健忘録 ]Y


★2012年12月某日★28日は官公庁の御用納め。私は納めるべき御用はなにもない。気楽なもんでもあるし、寂しくもある。で、昨年の今日は何をしたか。霧の彼方になっている。

★2012年12月某日★年賀状書きが進まない。昨年出したか、喪中だったのか、もう忘れている。年賀状書きは、今年限りにするか。年賀状だけの付き合いでは、かえって寂しい。

★2012年12月某日★プールサイドにはめったにバッグを置かない。そこだと忘れることが多いからだ。そこで廊下の壁に吊るしている。そう心得ているのに、きのうは置いてしまい、結局、また忘れた。すごすごと取りにゆくのは、情けない。

★2012年12月某日★『仁義なき戦い』という映画は、ヤクザ映画の金字塔?!と言われた。DVDで見つけたので、今頃初めて見た。確かに喧嘩、乱闘シーンが激しい。銃弾がとび、日本刀がきらめく。こりゃ手法と言えば、サム・ペキンパー映画の日本版ですね。サムの映画は、憎悪や慣習に囚われた市民が爆発する映画だが、こちらは、ヤクザが主人公だから、当然といえば当然かな。面白かったけどね。

★2012年12月某日★友人が生活道具の所在がわからなくなったとブログで嘆いていましたか、彼氏は私より若干若い。なのに”症状”が同じだ。こういう場合は同病相憐れむということかな。

★2012年12月某日★小沢昭一さんが亡くなった、83歳。過日、BSで小沢さんの放談会みたいな番組の再放送をみた。やりたいこと、夢とか希望とかじゃなくて、申し出があれば、どんな仕事でも引き受けて、夢中で一生懸命にやってきたと熱く語る小沢さんがそこに写っていた。

小沢さんは駆け抜けた昭和の時代のことを「まるで日めくりカレンダーと同じ、一日一生懸命にやって、一日が終わるとカレンダーめくって捨てちゃう。それで終わり、また次の日は次の日がくる」と話していた。ずいぶんリアリティがあった。

長い仕事人生のなかで過ごした新聞編集者の日々は、そうだった。まさに言葉どおりの「ジャーナリズム」(その日その日暮らしとも言う)。あのころの月日のことは振り返っても、メリハリがなく、一枚ののっぺりした板のように思えるのは、この日めくりカレンダーのような忙しさに明け暮れていたからだろうと思い直した。納得です。

余談ですが、朝夕刊を同じ社が発行する日本の新聞社は、過密労働、異常緊張状態の典型職場ですね。諸外国では朝刊と夕刊は別々の新聞社が出している。それでいて同業他社との苛烈な競争があるものだから、長年記者稼業を続けると、ヘンなヤツがいっぱい出てくる。いちばんヘンなヤツは、記者から管理職へ早々に移りたがり、志した記者を忘れてしまう。日本の新聞社は30代までで保っていますね。

★2012年12月某日★役に立ちそうな情報を本の中から見つけると、そのページの端を折って 目印にしておくが、折り目にしたことを忘れている。なぜか、何日もたって、なんの関係もない事柄をしたいるとき、ふいに思い出す。たとえば、車を運転しているときだ。あ、あれあれ、と思うが、車を降りたときには、もう忘れている。まことに緩慢なモグラたたきのようで、ゆっくり現れ、またふっと消えてしまう。

★2012年12月某日★なにかいい言葉を耳にした。覚えておこう。そうと思っていたが、書きとめようとしたら、あれはどうだったかな、出てこない。耳元を通り過ぎてしまったのか、手の届かぬ脳幹に深く沈着してしまったのか、もどかしく、情けない。

★2012年12月某日★デジカメがなくなった。行方知れず。とはいえ、狭い家のなかだ。置くところもおおむね決まっている。そのあたりを一巡していみても見つからない。神隠しにあったデジカメよ、出て来い。

