健 忘 録 ] 

 日常の暮らしのなかで体験したド忘れ、モノ忘れ。
     それを思いつくままに書き込みます。

  そのつど記録しておかないと、忘却の虹の彼方へ
      永遠に思い出さないからです。

     モノ忘れするも、しないも、生きた証です。

★印は筆者   ☆印はゲスト提供


★06年12月某日★簡単は漢字がすっと書けないときがある。ど忘れのようにである。いつもパソコンのせいにしていたが、ほんとにパソコンのせいなのか。怪しくなってきたな。

★06年12月某日★頭に香水、洗剤、スプレイなんでも、かけますねん。ごちゃごちゃや。それで頭が綺麗やから、お風呂にはいらんと言うて、何日もはいりまへんね。隣の部屋でなんやら呻る声がしますので、そっと開けてみたら、背広の上にジャンパー着て、その上にシャツを何枚も着ようとしてました。着れるはずあらへん。洗髪嫌いは、おばちゃん。重ね着はおじさん。恐ろしかったわ。思い出してもね。あないならんように、早よ、死にたい。これって、プールで聞いた高齢女性同士の話。

★06年12月某日★大型店でクリスマスプレゼントを買う。孫の注文である。五階の駐車場まで戻って車に乗ろうとして、駐車券サービスをしてもらわなかったことに気付く。またエレヴェーターを長く待って、店まで戻る。一度に必要な用事が果たせないな。

★06年12月某日★電子レンジで暖めようと食いものを入れたまんま、次の日の夜まで忘れてました。しょっちゅうですと、見知らぬおじさんが話していた。同病がいる。心強い。

★06年12月某日★某所でマイクの放送。車のランプがついたままですよ。至急お戻りくださいといっているが、よーく聞いていると、わが車種、なんとマイカーではないか。がっかり。

★06年12月某日★やあ、ナカツカサさんと小生に声を掛けてきたおじさんがいる。小生はナカツカサではない。いかににも親しげに、うれしそうに近寄ってきたので、返す言葉もなく、驚いていたら、「しばらく見んな、どないしとってん」と言う。ぜんぜん、ナカツカサさんと違うことに気がついていない。ぼくはナカツカサでありませんよ、といったら、仰天の表情をしていた。こっちが悪いみたい。これは認知症なのかな。単なる人間違いのレベルではないようだった。あすはわが身か。怖い体験をした。

★06年12月某日★クリスマスの季節が到来すると、懐かしい楽団の演奏をよく耳にする。パーシー・フェイス、マント・
アーニー、グレン・ミラー、ヘンリー・マンシーニ、レイモン・ルフェーブル、ウエルナー・ミューラー。フランク・チャックフィールド、カナベル、ポウル・モーリア、、、。昔、聞いた音楽はことのほか懐かしい。みんな名演奏、名曲だな。(ウに濁点をつけるのは、どのキーなのか、忘れた)

★06年12月某日★きょうは何日だったか。ついつい新聞の欄外やパソコンのメニューを見たりして確認している。地名、人名の記憶力は、とうになくなっているが、ついに日付にまで及んできた。


 
★06年11月某日★半藤一利の評判がいい『昭和史』を読む。講演を口述した語りもので、とても読みやすい。柳条湖事件と盧溝橋事件、どっちがどっちだったかな、なんて思いで読んでいる。昭和も遠くなったのか、こちらのアタマがピーマン化しているのか。後者だな。昭和はまだ遠くなってもらっては困るんだ。

★06年11月某日★気分転換に水槽の熱帯魚を見る。アレッ、今朝は餌をやったかな。そう思うと,自信がなくなる。待てよ。今朝の起きぬけの行動を反芻する。やったかな、忘れたかな、無間地獄である。熱帯魚には気に毒だが、やったことで終わりにする。空腹よりも過食の方がサカナはアブナイのだと。

★06年11月某日★病院の待合室で四人家族がぼそぼそ話している。本を読みながら、聴こえてくる。なんだか、わけのわからないことをしゃべっている。見ると、若い女性が熱があるのか、ぐったりして話している。それを心配して低い声で話しているのだ。よほど意識が混濁して、ワケのわからいないことを話していると思い込んでいた。ふと、気がついた。中国語でしゃべっているのだ。アタマがおかしいのは、こっちではないか。

