セミリタイヤ投資生活で海外旅行三昧

 
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HSBCのATMカードをタイで

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HSBC香港のATMカードをタイで

タイでセミリタイヤ生活している人の多くはHSBC香港にも口座を持っている事でしょう。

海外に於いて、日本の銀行を利用した資金移動は割高で損です。

海外移住リタイヤ生活で日本から住民票を抜くことに決めたら

資産の多くは香港、シンガポール、タイなどに移すべきです。

そして海外滞在時には緊急時を除き、日本にある銀行から

直接生活費を引き出さないようにするのがコツです。

HSBC香港に口座を持っている人は既に通知を受け取ったはずですが、HSBCアドバンス口座の人は2013年から、セキュリティ強化のために既存のATMカード(キャッシュカード)がICチップ付きの新しいカードに変更、同時に香港国外でお金を下ろす限度額の枠が改定されました。放置すると海外出金限度額がゼロに設定され、送られてきた新ATMカードを4ヶ月以内に使わないと新カードも失効します。今頃慌ててアクティベイトしようとしている人も多いことと思います。

アクティベートといってもATMマシンに挿入して何らかの取引をするだけでOKなので、例えば残高照会だけでも良いはずです。が、私はついでに少額のタイバーツを下ろしてみました。ただ、以前は利用できたPLUSやCIRRUSのマークがあるキャッシュディスペンサー・ATM機との提携解消により、通知に記載の場所へ行く必要がありました。

HSBCからの通知やホームページを参照すると、HSBC、ハンセン銀行、UnionPay、Pos ネットワークでATMカードを使えばアクティベートできるとあります。POSネットワークというのは、銀聯カードとして利用し、買い物などをすれば良いという事のようです。確かにカード裏面を見ると、「UNIONPAY」のマークと並んで「銀聯」とも表示されてます。

或いは、HSBCはUNIONPAY (ユニオンペイ)グループに加盟しているので、ユニオンペイ加盟銀行(約20行)のATMを使えば出金できます。ユニオンペイの他メンバーは中国系だとハンセン銀行(恒生銀行)、東亜銀行など。タイ国内では他にシティバンク、スタンダードチャータード銀行(渣打銀行)などがあります。日本では三菱UFJ銀行、SMBC三井住友銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行など計7行。

恐らく中国の銀聯カードとユニオンペイとは同じ物です。ユニオンペイのグループが銀聯カード発行メンバーになっていますからね。それで思ったのは、中国人は商売上の取引代金をなかなか払わないので有名ですよね。そういう人たちにクレジットカードなど持たせたら、そのクレジットカード会社はバタバタ潰れると思っていましたが、流石に取りっぱぐれない方法を採用していました。銀聯カードというのはクレジットカードでなく、デビットカードなのです。つまり、銀行に預金残高があれば、それを限度にキャッシュレスで買い物ができるのもので、買い物すると即時決済で預金残高から代金を引き落とされます。与信しないのです。当然ですよねw

HSBC銀行はバンコクに1店舗、ラマ4世通りのカジノバスが多数発着するルンピニー公園向かいに看板を掲げてますが、実は既にタイの地元銀行にリテール事業を譲渡していて、個人向けのバンコク支店は閉鎖されています。よってHSBCのATM機はタイには存在しません。私はそうとも知らずラマ4世通りのHSBCに行くと「店舗は閉鎖されたのでシティバンクへ行きなさい」と警備員に言われました。バンコクのシティバンクはアソーク交差点にある支店が一番わかりやすく便利です。私は日本でシティバンク銀行にも口座を開いてますが、海外のシティバンクのATMを使うのは初めてで少し戸惑ったので、以下、参考になればと思います。

まずシティバンクもタイの習慣に則り、機械はデポジット(預け入れ)とATM(引き出し)などに分かれています。ATMの方にHSBCのATMカードを挿入すると、カードを読み取ったらすぐに押し戻されて出て来て驚きました。初めてなので訳が分からず、受付を拒否されたのか?とも思いましたが、画面を見ると「暗証番号を打ち込め」と表示されてました。

気持ちを落ち着かせるため、一旦取引を中止し、その場を離れてよく考えました。そして再度やって見ると、又すぐにカードが押し戻されて出てきて、またも6桁のPINを入力するよう求められたので、暗証番号を打ち込みました(HSBC銀行ATMカード暗証番号は6桁です)。すると取引を選択するように画面が変わったので、後は表示に従い淡々と進めればOKでした、何も考える必要はなかったのです。確か最後は取引を終了するか?などの表示があったような気もしますが、ハッキリ覚えてません(笑)自分用の備忘録には「EXITを押す方がよい」などとメモってましたが。とにかく、インターネット上の取引でのログアウトのようなものでしょう。シティバンクのATMマシーンを使った取引の要点は、すぐにカードが戻されるという事ですが、知っていれば慌てる事もないと思います。恐らくカードの取り忘れを防止する方策でしょう、私はこの方式に大賛成です。ともかく、とりあえず2000バーツだけ下ろしてみました。

バンコクの定宿に戻り、ネットで確認してみると、HSBCのサイトではリアルタイムで残高が減っていました。2013年3月6日20:00頃でしたが、545.50香港ドル引き落とされていました。確認のためログインした時の為替レートで計算すると552.80香港ドルに相当しますが、約1時間ほどの間にレートが動いたんでしょうか。差額は7.30HKDなので、約80円程度ですが、少し得したような気分です。

そして特筆すべき事があります。数年前にできたタイの法律で、海外発行のクレジットカードやATMカードを使ってタイ国内で出金すると、一回あたり150バーツもの手数料を取るというものがありますが、今回の取引ではそれが徴収されてませんでした。150バーツというと約450円ですから大きいです。私が思うに、HSBCのATMカードは銀聯カードを兼ねてますから、タイバーツという商品を買い物した、という解釈なのではないでしょうか。取引の詳細は翌日の香港時間の05:30〜20:00に可能となるようです。今回、このページを作成するにあたり、念の為確認すると、HSBC香港側で海外引出手数料としてHK$20−を徴収しただけで、それを含めて545.50HKDでした。

HSBCのATMカードを持っている人は当然ながら既にカードのアクティベイトは完了しているでしょうが、シティバンクのATM機を使う際の注意点として読んでいただければと思います。2013年3月