★2012年12月某日★勘三郎が亡くなった。57歳。夭折です。この人が幼いころから知っている。いたいけな子供が一人前になり、大御所になってゆく様を見ていて、突然、早死にすると、なんとも言えぬ悲哀を感じる。赤の他人とはいえ、逆縁は、すまじきものだ。

★2012年12月某日★家電量販店で商品を眺めた。あの価格よりもネットで検索したらもっと安いものがあるかしら。思いは殊勝なんですが、店頭で覚えたはずの品番が、帰宅するともう忘れている。もはや子供の使いみたいな頭になっている。

★2012年12月某日★ノートパソコンを持って公民館に行きました。HP作りの勉強会です。カバンから出して、ウッ。電源につなぐコードを忘れてきた。

★2012年12月某日★過日、BSで昔むかしの映画『エノケンのチャッキリ金太』を見ました。エノケンがすごく若いのに驚いたが、大昔に見た映画が蘇りました。ただ、掏摸の金太を追う十手の親分が、なんども見た顔なのだは、どうしても思い出せない。悪役だったのだが。子供のころの記憶は比較的鮮明に残っているというが、やはり記憶にも濃淡強弱がありますな。

★2012年12月某日★総選挙が始まった。多党乱立です。なかには政党名がコロコロ変わって、どう変わって行ったのか、定かな記憶がついていかない。候補者のなかにも、政党渡世人がいて、この人たちの遍歴も思い出せない。



★2012年11月某日★病院に術後の経過観察を受けにゆく。事前に医師に尋ねてみたいことを考えていくのだが、当日はすっかり忘れている。

★2012年11月某日★車検に車のキーをつけて渡すのだが、うっかり家のキーも付けたまま渡してしまった。悪意のあるヤツなら、コピーを取るかもしれない。そういう大事なことに気が回らない。これも記憶力の劣化問題か。

★2012年11月某日★大学認可で久々に物議を醸したマキコさんは、元気があっていいが、あの昼行灯みたいな前防衛相の旦那の名前が、もう出てこない。モノ覚えが悪いのは仕方がないが、あっちも相当、影が薄い大臣だったと負け惜しみを言っておこう。あの体たらくな旦那にはマキコさんは寛容なのかどうか。

★2012年11月某日★CDがいっぱいある。お徳用だというようなセールスのときにたくさん買ってきて、ちょっと使ってはやめているので、どのCDに何を入れたか、全然わからない。油性のマーカーで印を入れているのはいいが、その印がそのときの思いつきだから、なんの印か思い出せない。かくして、中途使用の役立たないCDがそこらじゅうにある。記録と整理ができないのだな。

★2012年11月某日★車をバックさせて壁に接触、一部で車の塗装が禿げた。簡便なペイントを買ってきて、こちょこちょとごまかした。それは半年ほど前の話。こんどは自転車を倒してしまい、塗装が禿げた。まだらになった塗装部分に車のペイントを塗ろうと探すが、どこに置いたかわからない。狭い家だ。置くところは限られているのに二日探しても見つからない。まさに神隠しだ。



★2012年10月某日★美味しかったスープ、うまかったおかず、いい味わいだった飲みモノ、みんないろいろあったのに、その名が浮かばない。喰い気にかんすることさえ忘れるようでは、これは、生命力の衰えに間違いない。

★2012年10月某日★自分の書いたメモの意味するところを忘れている。これでは備忘録の役に立たない。ファイルの名前でも、そうだ。いちいち中身をみなければ思いだせない。

★2012年10月某日★ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が、アメリカの研究所の指導者から聴いた言葉は、「ビジョンとハードワーク」だそうだ。いまもこれを大事にしているとのこと。 目標を持つことと一生懸命に励むことだ。若いころ、どんな目標を持ったかな。いや、これは私への疑問。すっかり忘れしまっているな。

★2012年10月某日★カニを食った。殻が硬くて歯が立たない。ムリすれば立つかもしれないが、万一歯が欠けると面倒だと先立つので、挑戦しない。おいしいツメの肉を食べれない。これまた寂寥感広がるね。