★06年11月某日★病院に月一で健診にいく。高血圧と糖尿病予防のつもり。高血圧の方は降圧剤が功を奏しているが、血糖値は一向に下がらない。医師の前のパソコンの画面を読みながら「よくなっていない。やはりほどほどの運動と食事のカロリー管理、アルコールを控えなくては」とこちらが言う。医師は「その通り」とアイヅチを打つ。「次回まで様子をみよう」とこちらが言う。「それでは」と医師。どっちが医師か分からぬ問答を、ながく続けている。
なにか肝心なことが不足しているような気がするが、それがなにか分からない。

★06年11月某日★毎年暮れを感じると、パソコンで孫の写真アルバムを作ることを慣例にして、もう5年になるが、
ソフトの導入、依頼の仕方をまったく身についていないことに、改めてガク然とする。思えば、いつもその場限りの処理で済ませているから、血となり肉となることがない。

★06年11月某日★「拝啓天皇陛下様」なるビデオを借りて来て見た。寅さんシリーズに化ける前の渥美清主演である。これが古い映画で、出演者ことごとく見覚えがあるのだが、まったく思い出せない。分かったのは、長門裕之と左幸子だけ。エンドロールを見て、藤山寛美、高千穂ひずるたちを思い出した。

★06年11月某日★日曜、祝日の意識がおぼろげな暮らしになってきた。そのため、祝日を配慮せずに、予定を立てている。講義の段取りもそうだ。マジメに勉強しているように見えるが、実は祝日でオヤスミどいう認識が欠けている。こりゃ、社会人失格!

★06年11月某日★
今月はいまのところ、一つもモノ忘れがないか。事実はモノ忘ればかりだ。問題なのは、モノ忘れに気がついて、それを記録することだが、それを忘れしまうことだなのだ。いよいよ、どうしようもなくった。本を読んでも、続きを読む際、前のことを忘れているようじゃ、いつまでたっても、読みきれない。



★06年10月某日★洗面して、タオルで顔を拭いた。それだけなのに、洗濯機に放りこんでしまった。気分はプール帰りのつもりだったらしい。

★06年10月某日★ナショナリズムを和訳する際、文脈によっては、国粋主義と言っていい場合もあるので、国粋主義と書こうと思って、書き出したら、粋の字が木ヘンか、米ヘンか、一瞬迷った。なんということか。情けないことよ。

★06年10月某日★新しい温泉が開業すると、チラシが入っていた。風呂大好き人間としては、楽しみなんだが、その開業場所が思い出せない。

★06年10月某日★自転車で出かけた。帰りにキーを落とした。自転車に乗れないので、歩いて帰った。なさけないことに、自転車をおいた場所と出かけた先の距離は二十メートルくらいしか離れていない。その間で落としたのだろう。悔しい?!

★06年10月某日★秋の体育の日。いい天気だが、昨年のきょうは何をしていたかな。ぜんぜん思い浮かばない。これほど完璧に忘れると、永年生きてきたことの意味がない。ベストセラー・映画「博士の愛した数式」の博士は八十分しか記憶が残らない。似たような状態だな。

★06年10月某日★まだ仕事を持っていて、現役だという女性がこぼしていた。駅改札でしょっちゅう乗車カードを取り忘れている。あれって、潜らしたら、向こう側にひょいとカードが顔を出すので、気が付きそうなものなのに。ま、人のこと言えないけどね。



★06年09月★今月はめっきり健忘記録は少ない。モノ忘れが著しく減少して、オメデタイ限りというわけではない。逆なのだ。いろいろあって、そのつど記録しなければならないと、深く
心にとどめるのだが、その深い覚悟を簡単に忘れてしまうのだ。着々と記憶喪失症か痴呆か、アルツハイマーかが、進行が早まっているのである。

★06年09月某日★旅に出た。デジカメの予備電池とメモリーのスペアを用意して別の袋に入れて行った。幸い、帰宅するまでスペアを使うことがなかったが、袋ごと紛失していた。いつ、どこで、、なんて思いだしようもない。



★06年08月某日★下段のことを書いてから、「天牛」という珍しい姓から、あるいは「天牛書店」と関係ありかと調べたら、図星だった。、氏は、あのミナミの有名古書店の創業者自身であり、以前、下記のような詞を元に朝日新聞に投書が掲載されたことから、全国に広まった詞であるそうな。ということが分かりました。山の上や遍路のホームページに引用されているどころか、お年寄り向きの処世訓になっているらしい。さらには杉良太郎さんが歌って、レコードになっているではありませんか。また、それをもとにシニア向きの「長生き音頭}というバリエーションもあるそうな。そこで杉さんが歌う歌詞を以下に転載しましょう。曲の間に合いの手が入るようです。なお、天牛氏は故人であるよし。

