会談の三巨頭は英国のチャーチル、ソ連のスターリン、そして米国の誰か。これが出てこない。やむおえず、本で調べて、ようやくルーズベルトと分かる。冷戦は遠くなりにけり、か。

★99年11月某日★ 暑いほどの小春日和に山歩き。シャツもズボンもアセに濡れた。帰宅後、たいがいは自分で洗濯機に放り込むのだが、なぜかTシャツと軍手をザックの底に忘れていた。濡れモノの全体像がつかめていない。

★99年11月某日★ 用があって友人に電話しようと思うが、用と友人がむすびついているのに、肝心の友人の名前が出てこない。これでは電話のしようがない。

★99年11月某日★ なぜか血圧が下がらず、もう一つ緩やかに効くという降圧剤を服用することになった。追加分の名は、アムロジン2.5。これまで飲んでいて、これからも飲む薬の名が出で来ない。

★99年11月某日★ パスポートをウエストポーチにいれて、ザックとマウンテンパーカーを持っていると、きっと何か忘れるだろうと思いつつ、忘れたことに気が付かなかった。もしもし、これ、藤田さんのものでしょう。あっさりマウンテンパーカーをクルマに忘れてきていた。

★99年11月某日★ JR駅で登山最寄り駅の名が出てこない。例会のパンフレットをザックに探すが出てこない。これにはあわてた。一体どこへ行けばいいのか。


   ★99年10月某日★ 朝起きて、昨夜の夕飯の総菜は何であったか。これがなかなか浮かんでこない。気にして、長く思案していると、薄紙をはぐように現れてくる。バラバラに、だ。いや、おそろしい。

☆99年10月某日☆ さる熟年女性の告白二つ。朝、飲むべしで電子レンジに入れた牛乳、夕食の支度でレンジを開けたときに発見。朝、干すぺしで回した洗濯機の洗い物、翌日朝、乾燥機でまるまって発見。ほんまに、イヤヤワ。

☆99年10月某日☆ 某女性、物忘れを自覚し、買い物の際などには、あらかじめ何にを買うか、丹念にメモを取るが、そのメモを忘れる。ヒーッという感じや、そうです。

★99年10月某日★  フイルムを写真屋さんに預けた。早く見たいので、取りにこれる時間を早めに催促した。月曜日は、前日の日曜日に行楽や運動会があって、持ち込まれるフイルムが多く、写真屋さんは、大忙しなのである。にかかわらず、取りに行くのを忘れた。ズボンのポケットにある紙片(引換証)に気づいたのは、翌日。その日は定休日だった。

★99年10月某日★  家人から恐ろしい話を聴いた。内科の医院に治療に来ているオバアサンは、帰宅する道がわからないそうで、いつもタクシーを呼んでもらい、行き先の住所を書いた紙を見せる事にしているそうだ。帰路はともかく、来る時はどうして来るのだろうか。

★99年10月某日★  かつての映画「慕情」でジェニファー・ジョーンズの相手役、ウイリアム・ホールデンの役柄の職業は何だったか。軍人だったのか、新聞の特派員だったのか。新聞記者役といえば、「ローマの休日」のグレゴリー・ペックだったではないか。ウ、ウーム。

☆99年10月某日☆  さる日曜日、家族を引き連れて食事にいく途中、目的の店の前を忘れてどんどん行っていたら、4歳の孫にお爺ちゃん、何処まで行ってるのとたしなめられて、頭をかきかきゴメン、ゴメン。孫の成長を喜ぶ今日このごろです。

★99年10月某日★ 友人から旅先で写したスナップをもらった。自分もお世話になった人もちゃんと写っているけれども、それがいつ、どこで撮られたものか、わからない。背景をにらんで思い出そうとしているのだが、もどかしい。

★99年10月某日★ シャツの胸ポケットに大切なメモをいれていたが、アセをかいていたので、回っている洗濯機に放り込んでしまった。粉砕された紙屑に家人は怒るし、こちらは大切なことが何だったのか、アーア、イヤニナッチャウ。

★99年10月某日★  薄紫色のヤナギランの群生をみた時の感動を思い出して、これはハーブの「なんとかダー」畑と同じだと思ったが、「なんとかダー」が出てこない。三、四日ひっかかっていたが、やむなく家人にただしたら、「ラベンダー」だった。人名、地名から普通名詞にまで、記憶喪失が及んできた。

★99年10月某日★  「登山をふくめた運動療法がアルツハイマーの発症を予防するという報告はない」と医学と登山の両方をやっている研究者の記述が目にとまった。結局、まだこの分野での臨床研究がないということらしいので、悲観することはないか。


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★99年9月某日★ 毎朝、毎晩、ビタミンCとEの錠剤を飲む。かつて単身赴任をして以来の習慣。起き抜けの朝はいいが、夜はいけない。寝る段になって、もう飲んだのか飲まなかったか。錠剤の入っている容器を手にして思案投首。迷ったときは飲むことにしているが、飲み過ぎても副作用があるわけでもなかろう、とタカをくくっているからだ。朝の記憶と夜の記憶に格差ありか。