★2012年10月某日★自宅ちかくに今頃の季節、やってくる野鳥の名前が浮かんでこない。淋しい限りだ。

★2012年10月某日★山中伸弥教授がノーベル賞を受賞した。ちゃんと覚えておこう。最初の湯川秀樹の名前は覚えているが、そのあとの16人とか17人の受賞者のほとんどを覚えていない。みんなちゃんちゃんとした業績を上げた人物なんだ。唯一、平和賞を受賞した佐藤栄作だけは、ふさわしくない、あれはインチキだから覚えている。

★2012年10月某日★このところ、昨日と今日の識別が曖昧模糊となってきた。ようするに一番の理由は、山も谷もないからだ。花も嵐もないからだ。平平凡凡な暮らしであるから、昨日と今日という日に目も鼻もないわけだ。

★2012年10月某日★馬渕晴子が亡くなった。新聞で知ったが、すぐに代表作品名が出てこなかった。思えば、知的な印象の瓜実顔の美人であることで記憶にとどめていたのであろう。ほぼ同世代であったことに驚く。ずっと年上だと思っていた。

★2012年10月某日★季節があきらかに巡っている。朝方は冷えるし、長袖がふさわしいし、日暮れが早い。その秋の気配が濃厚だが、昨年のいまごろ、なにをしていたか、思い出せない。何事も茫漠している。

★2012年10月某日★麺類を好んで食べる。パスタ、ラーメン、そば、うどん。好んでいる理由は、単純である。面倒でないからだ。むろん、味は美味しいものに限るが、それを最優先して麺類好きになっているわけでない。そう理屈をこねて、さて、うどんは最近、いつ食べたか、振りかってみるが、それが思い出せない。

★2012年10月某日★アベが再登場した。こういう人物を選ぶ自民党は、これだけでも時代の趨勢や国民の意識ともズレていることを証明している。従軍慰安婦問題では、あの宮沢内閣時代の河野洋平談話で韓国に謝罪したことを追認し、そこから逸脱した自身の見解については、訪米時にお詫びしたにもかかわらず、またも疑義を呈している。懲りないヤツである。彼ら政治家のお詫びや遺憾という言葉は、その場の方便であることがよくわかる。忘れたふりを多用する動物であるな。



★2012年9月某日★モノ忘れがひどいので、マイカーに乗るとき、ナンバープレートを覚えようとするんだが、これが覚えきれない。仮にナンバ―プレートも覚えていない!!何じゃ、お前の車とちゃうのじゃないか、と詰問されたら困るだろうな。永年乗っていると言うのに、番号も覚えていないのか、と追求されたら、困るなあ。おそらく身に覚えのない窮状に追い込まれる冤罪は、こうして生まれるのではないか、と考えてしまうね。モノ忘れは怖いなあ。

★2012年9月某日★なにか美味しいモノを食べたい、という漠然とした思いはあるのだが、具体的な食品名、メニュー名が思いつかない。食べることに執着がない。これは相当、致命的な生命力の劣化だな

★2012年9月某日★モノ忘れノひどい私が言うのも、なんだが、自民党の議員連中の健忘症もひどいなあ。国会で所信表明演説をしたあと、首相の座を投げだした無責任男を再び総裁に選んだのだから。この男で次期総選挙を戦おうというのだから呆れる。現状の野党転落のきっかけは彼のときの参院選大敗からなんだから。自民の人材不足にも呆れるね。

★2012年9月某日★ペネロぺ・クルスは、黒髪黒目のいい女優だが、見た映画のタイトルが思い出せない。きのう久しぶりにメグ・ライアンの映画をDVDで見なおした。メグとジュリア・ロバーツは、ある時期の好みの女優だったが、やはり見た映画のタイトルが思い出せない。うーん。そのうえ、最近見た映画で、いい女優だなあと思った数々の女優の名が浮かばない。まだ、顔のイメージが残っているのだがね。困ったもんだ。美人をみても覚えていないようなら、もう先は長くないな。