     「ボケたらあかん 長生きしなはれ」
                        作詞・天牛将富  作曲・遠藤実
1.
年を取ったら 出 しゃばらず
憎まれ口に 泣き言に
嫁の陰口 愚痴言わず
他人のことは 誉めなはれ
聞かれりゃ 教えてあげるとも
知ってることも 知らぬ振り
何時でも阿呆で いるこっちゃ

2.
勝ったらあかん 負けなはれ
いずれお世話に なる身なら
若い者には 花 もたせ
一歩さがって 忘れるのが
円満に行く コツですわ
何時でも感謝 忘れずに
どんな時にも へおおきに

3.
お金の欲を 捨てなはれ
なんぼゼニカネ あったとて
死んだら 持って行けまへん
「あの人は ええ人やった」
そない人から 言われるよう
生きているうち ばら撒いて
山ほど徳を 積みなはれ

4.
と言うのは それは表向き
ほんまはゼニを 離さずに
死ぬまでしっかり 持ってなはれ
人にはケチと 言われても
お金があるから 大事にし
みんなベンチャラ 言うてくれる
内緒やけど ほんまだっせ

5.
昔のことは みな忘れ
自慢話は しなはんな
わしらの時代は もう過ぎた
なんぼ頑張り 力んでも
身体が言うこと 利きまへん
あんたは偉い わしゃあかん
そんな気持ちで おりなはれ

6.
わが子に孫に 世間さま
どなたからも 慕われる
ええ年寄りに なりなはれ
ボケたらあかん そのために
頭の洗濯 生きがいに
何か一つの 趣味持って
せいぜい長生き しなはれや

★06年08月某日★
四国のお遍路さん関係のホームページで下記の詞を見つけた。思いだせば、これはよく登る金剛山の上の休憩所の壁に貼ってあったものと同じだ。そう思って読むと、{藤井寺市の「天牛将富氏」作の、とても意義ある歌をご紹介させていただきます。「癒された遍路」より}とある。ひょっとしたら、山上の張り紙も天牛将富氏が貼られたのかもしれないと思った。藤井寺と金剛山は、さして遠くない。さて、その皮肉と含蓄が盛りたくさんの詞は、こうであります。

【 ボケたらあかん 長生きしなはれ 】

年をとったら出しゃばらず 憎まれ口に 泣き言に 人の悪口 愚痴言わず

聞かれりゃ教えて上げてでも 他人のことは褒めなはれ

知っている事でも知らんふり いつもアホでいるこっちゃ

勝ったらアカン 負けなはれ いずれお世話になる身なら 若いもんには花持たせ

一歩下がってゆずるのが 円満にいくコツですわ

いつも感謝を忘れずに どんな時でも ヘエ おおきに

お金の欲は捨てなはれ ゼニ金あっても 死んだら持ってい行けまへん

あの人は ええ人やった そないに人から言われる様 生きてるうちにばらまいて

山ほど徳を積みなはれ と 言うのは表向き

ほんまは ゼニを離さずに 死ぬまでしっかり 持ってなはれ

人にケチやと言われ お金があるから大事にされ 皆ベンチャラ言うてくれる

内緒だけどホンマだっせ

昔の事は皆忘れ 自慢話はしなはんな わしらの時代はもう過ぎた

なんぼ頑張り 力んでも 体がいう事 ききまへん

あんたは偉い わしゃアカン そんな気持ちで おんなはれ 

わが子に 孫に 世間様 どなたからでも慕われる ええ年寄りになりなはれ

ボケたらあかん

其のために 頭の洗濯 生きがいに 何か一つ趣味持って せいぜい長生きしなはれや

                                             以上

★06年08月某日★パンをトースターに入れる。牛乳をチンに入れる。ヨーグルトを冷蔵庫から出す。トーストとホット牛乳ができるまでに、熱帯魚にエサをやる。朝の最初の仕事。その後、食卓につくが、ヨーグルトがない。ヨーグルトは忽然と姿を消すのだ。チン、水槽、トースター、冷蔵庫あたりを探す。なぜか、食器棚に置いてあったりする。これが、わからない。

