MAWERA
Forschung mit Zukunft
未来への研究
オーストリー初めてのスターリングモータをもつバイオマス施設
スターリングモータプロセスによるバイオマス熱発電装置
オーストリー初めてのスターリングモータプロセスに基づく熱発電(KWK) によるバイオマス熱電装置がMAWERA木質燃焼設備会社によって創られた。これらの環境にやさしいシステムはFFFの補助金の支援を受けた。オーバーレヒ/フォアアールベルク自治体に設置された施設はCDF(コンピュータ流体力学)最適化されたデザインによる高温下部燃料投入型の原則によって動いている。発電装置は複数のボイラーを用いたいろいろな種類が考えられた。基本的に、このKWKモジュールは250kWの熱需要を満たし、35kWの発電をする。冬季には、追加的に第二のMAWERAバイオマスボイラーを稼動させる。
このバイオマス下部燃料投入型ボイラーには、地域の木材加工業および林業からの木質チップが使用される。このスターリングモータを効率的に運転するには、1300℃の高温燃焼ガスが必要である。そのために燃焼室の形と燃焼空気流がこの条件に合うように作られている。燃焼室から出た燃焼ガスがもつ熱量の一部は熱発電モジュールの熱交換器でスターリングモータの作動気体に伝えられる。これによりモータ動作に必要な動作条件が満たされる。熱発電モジュールを出た燃焼ガスは燃焼室の燃焼用空気の予熱器の熱源として使用される。また、続いて残りの熱はエコノマイザーによって遠隔暖房用の温水用加熱器の熱源として利用される。燃焼装置はできるだけNOxやCOエミッションを少なくし、環境にやさしく、かつメイテナンスフリーに運転できるように工夫された装備を備えている。このバイオマス熱発電モジュールは全体効率が86%を達成している。
フォアアールベルクの企業、MAWERA木質燃焼装置製造会社を1975年に創設し、以来、100から10000kWまでの木質燃料ボイラーの開発・製造を続けており、その他木質粉砕機などの周辺機器の開発・製造も行っている。ボイラー、燃焼装置、排煙浄化装置、その他付属品等木質燃焼関係すべてを網羅している。2001/2002年には、110人の社員を擁し、年商19百万ユーロのうち、70%を輸出している。
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