★2012年9月某日★気になる言葉や記憶があって、それを調べなくっちゃと思っているのだが、忘れてしまう。紙切れにメモると、たいてい、それがなんだったのかがわからない。メモが簡単、かつ粗略すぎるのだ。

★2012年9月某日★秋分の日だということを忘れて、プールに行った。祝日は日曜体制で早く店仕舞いするのだ。ケロリと忘れていた。ただ、その前に、きょうはなぜ夕刊が休みなのか、とちっらと思っていた。そこから思考が進まないのだな。あああぁ

★2012年9月某日★下記のことで、今年に亡くなった著名人を思い出すと、新藤兼人や山田五十鈴や淡島恵子、春日野八千代らがいた。新藤監督をのぞけば、第一線から退いてからが長いな。この長さの果てに亡くなると、彼・彼女が有名人で会ったことすら知らない人たちの方が多くなる。これが哀しい。

★2012年9月某日★身近な知人が亡くなった。えっ、と驚いて、声が続かない。なんど聴いても突然の訃報にはびっくりする。わがボケとお迎えと、どちらが早いか、いまや迫真力が増してきた。

★2012年9月某日★選挙が近いらしい。いまの情勢では比例代表では第二党の支持だと毎日の世論調査が出ていた。人気取り屋の橋下の口先に踊らされているバカが、いかに多いことか、あきれるね。小泉郵政選挙、政権交代前の民主党人気と軌を一にする熱狂がなにを生みだしたか。個人的なモノ忘れも大変だが、国民的レベルで、喉元過ぎれば熱さ忘れるではね。

★2012年9月某日★プールに出かけるつもりだった。靴を履く前に靴下を穿こうとして、持ってきたはずの靴下が見つからない。台所から出てきた。クルマに乗ろうとした、なんと、キ―を持ってきていなかった。自分でも、あきれるモノ忘れだ。他人の行状なら、異常だと思う違いない。だから、わたしも異常になってきたな。

★2012年9月某日★長く記入を休みました。先月、ファイルを収容している外付けハードディスクが壊れれてしまい、修理に思案投げ首でした。壊れたデータを復旧取り出しというのは、高度の技術がいるらしく、いまのところあきらめています。で、サーバーにアップしているファイルフォルダを逆ダウンロ―ドすることにしました。さて、以前はどうやって、アップしていたのか、手順を忘れている。



★2012年8月某日★五輪のさなか、ひどい体調不良を起こした。ずっと寝た切り老人をやっていて、ふと昔、マイコプラズマ型肺炎になったことを思い出す。この肺炎、五輪開催年に流行ることからオリンピック肺炎という別称があると、当時聞いたことがある。たしかに、その時も五輪が開かれていたが、問題は、そのときの五輪はどこだったのか。

★2012年8月某日★次の五輪は、2018年、リオ・デジャネイロだという。当然、四年後だ。高齢化が進む己を内省すると、四年後というのは、はるか未知の世界。つまりは生死混沌の先である。ここが未来に対する老年者と若年者の違いだろう。

★2012年8月某日★美少女の米映画女優だなと興味を持って、名前を覚えるが、すぐに忘れる。やや、長めの名前だからと言い訳する気持ちがないではないが、若いころは、長くても興味あることは覚えたものだ。とすると、記憶と興味というのは連動していないか。

★2012年8月某日★映画のDVDを借りてきてみた。冒頭からだいぶ進んで、これは一度見た映画だと思ったが、見た映画を思い出せない。調べてみると、やはりリメイク版だった。当時、面白いと感じいっていたのに、すっかり忘却の彼方。こういうことが度重なると、学習といういうのは、どこで積み重ねの成果があるのだろうかと思う。

★2012年8月某日★夏休みこども科学電話教室という番組があります。ながら族で聞いていると、昆虫の話題はカブト虫、植物の話は雄蕊と雌蕊、天体の話はオーロラ、惑星といった具合で、この傾向は、おそらくずっと昔から、そうなんだろうな。だとすると、子供はみんな同じことを繰り返している。そして、たいがいのことは、すっかり忘れている。どうせ忘れるのだから、勉強するなとは言えない。悩ましい。

