私の作品



 中年になって山歩きを始めました。山歩きについての興味のおもむくところを下記の本にまとめてあります。
 最新刊は、山から趣向を変えて、お遍路さん体験を記録しました。
 お読みいただければ幸いです。 

 有名書店のほか
「東方出版社」「山と渓谷社」のホームページからも御注文できます。



「夫婦へんろ紀行」

 夫婦の年齢あわせて138歳(2006年)のとき、思い立って四国八十八札所巡りをした。全行程約1200キロメートルを[歩き遍路]で通すことにしたので、体力を勘案して四回の区切り打ち(分割して歩くこと)にした。最初の三回は八泊九日、あとの一回は22泊23日。つまり、46泊47日間かかった。

 季節はゴールデンウイークの始まりから、残暑、初秋、初春と巡り、八十八番目の大窪寺で結願したときは、奇しくもちょうど一年前のスタート日と同日だった。

道中の遍路道ぞいには善人宿という無償のお接待場所がある。小生ら夫婦はバスを改造した宿に泊めてもらったが、なんと夕飯まで持ってきてくれたうえ、こちらの夫婦の老体をみてか、雨のなか改めてお刺身をたくさん運んでくれた。

あの有名な道後温泉。朝早く歩き始めたところなので、お湯に入るつもりはなかったが、通りすがりの男性が入湯券(二人で1600円)を買ってくれて、ぜひ
道後温泉のよさを味わってほしいと言って手渡してくれた。

朝、出立の宿でおかみさんが、そっとタダでお昼の弁当をくれた、、、、、。

 かねて噂に聞いていた四国の人々のお接待文化というものに、じかに触れて
どんなに感動したことか、喜んだことか、どんなに激励されたことか。人の心の優しさ、親切、厚意が、まったく代償を求めぬまま自然に差し出されるのだから、有り難く感謝に堪えない。四国独特のこうした遍路文化には大袈裟かもしれないが、人生観が変わるくらいの感動を得た。

 本は日程に従って日記ふうに見聞した具体的事例を綴ったものです。大雨や残暑の炎天下、あるいは桜の満開期を追うように歩いた記録です。遍路道の事情や遍路をしてみたいとお考えのみなさんに、きっといい参考になると思っています。

        (東方出版社刊 四六版、220頁 1500円)

「初めての四〇〇〇メートル」

熟年登山者のキナバル山行記

富士山より高い山に登ってみたいと、それなりに山登りに親しむと,欲がわいてきます。                                           

より高い山へ、というのは登山愛好家の楽しみの一つです。ところが海外の山は雪と氷と岩の世界で、登山にはちゃんとした登攀スキルと装備が必要ですが熱帯のボルネオ島にある独立峰、キナバル山はそうした厳しい条件なしに登ることができる稀有な山です。                               

しかもマレーシア初の世界遺産、初の国立公園とあって、自然環境がまことに素晴らしい。登山トレイルは整備されて、一日当たりの入山者数を制限、ガイドやポーターの仕組み、遭難防止のための諸施策など日本の山の在り方にも参考になることが多い。定年を機にゆっくりの時間を海外の高い山で過ごしてみたいとお考えの団塊の世代の人たちには、絶好のターゲットではないかとオススメです。                                           

 この山に定年後になってから二度登った経験を元に、道草くいながらの登山体験記をまとめたものです。                                 
                     (山と渓谷社mybooks 四六版 1500円 ) 

「アジアの山紀行」

 身近な海外登山とトレッキングのすすめ

 勤めを早めに繰り上げて、次に大きな目標になったのが、海外の山を登ってみたいという夢。結局、「安・近・短」のアジア の山に行くことに決めた。アジアは名山の宝庫である。この数年間に八カ国と地域で合計十一の山に登頂とトレッキングを楽しんだ。いまでは出版社がつけてくれた本の副題にあるような気分です。                                        

 いろいろな登山の 幅を広げたいと考えておられる方たちに、アジアの山を推奨したい。国内の山には見られない「剛・動・荒涼」の趣があります。富士山よりも高い所に立ってたってみたいとか、大きな 氷河を眺めたいというような好奇心や願いをかなえてくれました。                          

ネパールのエベレスト街道、パキスタンのナンガ・パルバット展望、 中国の天山山脈ボゴタ峰の三トレッキング。それに韓国のハルラ山、ソラク山、ロシアのカムチャッカ半島のアバチャ火山、香港のランタオ・ピーク、台湾の玉山、マレーシアの キナバル山、中国の泰山、黄峰三峰の八山の登山体験記を収めています。                    

「中高年、山と出会う」 

登山ブームの考現学


 自分が歩くこともさることながら、山には驚くほど中高年層の人たちがあふれています。どうしてこんなに多くいるのか。そして、どういう楽しみや喜びを山に求めているのだろうか。                                 

 そんな数々の疑問を実際に歩く中高年世代の登山者に尋ねてみたり、山小屋の経営者、山岳遭難の関係者、山岳ガイド、登山団体のリーダーらにインタビューで迫った記録が、この本の内容です。専門誌「岳人」(97年10月号)は、書評欄で次のように取り上げてくれました。曰く「中高年の登山文化を豊かにしていくために本書のような中高年登山者自身の発言がふえていくことを期待したい」(福島功夫さん)という次第です。
(山と渓谷社 四六版)

「ふたりの夏山」

 最初の金剛山のエッセイは、文字通りの一人歩き。でも、山が面白くなると、高い山にも登ってみたくなります。当時、宮仕えの身ですから、まとまった休暇は夏だけ。それで時々、山についてきていたカミさんと一緒に、それじゃ、ひとつ日本の高い山のトップテンを順に登ろうと計画、結局、これも8年がかりで富士山から大喰岳までを登ることができました。ちょうど定年退職の年の夏に完遂できて感慨ひとしおでした。                                  

 この本は、雨にたたられる事が多かったが、晴れ間をついて現れる壮大な景観に感激しながら歩いた夫婦登山珍道中記といったものです。          
                   (山と渓谷社 B6版)                               

「ひとり歩きの金剛山」

 四十代の後半におもいか゜けなくギックリ腰になり、そのリハビリのつもりで初めて山歩きをした。大阪.奈良府県境にある金剛山に登ったのが、やみつきのきっかけ。いらいおよそ8年間に350回ほど登った時に、山の四季の変化や山歩きの楽しみをエッセイにまとめたのが、この本です。               

 一つの低山を丸ごと題材にした山歩きエッセイは、珍しいとされて、日本山岳会報「山」(92年3月号)は「都市近郊の低い山にこだわって自然のなかで健康回復と対話を試みた本。文中に添えてあるモノクロの写真が実によく本とマッチしている」と紹介してくれました。                             
             (山と渓谷社 B6版)                               

 







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