平成13年8月

東能勢ファイターズ保護者各位


                             保護者会会長 森

 平素より東能勢ファイターズの運営に協力いただきありがとうございます。
 日中の暑さは止まることなく上がり続け、太陽の下での活動はとても苦しい時期ではあります
が、子ども達も指導者も汗だくになりながら、ちょっとでも野球が上手くなるよう毎週毎週がん
ばっています。

 毎日のように「熱中症」が新聞記事となるほど今年の猛暑は厳しく、ファイターズにおいても
水分補給のための休憩時間を多くとったり、水道水で頭部を冷やしたりなど考えられる対策は
おこなっていますが、各家庭においても日々の活動状況などの話しを聞いて頂き、もし何かあ
りましたら遠慮なく連絡願います。

 また、指導者の数に比べ子ども達の人数が多く、目が行き届かない部分もあるかも知れま
せんので、是非とも保護者の方もグランドに出て来て頂き、この夏を無事に乗り切れるよう
我々と一緒に子ども達を見守って下さい。

 さて、「夏の甲子園」がまもなく始まろうとしています。我がチームのホームページでも、将来
はプロ野球選手になりたいという子ども達がたくさんいます。そんな子ども達の夢の舞台である
今年の夏の甲子園に、何とファイターズ卒業生の「長畑紘介」君が、宮崎県代表 日南学園の
選手として出場するとの情報がファイターズOBよりありましたのでお知らせいたします。

 長畑君は平成8年度の東能勢ファイターズ卒業生で、記録によれば6年生時の成績は34打
数15安打(内訳 単打4、2塁打5、3塁打2、本塁打4)打率 0.441 と当時からすばらしい成
績を残しています。

 現在は日南学園3年生でチームの4番を打つ主砲として活躍しているそうです。また、今年
の日南学園はあの西武の松坂をも凌ぐといわれている超高校級右腕の150キロ投手 寺原君
を擁するチームで、新聞等で全国的に注目されているチームでもあります。

 今回、そのファイターズ卒業生である長畑君へエールを送るため、希望ヶ丘及び甲子園へ応
援の横断幕を掲げたい旨、OB達より提案があり現役ファイターズへもその協力依頼がありま
した。そこで、私(会長)の独断ではありますが、その横断幕作製経費の一部を部費より捻出
することにしましたので、ご理解の程よろしくお願いします。

 我々には、甲子園は遠い世界での話しではありますが、ファイターズに在籍していた子ども
が活躍していることを知り、指導者として大変喜ばしいとともに、子ども達への指導の大切さ、
責任の重さも痛感しているしだいです。

以下、九州日刊スポーツより抜粋。「寺原だけじゃないぞ、打線も見てくれ!」

 日南学園の小川茂仁監督(54)は、全国制覇に自信を見せた。剛腕・寺原の影に隠れた
が、県大会では持ち前の打線も爆発した。
 中でも、指揮官を喜ばせたのが主砲、長畑紘介一塁手(3年)の復活だ。決勝でも4−2で迎
えた5回1死。
 宮崎日大エース田中健太郎(3年)の高めの直球をライナーで左翼席中段へ叩き込む120メ
ートルの通算48号を放った。
 5月の練習試合の走塁中に右ひざを痛め、まだ薬を飲んでのプレーが続くが「痛いなんてい
ってられません。甲子園でも大きいのを打ってきたい」と気持ちを引き締めた。「(センバツを逃
した)昨秋の悔しさが、ここぞの集中力になっている。今日もうちらしい攻撃ができた」。指揮官
は全国制覇へ向け、投打にてごたえをつかんでいた。