★2012年8月某日★このごろは、というと、今に始まったことではないのだが、漢字が出てこない。偏や旁などの一部を思い起こせるが、全体が書けない。読むことは読めるが、書くことはできない。もうオアシスという富士通が開発した文字を打ちこむ機械ワープロを使いだして、自ら手書きしなくなって長い。ワープロからパソコンへ。二十年以上、手書きすることがほとんどないのだから、やむえないか。

★2012年8月某日★花火大会の打ち上げの音響があまりにもすさじいので、飼い犬が狂ったように暴れて、リードを千切って、遁走したまま、行方が分からなくなった。この話を知人から聞いた。たしか一度聞いた覚えがあるが、定かではない。犬は怖がるのは、ありうることだろう。地軸が揺らぐような大音響だから。

★2012年8月某日★この地に住んでいると、八月の声とともに花火大会が開かれる。大規模な花火で、全国的にも知られているが、近年は、このくらいの規模の花火大会は珍しくなくなったと聞く。と書きながら、昨年の花火大会の模様はどうだったのか、思いだせない。空模様が悪くて、煙が流れなかったため、くっきりした花火が見えなかったな、確か。



★2012年7月某日★寝苦しい真夜中に目覚めると、グラスの底にウイスキーを入れて、ぐっと飲み干す。酔いと睡魔のなかで近年、お先にお迎えがきた友人知人の名前と顔が浮かぶ。まだまだ忘れてはいませんね。

★2012年7月某日★日帰りツアーを予約した。それから日を置いて、予約先から確認の電話がかかってきたとき、なんのことやら、わからなかった。これはお粗末。いよいよ末期の水が必要だな。

★2012年7月某日★漢文を鼻ヒゲはやした国語の教師に習った。高校生のころのことだが、読まない漢字「而」「焉」などを置き字というのかどうか、覚えていないな。かねて「和泉」の「和」の部分は、どういうことなのか気にかかっていたのだが、、、。いま駐車場などの持ち主呼び出しでは「わいずみナンバー」との言い方で「泉」と区別してますね。

★2012年7月某日★最近は新聞は斜め読み、テレビはスポーツ中継。くだらぬエンタメは見ていて不愉快なだけだが、新聞の斜め読みは、芳しくないと思っている。言うところの社会的関心が希薄になってきた。これぞ老化の特徴かな。

★2012年7月某日★金剛山のリンカーンとかジョン・レノンとか、ひそかに呼んでいたアメリカ人宣教師の名前を思い出せなかったね。冬の山が好きだと言っていたな。

★2012年7月某日★上野の動物園でパンダが赤ん坊を産んだ。24年ぶりと伝えていります。だと、すれ最初の来日したときのパンダ、ランランとカンカンは何年前のことか。記憶は往時茫々で霧のかなたにあり、やむなく調べたら1973年のことだった。



★2012年6月某日★聖子ちゃんが、、、、彼女はいつまでも、ちゃん付けが似会いますが、、、、三度目の結婚をしました。最初は神田正輝、二度目は思い出せなったが、記事によると、歯医者。そしてこんども歯医者だそうな。彼女は歯医者が好きなんだ。

★2012年6月某日★パソコンにスパイウイルスが侵入しました。あるネット画面をスクロールしてみていると、画面が揺れたような気がしました。そのあと、もう一度、そんな感じを受けましたが、気にしませんでした。時間を措いてパソコンを立ち上げると、初期画面は真っ黒。操作不能に陥りました。復旧に二日かかりましたが、不思議なことに、最初見た画面がなんだったか、思い出せません。