★06年08月某日★
きわめつきのモノ忘れだ。プールに行くのに、水着を持って行かなかった。こんなドジは初めて。理由をつらつら思うに、あまりにも暑い。往き帰りにアセだらけになるので、着替えのTシャツをバッグに入れた。これが、水着を持った気持ちにさせたようだ。
つまるところ、二つの考え、もしくは行動が出来なくなっているのだ。

★06年08月某日★「71で亡くなりはりましたけどな、義母は68でアルツハマーちゅうのが出ましてん。財布、財布いうさかい、財布、手に持たせますやろ、せやのに、財布、財布どこや、いうて、わめきますねん。怖いでっせ、ほんま困りましたは」

「そうでっか。68は早いでんな、しやけどねえ、レーガンさんかって、どうもできんかったんやから、あれになったら、おしまいでっせ」。

以上、サウナでおばちゃん二人のしみじみ会話。怖い話や。夏の怪談やな。

★06年08月某日★プールに自転車で行った。帰りに、あ、そうそう自転車のカギはどうしたか。ポケットを探り、鞄の底をあさり、引きかえして更衣室のボックスをチェックしたがないではないか。ほかに調べるところがなく、仕方なく自転車置き場に戻ってみると、ジャジャーン、なんとカギはつけたままだった。そう、はじめから抜き忘れていたのだ。暑さボケか、記憶麻痺が進行しているのか。



★06年07月某日★山に登ったら、トイレの前の掲示板に以下のような張り紙があった。 
       「アホンダラ度チェック表」
1、最近、物忘れが増えた
2、今日は何日か思い出せない
3、朝食の内容が思い出せない
4、人や物の名前が思い出せないことがある
5、漢字を書けなくなることがある
6、お金の計算を間違えやすくなった
7、以前に比べて新聞・テレビを見なくなった
8、孤独感や寂しい気分になることが多くなった
9、野菜の名前が五種類以上言えなくなった
10、以前に比べて会合や社会奉仕の活動参加が少なくなった

 五つ以上なら注意しなはれ

参考 平成十六年十一月八日放送 NHKクローズアップ現代「痴呆度を早く見つけて支援しよう」

というものである。同好?の士がいるらしい。軽く五つ以上、クリアしており、この点でも心強い。

★06年07月某日★先に今時の学生の国語力の一端を書いたが、新たに驚くべき用語や歴史の知識を見つけた。日本国
法、アメリカ統領、日本は真じゅ湾を攻げきした。これを湾岸戦争という。ペリーが長崎にやってきて日米安保が結ばれた、、、、、。
いやはや。真夏に寒くなる清涼剤だな。

★06年07月某日★「北朝
せんかん国」と書く大学生がいる。漢字仮名混じり文だが、そういう意図ではなくて、ただ、鮮も韓も書けないのだ。お粗末な学生がふえてきた。

★06年07月某日★プールの利用券を二日忘れて行った。さすがに面目なくて、二日目は取りに帰った。

★06年07月某日★チャりんこで走っていて、ふと気がつくと、社会の窓が全開だった。涼しいはずである。ああ、徘徊ハチャメチャ老人の前兆だな。このごろは社会の窓というよりも、世界の窓ともいうそうだ。こちらの方が大ッピラという感じ。

★06年07月某日★熱帯魚のネオンテトラがしばしば死ぬ。それらは水槽に来て二年は経つ魚である。ネオンテトラの寿命は、どのくらいなのか。鮎やイカは一年と聴くが、種類によって当然ちがうだろう。連中には痴呆とか、記憶力の減退というような症状があるのかな。元気な個体が、突然、翌朝死ぬ。困るんだな。




★06年06月某日★チャプリンの「殺人狂時代」という映画をビデオで見た。前に一度見ているのだが、でもいいか、と思って借りたのに、なんと初見だった。何と勘違いしたのか、それとも見てないものを見たと想いこむのは、これまた痴呆の症候群かしら。

★06年06月某日★サウナで、いいおっちゃんが、昨夜は泥酔して帰り、ズボンのまま寝ていた。どうやって帰宅したのか、ぜんぜん思い出せない、とボヤイていた。なつかしい失敗談だ。当方も若いときは、そうだった。寝過ごして終点の駅まで行ったことも再三再四だ。