★99年9月某日★ 日曜の買い物。ビールのケースと乾電池を買うべく車で出発。ビールを買うとともに、お買い得のウイスキーが目に入り一本調達。そのまま帰宅してしまい、乾電池は忘却の彼方。電気屋は酒量販店から帰る道すがらだったのに。

★99年9月某日★ 昼のテレビに舌足らずな物言いの草分けみたいな女優が出ていた。この女優さんは、かつてカメラマン氏と結婚していたという記憶があるのだが、どうしても名前が思い出せない。若いとき、よく見た番組にそのカメラマン氏の兄が出ていたことがあったことまでは、たどれるのだが。もどかしくも、ム、ムネン

★99年9月某日★ 旅先の夜用にとトレパンを持っていくことにし、タンスをかき回したが、これが見つからない。とうとう家人に捜索依頼をしたら、たちまち見つかった。なんと自分のベッドの脇にあった。

★99年9月某日★ 異国ではパスポートなど貴重品は肌身はなさずが鉄則。そこで食事の際にも、大荷物の中から貴重品だけを入れた小バック゜を持って行ったが、食事が終わって元に戻っていたら、これって、藤田さんのでしょ、と同行者が届けてくれた。小パッグ、イスの背もたれに放置していた。何のために小分けして持ち運びしてるのか、あきれた話。ひどく落ち込んだ。


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★99年8月某日★ 朝、朝刊を取りにでた。牛乳が配達(週二回、大型瓶で配達)されているのに気づき、牛乳瓶を抱えて冷蔵庫に移した。朝刊は思念の外になった。同時に複数の用が足せないタイプのモノ忘れ。これが目立つかな。

★99年8月某日★ 二上山に登りに行くたびに、古代池に棲むアヒル二羽と鯉多数のためにエサをもってきてやるからな、とひそかに約束している。今月はもう五回も行ったのに、いつも忘れている。人間ならとうに愛想づかししているはずだが、アヒルと鯉は寄ってくる。エライ。

★99年8月某日★ 夕食にウナギを焼いた。いい匂いが部屋に漂い、それでイッパイやっていたが、そのうちどうもモノの焼ける臭いが続く。台所で空の網がマッカッカに真っ赤になって焼かれていた。恐ろしい火事を招く、危険なモノ忘れ。ワナワナ。

★99年8月某日★  曽遊の地の地名が゛とうしても思い出せない。大判の地図帳を探したが、これまた、どこにしまったか、思い出せない。蛸足型分散の本箱を一、二階に行きつ戻る。探索半時間、ついに発見した。なんと、いつも見ているテレビの横にあった。日常、何かを見つつ、何も見ていないことに愕然、悄然。

★99年8月某日★ 暑気払いになじみの飲み屋へ行く。バアサン相手に先輩各位の噂話をするが、肝心の話題の主の名前が全然出てこない。バアサン「アレ、アレ、あの男が」。小生「ウム、ウム、アノ人がどうした?」。「アレアレ」、「ソレソレ」といった妙な会話。それでも話しが通じるから、外国語よりは、マシか。それにしてもバアサンのツケは大丈夫なのかな。

☆99年8月某日☆ 同病?の方から初レスポンス。大小二編のエピソードが紹介されましたが、うち小編を転載します。

 捜し物はしょっちゅう。そして迷宮入りも沢山あります。最近では貸倉庫の鍵。スペアがあるからいいものの、あらゆるズボンのポケットから引き出しまで、すべてを探して遂に出てこない。小生はこういった場合、「神隠し」という現象は本当に存在するのだ、と自分に言い聞かせて諦めます。(そうか、神隠しで諦観という手があったか。私めには、まだまだ、至らぬ境地)

★99年8月某日★ 家人の留守中に家人宛にかかってきた電話の主は、メモを取って置く習わし。さて、帰ってきた家人に電話のあっことは伝えたが、名前が出てこない。メモの紙片も出て来ない。探したら、机の下のゴミ箱にあった。ゴダゴタした机上を片づけた際にゴミ箱にゴミとともに捨ててしまったようだ。イヤハヤ

★99年8月某日★  この間食べた手羽先(小生は鳥大好き人間)の唐揚げはうまかった。ところが、どこで食べたか、それが思い出せない。家人の指摘で、山帰りの反省会で出たことをやっと思い出す。反省会とやら、本来の趣旨を離れて、もっぱら飲む会。これが楽しみで山歩きに来る人もいる。

★99年8月某日★ パスポート記入の家人の名前を訊かれた。名前に含む一字が「富」なのか「冨」なのか。逡巡一刻、「冨」だと言ったが、後で訊くと、違っていた。ウン十年たっても、この薄なさけ。

★99年8月某日★ テレビを見ていても近頃の出演者の名前が覚えられない。アレ、どっかに出ていた顔なんだが−−、ばっかり。力道山やシャープ兄弟なんか、すぐ出てくるのに。こういうのを「短期記憶力の低下」というそうだ。これって古いことは覚えているが、新しいことは覚えられない症状とか!