★2012年6月某日★ラジオで石坂洋次郎の話題をしていた。戦後民主主義の気分を登場する若い男女の言動に反映させた小説が多く、流行作家であった。その代表作『青い山脈』は何度も映画化された。それを”ながら族”(ああ、古いね)で聴いていて、なぜかずっと『足摺岬』を思い出していた。思えば、あれは田宮虎彦の作じゃないか。青い山脈となら、明暗対照的な小説なのにね。なにか古い話を聞くと、そのあたりのことが触発されるのかな。

★2012年6月某日★久しぶりにアメリカ映画『地上より永遠に』をDVDで見ました。高校生のころに感銘を受けていらい、好きな映画の一つ。M・クリフトもF・シナトラもB・ランカスタ―もD・カーもすべて懐かしく、こころときめきました。しかし、クリフトの恋人役を演じたD・リードだけは、あとで調べなければ名前が浮上しなかった。おそらく何十回も見ているのにね。黒髪,黒目、知性的な振る舞いの女優、D・リードの名前を忘れるなんて、ほんと彼女に申し訳ないことだ。

戦時下のハワイ湾。アロハオエの曲が流れる船のデッキで、本土に帰還する失意の女二人が偶然に並ぶ。死んだ恋人、クリフトのことを、嘘で飾って、いい男だったと、D・カーに話す彼女のラストシ―ンが心に残っているのにね。忘れてもいいこともあるけど、あれほど青春時代に印象深かった映画のヒロインを忘れてしまう自分が情けないね。

★2012年6月某日★パソコンの勉強をしています。とくにホームページを作るための勉強ですが、その仕掛けを自分でやりながら、どうしてこんなことをやってきたか、という軌跡がぜんぜん見えない。これでは、なんども思うことですが、努力の積み重ねというものを感じない。困った、困った。

★2012年6月某日★早くも年の半ばです。なんとも季節の移ろいが早い。いや、早く感じるのか。昨年の今月、いったい何をしていたのか。じっくり腰を据えて、思い出そうとしましたが、6月の片鱗さえ浮かんでこない。なんとも恐ろしい事態になっている。これでは、ただ漂流しているにすぎないか。






★2012年5月某日★オードリー・ヘップバーンが『ローマの休日』のなかで、スペイン広場の階段でアイスクリームを食べるシーンがありました。あの場面はスペイン広場だったか、食べていたアイスクリームはジェラートだったか。判然としない。TVCMを見ていて、ふと思った。調べてみよう。

★2012年5月某日★昨今は記憶の海に漂うような気分ですね。忘れてしまったと思い込んでいたことを、ふっと思い出したり、覚えているはずのことがぜんぜん浮上しなかったり。非常に曖昧模糊が深まってきました。ボケは一気にボケに陥らず、ボケと正気の間でマダラ(斑)状態があるらしい。いまはマダラ状態がボケに近いところで起きているのかもね。

★2012年5月某日★とあるプールで高瀬実、榎本健一、清水キンイチ、柳家金五楼、古川緑波(文字が間違っているかもしれないが)。こういう大昔のコメディアンの名前を次々とあげて、男たちが話が弾んでいた。昔話をするときのお年寄りの表情はいいもんだ。こっちも、そうなっているのかな。

★2012年5月某日★ちょっと郊外の道を車で走ると、ときおり交差点や道筋の風景が変わっている。道路工事があったのだ。そうなると、どっち行けばいいか、わからない。とっさの判断が衰えているな。

★2012年5月某日★阪神タイガースが一分けを挟んで5連敗した。なさけないチームめ。でも良くしたもので、こんなダメ虎でも、過去の5連敗、6連敗がいつだったか、もう忘れている。



★2012年4月某日★「フライド・グリーン・トマト」というアメリカ映画を見た。以前にも見ていたが、いわゆるハートウォーミングな映画であったことから、懐かしくて、また借りたけれど、ほとんど新作を見る思いだった。つまり、ストーリーさえ忘れていた。

★2012年4月某日★昔、留守番家庭の児童が、クビから自宅の鍵をぶら下げていた。鍵っ子と呼ばれていたが、いま車のキーをなくさないように、クビから長いヒモでぶラ下げている。カギ老ってことか。(涙)