★06年06月某日★本箱の棚からかつて愛用したカセット再生の機械が見つかった。電池をいれなおして、あちこちいじくり回したが、使い方の手順が思い出せない。

★06年06月某日★VHSのビデオでたくさんの名画やTVコンサートの番組を収録して持っている。しかし、NHK番組で美空ひばりのお宝映像なんていいながら、三十年くらい前のビデオを流したが、これがほとんど焦点ボケの幽霊画像。専門家集団がいる放送局で、この有様だ。で、一昔まえのムスメの結婚式ビデオをチェックしたら、なんと、もう幽霊画面。ビデオって、こんなに保存がきかないの、怒りがこみ上げるネ。商品としら、劣化しますと告知して売らなければならないくらいだ。劣化ビデオを比べれば、当方の六十有余年のアタマの方がマシだ。それが言いたかった。

★06年06月某日★市場の需要と供給の関係でモノの値段が決まるという話をしていて、板書したら、需要の需の書き順につかえた。これもダメだな。耄碌という事態だと自覚しなければならない。

★06年06月某日★現代史の話をしていて、ルーズベルト米大統領、チャーチル英首相の名前は問題ないが、スターリン・ソ蓮書記長の名がすらりと出てこなかった。あわてるね。連合国の三代表うんぬんという話だから、ここで間が開くと、ダメだな。


★06年06月某日★カレンダーに備忘のために○印を入れて、約束事、用事があることを注意喚起しているが、この○そのもが何だったか。そういう基本的なことが思いだせない。

★06年06月某日★サウナでおじさんたちの健康談義、闘病体験(それほでもないか)を聞いていたら、突如、半年前にした健診予約を思い出した。忘れぬうちに大急ぎ帰宅して調べたら、今月の二週間後と分かった。あやうく忘れてパスしてしまうところだった。これは天の啓示かな。


★06年06月某日★パソコンのソフトやちょっとしたスキルは、必要な都度、勝手使いしているので、すぐに忘れてしまう。デスクトップにあるアイコンを眺めて、これらのアイコンをダウンロードしたときの必要性をよみがらそうとするが、ぜんぜん分からない。

★06年06月某日★今年も半年すぎるのか。早いものだが、一体、どんな半年であったのかな。具体的なことは、たいがい思い浮かばない。忙しくしたときも、空虚な時間も、いつものようにあったに違いないけど、茫々漠々。



★06年05月某日★借りた本を返すべくクルマに積んだのはいいが、図書館に入ってからも、そのことをポーンと忘れていた。これでは本は,お里に帰れない。

★06年05月某日★かねて読みたいと思っていた本を本屋で探したが、読みたい気持ち先行で、ろくに本の名前や出版社を覚えていなかったので、探しきれなかった。ほんと空気頭になりつつあるな。ちなみに空気頭と茶筒頭は同義語だな。

★06年05月某日★教室で態度の悪い学生を嗜めながら、そういうときの台詞はいつも同じだなと話しつつ思った。工夫をしなくては、効き目がないな。それにしても、学生である以前に人間的におかしな、不気味なヤツが増えてきた感じ。老いの繰り言レベルで済まなくなっているようだが、どうしたものかな。

★06年05月某日★ロバート・ライアンとヘンリー・フォンダの区別がつかなくなった。ライアンの「無法の拳銃」という古い映画を見ていて、そう感じた。

★06年05月某日★マイカーのナンバーを世間様は覚えているのだろうか。どうしても覚えきれないね。あれは暗記していて、役立つことがあるのかな。車検証に書いてあるからね。

★06年05月某日★ちょっとしたスケジュールなんか、あるいは備忘なんか、メモしておくことが大切。世間ではモノ忘れ対策について、そういうが、そのメモを取ったことを忘れるこたが、しばしば。パソコンのマイドキュメントとか、ワードに必要な記録を残したりしているけれど、これはなんだったかな。そういう塩梅だから、世話はないね。


★06年05月某日★このごろ書きこみが少ない。記憶力が回復したり、目覚しくよくなったのではなくて、逆に衰退著しいからである。つまり、書き込むにも、それ相応の意欲がないとダメなのだ。万事、前向き、やる気、向上心というような高尚な感性が減退してきた。困ったことだ。あるいは、トシ相応に順調に老境入りしているのか。


★06年05月某日★昔から朝の新聞に関心がなくなるようなら、要注意。世間とのかかわりに無関心になる大きな目安だというが、当方も新聞を詳しく熱心に読むという姿勢に欠けるところが出てきたな。