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  ★99年7月某日★ 二上山は日差しがきつかった。帽子を忘れたので、クビに巻いていたタオルを頭に巻いて、歩いた。下山して車に乗り込む際、突如、「ア、タオルがない」と叫んで、家人の失笑を買った。

★99年7月某日★ 朝、トースターに食パンのスライス二枚を並べた。四分たって見に行くと、白いまんま。タイムスイッチの設定を忘れていた。

★99年7月某日★ 近隣の回覧板。最近、ビニールケースにいれてくるので、雨に濡れることはなくなったが、ビニールケースを外したまま、隣家に回覧してしまい、二度手間になった。

★99年7月某日★ 旅先のJR駅窓口で切符を買おうとして、いつものズボンの尻のポケットに財布がないのに気がついて動転、ポケットというポケットをさわりまくりましたが、ない。余り時間がかかる様子を見ていた駅員さんは、仕方なく、窓口を閉めてしまった。実は二時間ほど前、財布を別のバッグに移していたのだった。再び、窓口に行くと、駅員さんが言った。「帰れますね」。

★99年7月某日★ 夜、浴槽に湯を注いだまま、テレビを見てしまい、気がついたら、湯船からザァーザァーあふれていた。資源浪費型ボケだ。


★99年6月某日★ コンビニでコピーを取った。少し行ってから、後の人に声を掛けられた。オリジナルの原版を挟んだまま忘れていた。それで思い出した。以前、残金を返却ボタンで回収し忘れたことを何時間も経った夜中に思い出したことを。十円玉、数枚だから、まあ許せるか。

★99年6月某日★ 家中に掃除機をかける癖が、所在ないときの時間つぶし。一階を終えて、二階に移ったとき、掃除機の筒先の補助器具、ちいさなブラシがなくなった。一階で確かに使い、二階にも持ち運んだはずなのに、未だに見つからない。ブラシはどこに消えた?。


★99年5月某日★ 散髪に行くべくで、歩道を歩いていた。対向する車道はクルマの渋滞がひどく、ノロノロとクルマが動いている。それにしても車窓からこちらを眺める目が多い。なぜか、なぜか。ウーム、「社会の窓」を開けたまま歩いていた。白昼赤面のトホホホ。

★99年5月某日★ 外出したとき、なにげなく電車に座りながら見たら、腕時計を忘れていた。白い手首をじっと眺めた。腕時計、財布、ハンカチ、手帳などは、外出の必携品。外出前の確認儀式ともいうべき品々だったのに。ガックリ。

★99年5月某日★ 家人が外出するという。その前にこちらも外出する。であるから、ふたりとも玄関のカギを忘れないように持って出なければならない。「カギ持っているからな」と言って、外出したのに、ああ忘れた。威厳(あるとすればの話)の失墜、秋の陽の釣瓶落としのごとく、だ。

★99年5月某日★ マイカー山歩きの朝、仲間を迎えに車を駅に走らせた。友人の出で立ちを見た途端、な、なんと、山靴を忘れたことがひらめいた。山歩きに山靴なしとは、なんという軽率。やむなくUターン、自宅に舞い戻った。

☆99年5月某日☆ 環状線のキオスクで昼の弁当を買い、代金を支払って、その足で電車に飛び乗った。二駅過ぎてから、弁当をもらい損ねたことに気づき、わざわざ後戻り。キオスクのオバチャン、ちゃんと覚えていて、「ハイ、お弁当」。恥ずかしい!

★99年5月某日★ 外出先の駅便所で、大を催し、済ませた。改札口を抜けて歩きながら、なにか心にひっかかるものがあり、思案して思い出した。ことのあと排水を忘れていた。後の人は仰天したに違いない。ウーム、ゴメン、ゴメン。

 


       
★99年4月某日★ 恥ずかしながら、某私立大学で非常勤講師をしています。開講日に教室の教卓にノートを忘れた。それも帰宅して三日目に気づきました。ノートを家中、探し回ったあげく、ひょっとしたら教室に忘れたのではないか、と推測するのには、だいぶ勇気がいりました。講義が終わったあと、一人の女子学生が目が不自由なので、板書の文字を大きく書いてほしいという要望があり、そのような学生がいることに心しなければ、などと思ったとたん、ノートを置き去りにしてしまったらしい。武士の刀とまでは言わないが、講師が講義ノートを忘れるとは、とほほほのショックでした。

★99年4月某日★ 日曜の朝、郵便ポストに朝刊を取りに出た。玄関の土間に回収用にまとめてある古新聞の束をみつけた。「そうそう、今日は古新聞を出す日だ」。回収場所に運ぶべきかどうか。扉を開けると、外は雨だった。それで古新聞を運び出すのは、後回しにしようと、そのまま部屋にもどり、朝刊を取ってくるのを忘れた。一体、なにしに、玄関に出たのか。

★99年4月某日★ 朝、牛乳をグラスに一杯、電子レンジに入れて温めて飲む。このときも牛乳入りのグラスをレンジに仕掛けたが、電源のコンセントをいれるのを忘れた。いつまでも鳴らないチンに気がついて、アッアッのお粗末。

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