★2012年4月某日★ラーメンと中華ソバの違いは、なにか。思案したが、納得できる考えが浮かばない。しかし、昔は、相違点を理解していたはずである。まあ、たいした知見ではないけれど、そこんところが浮かばないのは残念至極。

★2012年4月某日★デスクトップ型のパソコンを廃棄すべく部品やコードを外した。意外にもコード類が多い。外した途端、それが何処につないであったのか、わからなくなる。激忘れだな。

★2012年4月某日★体の調子を気遣うことから、出不精になる。出不精になると、体の調子がよくなるか、というとそうではない。むしろ運動不足になりがちだ。ならば、出て歩けばいいわけだが、そこが踏み出せない。堂々巡りをしている。こういうのは景気状況でいえば、デフレ・スパイラルということか。

★2012年4月某日★楠トシエという歌手の歌が放送されていた。歌は覚えていないが、子供のころのことだが、歌手の名前はよく覚えている、しかし、どんな顔をしているか、それはあいまいだ。丸顔、小柄だったかな。それで連想する話だが、十年、ン十年と離れ離れで暮らした肉親や友人と再会したとき、ほんとに会いたい、切ない、というような情緒が生まれるのだろうか。忘却ということはないのだろうか。

★2012年4月某日★こどもの遊びである「なぞなぞ」をアタマの体操のつもりでいくつか覚えて、アタマのなかで反芻してみると、たいがい半分は忘れている。あと半分あるはずだという意識があるのだが、具体的な中身は思い出せない。残余があるという意識はまだ健在なのが救いか。

★2012年4月某日★すっかり忘れていた。きょうはエイプリルフールなんだ。友人を思わぬ話でハメて喜んでいた遠い日を思い出した。

★2012年4月某日★電機店にスピーカーの修理を頼みました。修理可能かどうか、2週間先とあります。さて、覚えていられるかどうか。

★2012年4月某日★TVをつけると、センバツ高校野球をやっていた。そうか、まだやっているのか。雨天順延で昨日なかったから、もう大会はとっくに終了していた気分だ。関心の向きようが変わってきているんだな。

★2012年4月某日★ポケットにメモが入っていた。自分で書いたものか、他人がいれたものか。他人がポケットに入れるはずがない。そう思うと、自分が書いたものになる。しかし、覚えがない。断じて覚えばないな。



   ★2012年3月某日★古くからの阪神フアンだと話していたら、栄屋投手をいうのがいましたが、知ってますかと知人に尋ねられた。知らないな。調べてみたら、昭和30年ころ、二年間だけいるには、いた。なんでも知っているつもりでも、やはり、抜けていた。

★2012年3月某日★銀行に用があって、テレフォンダイレクトを使ったが、会員番号10ケタの数字を入力してくださいと言われた。うーん、10ケタの数字などは、到底覚えておれるものでない。電話番号みたいな会員番号を覚えているのは、若い人だけだろうな。ひがむわけではないが、もう少し、なんとかならないかな。

★2012年3月某日★USBメモリーというのは、小さな道具なので、すぐに行方不明になる。不明になると言っても、机の周りのはずなのに、これが忽然と姿を消す。奇妙なことである。

★2012年3月某日★友人は大衆煽動、脅しの政治家、ハシモトのことをハシゲと言う。橋下をハシモトと読むには、無理があると思うのが正しい語感だろうから、これは、これでよい。こちらもハシモトかハシゲか、ときどき迷っているが、ま、いいか。

★2012年3月某日★ある女性作家の本が面白いと書評で知って、本屋の本棚と平積みを見てきたが、どうしても見つからない。あとで、気がついたが、ここでも作家名を間違えていた。

★2012年3月某日★スーパーの四階にある本屋へ行く。買うべき本があったような気がしたいたが、本棚を眺めていて、思い出せない。書名も作家名も。これでは、ラチがあかん。