★06年05月某日★四国八十八箇所霊場巡りを思い立ち、まずは徳島県内の一番から二十三番まで札所を歩いた。事前に体験者の本、ガイドブックをよく読んで行ったのだが、帰宅したいま、23番までの霊場の名前が出てこない。道中どんなに苦労して歩いたかも、おぼろげなところがある。こんなに簡単に忘れるようなら、ご利益は望めませんな。



★06年04月某日★寅さんシリーズに大原麗子がマドンナになる映画がある。BS放送で見ていて、これは前に見たな、という思いと、いやこんな場面は初めてだな、という思いが交錯した。結局、ああ、見たともいえないし、見てなかったとも言えない気分で、終わりまで見てしまった。つまり、こちらの記憶がマダラ状態になっているのだ。それにしても、大原麗子さんは、このごろ消息を聴かないな。美人薄命か。

★06年04月某日★モノを忘れるのは、覚えておく必要がないものだから、忘れるのだ、気にすることはない。こんな大胆不敵な言い方があるが、本当かな。財布を置いた場所まで忘れる、書いた手紙を出し忘れる。こんな具体例を考えると、そうでもないような気がする。

★06年04月某日★チラシ、パンフレットや小さなメモなど、役に立ちそうなものを残してあるが、日時が立つと、なんの目的で残しているのか、そもそものことを忘れていて、結局、反古になる。

★06年04月某日★「身代金」はよくできた映画だが、主演で活躍するメル・ギブスンをビデオを見てる途中に思いだした。これは二度目だ。レンタルビデオの二度借り、三度借りが続く。

★06年04月某日★物故した友人の一周忌。供養の手紙を出そうとおもったが、二、三年、年賀状をもらっていなかった。それだけ患っていたのだ。気がついてみると、住所が分からない。住所録も見つからない。


★06年04月某日★パソコン研修会で、先生の言ってる話が、何を話しているのか、わからないまま茫然と聞いていた。しかし、我に返ると、それは、これまでもやってきた内容だし、初耳の言葉でもないのだ。こういう感じは、一体なんなのか。わらながら、不気味であるな。

★06年04月某日★
ホームページとか、スライドショウとか、ミュージカルといったカタカナ表記の言葉が出てこなくなった。それに相当するイメージが頭のなかでぐるぐる回っているのに、もどかしいほど、言葉が現れてこない。事態はさらに深刻になったか。




★06年03月某日★西国33札所巡りというのがある。一番札所は那智勝浦にある青岸渡寺。6番までは、スラスラ。7番からはまるっきり出てこない。この間、そのガイドブックを読んだばかりで、この有様!?

★06年03月某日★ケビン・コスナーの名前が二日間、出てこなかった。C・イーストウッドとの共演「パーフェクト・ワールド」のビデオを見てのことである。

★06年03月某日★孫娘にお誕生日のプレゼントを頼まれた。ゲームのソフトである。任天堂DS用のナントカである。この名前が、一向に記憶できない。

★06年03月某日★夜寝るとき、夕食に何を食ったか。空気頭で順にたどるが、おかずが一品どうしても思い出せないことがある。食って数時間で、こうだ。腹を立てて、寝酒を増量して寝てしまう。こんな調子だから、布団のなかで読んだ本の中身は見事に脱落している。本を読む意味がない。

☆06年03月某日☆友人からのメールにモノ忘れのことが書いてあった。同じ本を二度買うことがあるという。これは覚えがある。同じ文庫本が3冊になったことがある。しかし、この例はどうか。自販機にお金を入れて、品物を取らずに引き返す、ことがあるそうだ。これはかなり重症だ。でも、まだ安心。ちゃんと失態を認識している。認知力が欠けるようになれば、本モノだ!!

