素晴らしいスケッチで我が家をご紹介出来ることを、幸せに思っています。
平成17年の秋、平成15年6月5日付の朝日新聞に掲載されたスケッチの原画を、ご本人の福山聖子さんからコピーして送って頂きました。新聞に載った物は小さな点の集まりで表現されるため、それはそれで味わい深い絵でしたが、今度お送り頂いた物は一段と綺麗で、非常に詳細に描き込まれている事が分かります。


平成15年6月5日付 朝日新聞より

  6月の初め、1日は雨が降ったので多分2日だと思ったのですが、朝日新聞販売店の河島君の奥さんは、月末.に集金に回っていて気が付いたと言っておられます。家の前の田 (スケッチや写真では下側)の、画面には有りませんが更に手前側に、学校給食センターへ入る取り付け道路があり、その入り口の電柱の側で我が家を写生している女性がおられました。
  白かベージュの帽子を目深に被って、かなり長い時間スケッチしておられたのには気づいていましたが、まさかこんな形で新聞に載るとは思いませんでした。「なかなか立派な家に見えるがな」と、母は大喜び。河島君の所へ、朝早く新聞を片手に飛んで来られた近所の方もおられたとか。「安曇川町田中と書いてあるが、何処の家やろう?」と言ったって。まさか?その朝日新聞販売店の前からは、私の家がこの姿でよく見えるのです。
  写真より暖かみが有って、 しかし見事な描写ですね。写真は田に稲の植わってない、1月10日の撮影です。電線と有線・電話線が交錯し、家の後ろに高圧線まで走っていて、これが無ければどんなにすっきりするだろうと かねがね考えていた通りを絵に描いて頂きました。
2005/1/19
  純米酒「かじや村」のラベルをデザインするのに、絵に色が付いていればラベルが華やかになるとの吉田酒造専務の肇君の意見で、画家の福山聖子さんに着彩をお願いしていました。今日、福山さんから小包が届き絵が送られて来ました。お手紙には「新聞掲載の原画に着彩ができませんので、別に描いてみました」とあり、同じ構図で彩色された我が家の絵が届きました。