★2012年2月某日★長年、ホームページを作成して、それなりにテ クを覚えたはずなのに、いざソースを書こうとすると、出てこない。蓄 積したはずのテクなのに。悔しいね。古ぼけたラジオなら、叩けば鳴っ たけれど、我が頭は叩いてもウンともスンとも。しかし、ここまで書い て笑っちゃったね。古ぼけたラジオを叩くなんて、もう通じない比喩だ な。

★2012年2月某日★枕元にペンとメモ用紙を置いている。寝るとき に、ふと思いつくことがあるけれど、朝になれば、すっかり雲散霧消し ている。ムショウしても、たいしたことがないコトだが、癪に触るね。 覚えていないのは。それで用意したが、まだ役立っていない。用意して ことを忘れているのだ。

★2012年2月某日★私がいないとお茶一つ飲めない人(亭主のこと)というオバサン。亭主の面倒一切を見ている自負がありありだが、そのため腰痛の診断を受けるのが怖くて病院に行けないという。なんで?? 私が万一、入院することになったら、あの人は暮らして行けないと心配している。愛情も自負もいいが、これは行き過ぎだな。こんな愛情物語は、つまるところ、亭主をダメにしている。自戒を込めて忘れないうちに書いておこう。

★2012年2月某日★立松和平の本を読んだ。横松心平という人が、あとがきを書いている。それで立松和平が早世したことを思い出した。横松は息子だった。ペンネームはヨコをタテにしたいたのだ。いいね。




   ★2012年1月某日★レンタルDVD屋で、それなりに選んで借りてくるのだが、それをデッキに入れる際、気がつく。あっ、これ、この間借りたヤツだ。嗚呼、何やってるのかな。

★2012年1月某日★隣にいた熟年の男性から尋ねられた。ふだんクスリ飲んでますか。ええ、毎日9種類も。えっ、9種類もですか、なんと何にですか?。これが答えられない。三つ、四つまでは言えても、あとが続かない。ましてや、クスリの名前となると、皆目だな。

★2012年1月某日★由紀さおりが、妙にブレークしている。本人もなぜかよくわからないとTV番組で語っていた。例の「夜明けのスキャット」を聴いていたのは、いつのころのことか。彼女は1948年生まれだそうだ。もういいおバアチヤンなんだ。エライもんだな、失礼ながら、そう思う。

★2012年1月某日★複数日にわたるような作業は、一体どこまで昨日やったのかどうか、ほとんど忘れている。                    

★2012年1月某日★  ここ近年のことですが、あの年賀状を出したか、出していないのか、それがまったく判然としなくなった。メモしておけばいいと思うのは、まだ常人の知恵であって、メモしておいても足掛け二年越しのものなど、どこへ仕舞ったか、それがわからなくなる。

★2012年1月某日★  ふと思ったけれど、この健忘録のタイトルは、春霞みがかかったような、あるいはボケが進む我が頭のなかにように、ぼんやりと曖昧だな(笑い)
       
★2012年1月某日★ 足腰が萎えるか、頭が萎えるか、どっちがいいか。そういうことを男女のお年寄りが話していましたが、どっちか一つではアンバランス。同時並行で、衰退していかないと、寝たきりか、徘徊のどちらかの道に進むことになろう。                              

     ★2012年1月某日★こちらが、趣味の登山のことでけっこう勢いよくお話して、そのとき、これまたけっこう相槌を打ってくれた人が、後日「お宅は山歩きしているんですか??」とマジで尋ねられた。 エッ、という感じ。この間の話はなんだったの?。なんとなく不気味な印象をうけて、マジマジとその人の顔をみつめた。私も他人にそんなことをしているのに違いないな。   

★2012年1月某日★歩きながら、美味しくて安い肉屋さんがある、町一番の名物の和菓子屋さんがある、知りませんか、そうですか、知りませんかと話してくれる親切な男性がいます。それで、肉屋さんや和菓子屋さんの名前を尋ねると、うっと詰まってしまって、出てこない。後頭部を叩いて思い出そうとしてくれている表情がお気の毒。同病者なんだ。