★06年03月某日★ずっと大事なことを忘れているに違いないと、妙ちきりんな話だけど、忘れているに違いないことを気にしていたが、不意に氷解した。糖尿病教室に自主的に出席して、運動や栄養管理を勉強するように、先月の定期健診の際、医師が言っていたことだ。当日、会計で支払いを済ませ、次回の糖尿病教室の案内ペーパーを持ち帰ったことまでは記憶が蘇ってきた。が、もう遅い。

★06年03月某日★クルマの営業担当者が、クルマの定期点検にくるようにと再三、電話してくる。そのうち、と返事していて、いつもアクションしていない。あきれているに違いない。

★06年03月某日★中国のGDPが躍進中。当分止まらないだろうが、終わった全人代の5ヵ年計画によると、2010年には、日米についで第3位になると予想されている。昨年度はフランスとイギリスを抜いて第4位になったようだ。改革開放が始まった1979年のころは、何位だったのか。思い出せない。

★06年03月某日★映画の話の続きですが、「アメリカ
の危機」でお坊ちゃんが副大統領候補になる話。その教育ママ役に現れたのが、アカデミー賞の受賞経験もある大女優なのだが、これが分からない。ずっと気になって思い出そうとしたが、分からなかった。あとでレンタル・ビデオ店で広告を見て納得した。メリル・ストリープだった。

★06年03月某日★リチャード・ギヤを見たので、そういえば、この間、ビデオを借りてみたのが、と空気頭をなんども叩いたら、ポロリと出てきたのが、そうそう「SHALL WE DANCE」。邦画の「シャル・ウイ・ダンス」のリメイク版だった。どうです?弥生三月は、まあまあ、快調な出足でしょ。

★06年03月某日★[愛と青春の旅立ち」。リチャード・ギヤの懐かしい映画をBSでみた。相手の女優はスターになって、間もなく引退した彼女。というところまでは、簡単なんだけど、ココからが難所、つまり女優の名前がね。しどろもどろの末、出てきたのは、デブラ・ウインガーだ。やったね。





★06年02月某日★午後,クルマを動かそうとすると、バッテリーが上がっていた。やむなくJAFを呼ぶ。室内灯を一晩つけっぱなしにしたのが原因。ただ、室内灯をつけた記憶も、車外に出るとき、ついていることも気づかなかった。

★06年02月某日★クルマのキーをかけ忘れた。翌朝、車の前で気づく。後部の窓を全開していたときもある。

★06年02月某日★英語のヒヤリングとは、物音を聞く聴力のこと。つまり、耳のよさのこと。リスニングとは、意味のあることを聴きとり、理解する力とのこと。今日の新聞に、そう書いてあった。なるほど、リスニング試験か。

★06年02月某日★男性のお年寄りがサウナでしゃべっていた。アレがナニやから、ナンヤなあ。そやそや、ナンヤ、やっぱりナニナニやな。そういう会話で結構、話の接ぎ穂が続くから、おかしい。傍で聞くともなく聞いているモンには、ナンのこっちゃ、わけわからん話!!でした。気ィつけようっと。

★06年02月某日★管理組合担当の事務員さんがきて、これこれしかじか、と懸案の事柄について報告してくれた。メモしておかなければと気にしつつ、忘れている。忘れていることを、なぜか布団のなかで眠る寸前に思い出す。よし、明日朝、メモしようと固い決意をして、じつは、この決意を繰り返している。阿刀田高は、おもいついたら、たとえ一字でもメモせよ、と『小説工房 12か月』で言っているが。

★06年02月某日★拳拳服膺とは、あまり使わない言葉だが、心中深く銘記して、忘れないことーーという意味である。
昔の漢文の教師が、教室でこの言葉を頻発していたのを思い出した。この教師は、また「お前ら、それでも金玉ありや」と生徒を怒鳴っていた。男子校だったから可能な言い草だが、いまなら男子校でも口にできないだろう。妙なことを急に思い出したので、書いておこう。

★06年02月某日★二月は毎年、確定申告の季節。税務署から送られてくる書類と悪戦苦闘する。苦闘するが、年一回のことだから、前年の記憶がまるでない。きれいさっぱり忘れいるから、どうしようもない。自己申告を当局は奨励しているけど、年一回というのが、良くも悪くも、泣きどころ。これで納税意識が高まるとも思えない。

★06年02月某日★お風呂で亭主が倒れた。いつまでも上がってこないので、気になったカミサンが風呂場を覗いて、事態を発見した。、カミサンが亭主を引き揚げようとしたが、重くて引き揚げられない。そうこうしてうちにカミサンも風呂場で倒れたーーーーと見てきたように年輩女性二人が眉をひそめてしゃべっていた。ありそうな悲劇である。ド忘れ、モノ忘れも辛いが、これも辛い。映画「海を飛ぶ翼」の主人公のように寝たきりとか、ボケの始まりとか、本人が本人をコントロールする力が失せる前に、本人の意思で安楽死選択の道を開く時期が来ている、

