アコースティックだけど、スタンディングという初めての形式のライブ。 3年前に大阪でも着席のハイアンプラグドはあって、 張りつめた緊張感と歌声に圧倒されて、ほとんど動けなかったけど本当にいいライブだったんだよなあ。 去年のものは行けなかったけど、以前のものよりはくだけた雰囲気だったようだし、 今回はどんな感じになるのか想像つかないなあと思いながら、この日を迎えました。 仕事を5時で早退し、開場20分前くらいに到着。友人たちと合流。 左側の奥にドラム、手前にベース。右側の奥に琴、手前にツインギター… ますますどんな演奏になるのか分からない??? とりあえず、初体験のお琴の生音に興味深々。 ほとんど時間も押さずに客電が落ち、『FIGHTER COUNTER』のポエトリーVer.が流れ出した! あのバージョンで歌う(?)のか!?と思ったけど…単にSEでしたね(苦笑) 【遠藤衣装チェック】 ・黒(?)のツバの小さいお馴染みの帽子に、赤系の羽がついていた。 ・ネクタイやらスカーフやらをたくさん束ねたような、これまたお馴染みの巻物が首元に。 ・白の薄い素材のシャツ。パッと見、前がレースかな?と思ったけど、よく見ると、 破ってねじってフリンジ状になったものが、たくさんぶら下がっているという感じ。 袖は、手のほうに向かって膨らむような感じで、袖口はボタンが3つのダブルカフス… これ、すごく可愛かったよ〜。終わったあと、皆が口をそろえて「王子様ブラウス」と命名(笑) ・パンツはここ2,3年ご愛用のクラッシュジーンズ。 ・靴は2月と同じ?ウエスタン調の薄い茶のとんがり革靴。 ・王子様ブラウスの下は、黒のベスト。横は切りっぱなし風で、後ろには白で「鳥」か何かの絵が。 (私には、トカゲに羽が生えたような生物に見えたが)その下に2月と同じワッフルタンクトップ。 シャツが脱ぎにくそうで、ちょっと悪戦苦闘してはった。 ・黄色、オレンジ、黒…と派手なベルトがベストの下からチラチラ。 1曲目は、『WHOLISTIC』。以前のアコースティックVer.の原型は少し感じるけど、 やっぱドラムもベースもあるから、厚いバンド音。不思議な耳ざわりだけど気持ちよかった。 次は、琴の音が凄く目立つアレンジの、和風『FIGHTER COUNTER』。 心地いい裏切られ感に、「すごいな〜!」と思わず感嘆の声を上げてた。 琴がこんなに激しく他の音に絡むんだ!とイメージが変わった。かっちょええ〜! みやざきさんならではなのかもしれないけど。 最初は、渋い紺系の着物でしたね。 何曲か演奏したあと、着物なのに遠藤さんの後ろを走ってはけていった(笑) …もう曲順曖昧なんだけど、久々に聴いた『黒い太陽』が自分的にこの日の最高歌唱でした! 鳥肌立つわ!本当に通常ライブにはない醍醐味はこれだ!って思う。 ちゃんと歌上手いんだよ、遠藤さんって!(こら〜) ジャズっぽいアレンジが新鮮で、えらくカッコよく感じた『寒風』。 (ジャズっぽい=ルパンっぽい!なオレの頭ってどうよ…) 『BY THE PEOPLE』での、めっさ睨みきかせながら 「…動物園のサルみたいなのはそろそろご免なんだよねえ!」で、うお!ポエトリー!!(笑) 客席の熱さに、思わず立っちゃった!!といった勢いの『ROBA』は燃えた! 「すごーく懐かしい曲やります!」と言って始まった『無限の鏡』も楽しかった。 『シャララ』とか、アンコール最後の曲だった『百花繚乱』もポップで明るいアレンジで、 しんみりしない感じがこれまた新鮮でよかったなあ。 全体的に、ちょっと踊れたり、じわーっと聴けたり、バランスよく無理なく楽しめるライブだった。 思っていたよりホンワカ楽しいライブだったなあという印象でした。 【MC集、その他】 ・曲が終わったあと、なんだかおかしな沈黙があり…。 客「?」 遠藤「…!」 遠藤「MCだった〜!」 おもいっきり「えええ〜!?」言うてもうたわ…。相変わらず、なんかとぼけてるんだよな〜(苦笑) でも、その後は、機嫌良さそうに 「今日、電車乗ってきたんだけど、窓から桜がたくさん咲いてるのが見えた」 「今、新曲作ってて、すごくいいからシングル出そうかと思ってる」「まだ、言っちゃいけないんだけど(笑)」 というようなことを言っていた気がします。 ・そして、「これは…大阪は初めて…初めて?」と記憶曖昧な感じで言うので、 思わず「ううん、2回目。」と指2本立てて、普通に答えてしまった。 (「ハイアンプラグドのライブ」という意味に私は取った…) すると、「あ、2回目だった〜?…ゴメン」 !? なんで謝るの?と、嬉しいっていうより面食らってしまった。 ただ、自分を見下ろした顔がすごく優しい表情だったのが印象的でした。 ・曲間に、山ほど飛ぶ遠藤コールに、横向いたままピースしてみたり、にっこり笑ってみたり… なんだかとってもフレンドリー。 ・あとは…みやざきさん再登場の時に、ゴールドのタンクトップに衣装替えしてたんだけど、 お琴の前にスタンバイしてから、振り返って「…衣装替えしてる(笑)」…気付くの遅っ!(笑) ・何やらもぞもぞっとしゃべって「…MC苦手だからどんどん曲いきます」とか。 ・後半のほうで、「りょおいちいい〜〜!!」とやけに悲痛な(?)コールが飛んだとき、 「…死ぬなよ(苦笑)」 っていうのがかなりツボ入った。 ・たしか『SUPERIOR』の前に、ハチミツ飲んでた。こっそり容器を落としそうになってた。 ・照明のせいなのか、終始、まぶたが赤く腫れているようにみえた…。 ・マイクスタンドを腕でゆっくり押しのけるというのが数回。腕や手が綺麗で見惚れてしまうわ。 ・『百花繚乱』のとき、マイクのお尻部分(?)が外れて落ちた…! はめ直したら普通に音出てたけど。その前にも数回あったらしい。そんな外れ易いものなのか…? ・「平井さ〜ん!」のコールに、ニコッと笑った平井さんが超ラブリーvv 髪型も可愛すぎる〜。 歌いだしたら鳥肌モノの迫力で、動きにも眼光にも否応無く惹き付けられる『エンズ・遠藤遼一』 なんだけど…MCがなんだかすごく照れくさそうで、でもお客さんの言葉にも普通に反応して、という 様子を見てて、すげー普通の兄ちゃんだよなあと感じてしまった。 そんな普通の一人の人間が、色んな思いと対峙するのは、すごい力にもなるだろうし、 ものすごく大変でもあるんだろうな。だからこそ面白いし、充実してるのか。 なんてつい、考えすぎてしまうけれど、ただ素直に今出せるものを表現しているだけなのか… ああ、なんだか取りとめ無くなってきた(苦笑) 本当に最近、いいライブしてると思う…今まで以上に大事にしたいなあ、この時間。 |
set list
1.WHOLISTIC/2.FIGHTER COUNTER/黒い太陽/BY THE PEOPLE/遠い朝 /〜saezuri〜/アポリア/SUPERIOR/反逆/寒風/上昇/ROBA/PASSENGERS /PURPLE/無限の鏡/シャララ/ハレトケ /自由なこころ(en)/百花繚乱(en) |
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