★06年02月某日★山で小鳥をたくさん見た。えさが少ない季節なので、人が作ったエサ場に群れている。シジュウガラやゴジュウガラはすぐ分かったが、茶色の可愛いガラ類の仲間が、どうしても思いだせない。むかし夜店などでオミクジを引いていた小鳥であることは、百も承知しているのに。帰宅してからもずっと気にしていたら、ひょいと思い出せた。ヤマガラだった。何べんも見て、何べんも、これまで口に出したことある、このような知識が思い出せなくなっているノダ。不憫な空気アタマになるつつあるゥ。

★06年02月某日★スターリングラードといえば、かつてのソ連独裁者・書記長、スターリンの名前がついた旧ソ連第二の要衝。独ソ戦で激しい争奪をしたところだが、その名前をタイトルにした、映画を見た。ジュウド・ローとエド・ハリスによる両軍狙撃手の行き詰る争い。面白くみて終わった途端に、これは前にも見たと記憶がよみがえった。あああーー、ま、いいか。

★06年02月某日★防衛施設庁で上級幹部が官製談合容疑で逮捕された。7年前もそうだった。役人の利権がらみの不祥事が絶えない。こうした公的・集団的・恒常的・記憶忘却症候群は、当方のような私的・記憶喪失にくらべて遥かに罪が重い。

★06年02月某日★薄笑いのコイズミさん。靖国参拝は、一個人の心の問題、憲法に保障された精神の自由と開き直っているが、その限りではそうだが、中韓の人々にも心がある。ましてや被害者としての心がある。そのあたりの人間としての配慮を度外視して、田舎書生のようなことを言ってるようでは、話にならない。

★06年02月某日★昨年にいまごろ、何をしていたか、寝つきの悪いままにフォローしてみたが、まったく何も浮上してこない。手がかりも、とんとダメだ。何年もまえの無意識な言動の記憶をたぐりだして、法廷で証言するというようなことは、至難の業であるな。裁判制度は人間が造ったもでるが、せめて短期決着でなければ、効果がない。

★06年02月某日★ホームページ作成の勉強会に月2回出ている。そのつど、新しい手法になるほどと感心しているけれど、帰宅して復習するや、もういけない。これでは上達しないわけだ。

★06年02月某日★
池波正太郎のエッセイを読んでいるが、この人の作品をたくさん読んだ記憶があるのに、一冊の名前も思い出せない。こりゃ、どうしたことか。悲惨だな。




★06年01月某日★図書館から借りた本を7冊、積み上げている。順番に読んでいるが、ぜんぜんはかどらない。読む力さえ衰えてきたか。

★06年01月某日★暮れに買った新しい手帳が、どこにしまったか、探しても出てこない。狭い部屋の本箱や机の引き出しを物色しても、見つからない。足が生えたように消えてしまった。

★06年01月某日★年輩者のことを、シルバーとか、
シニヤとか、ヤング・オールドとか。いろいろ加齢の当たりを弱める言い方がある。けどね、「シニヤ」というのは大阪弁のアクセントでいえば、はよ「死にや」、、、というこっちゃ。ラジオがそういっていた。なるほど、ネ。

★06年01月某日★紅白歌合戦という恒例の番組を見たのは、何年ぶりのことか。もっともK−1やPRIDEの番組とチャンネル・ラッピングしながらであったが、歌曲も歌手もまったく初めてお目(耳)にかかるのが、いっぱいあった。これって、よっぽど世間からずれてるのかなアー。歌舞音曲くらいズレていてもいいのかな、歌舞音曲くらい世間並みの関心を持てよ、ということかな、思案、思案の年の暮れでした。

★06年01月某日★早々にご近所の方の訃報は入った。通夜・葬儀場が、いつものところと違うが、聞いたことがある。あるいは、行ったことがあると思った。気になるので、クルマでひと走りして、確認した。やっぱり行ったことがなかった。既視感が先にたち、行っていないのに、行ったつもりになる。こういうモノ忘れは新手の登場かな。

★06年01月某日★さて、イヌ年の年頭に当たり一言、というほどのことではありませんが、この新しいページを起こすに当たって、思いがけずに四苦八苦。というのは、左の健忘録一覧と同調してページが開く手順をすっかり忘れていました。二つのフレームを見開きで開く、古い記録は
ワン・クリックで右面に蘇らせる。そのスキルを、完璧に忘れていた。例年通り、前途多難な幕開けです。