去年の夏以来のリキッド。 会場に着くまでの私は、なにかすごく欲張っていた。 まるで余裕が無くて、周りの人たちのことを思いやれなかった。 ENDSを、遠藤さんを観に来たのに、それすらもうわの空のような、何もかもが中途半端な気持ちだった。 でもそれは…目の前にこの日のENDSの世界が広がった途端に一変。 初めてENDSのライブに行けた時の気持ちが蘇ったよ。 ただもうこの場所にいることが嬉しくてたまらなかった。 【衣装】 遠藤さんは、真っ黄色のトレンチに真っ赤な革ベストに黒のハーフパンツ。 シルバーのスパンコールの付いた、ハイカットのスニーカー。 中さんと西山さんは、白シャツに黒のパンツでお揃い風。 有松さんは、全身白だった気が。 IDVRシリーズとは違う新しい音と目潰しフラッシュな照明でメンバーさんたち入場。 聞き覚えのあるイントロが混じる1曲目でまず驚く! 『オーイエイ!』!??うーわやっぱそうだーーー!! クールなDIGIに生まれ変わったこの曲に、まず大興奮♪ 最初は、目に痛いほどのまっ黄色のトレンチに目を奪われたけど… なんだかんだいってやっぱりこの日一番の衝撃は、遠藤さんの顔を見た瞬間だったよ!(笑) 「メイクしてるううう!!きゃああああv」 復活ソフバでもしなかったことをENDSでするなんて思いもよらなかった! 映像でしか観たことの無い、インキュベイトのころのような囲み目メイク。 でも、そのころのストイックで暗黒な印象とは違って、 熱くオスの色気がにじんでいるのが「今だからこそ!」だと思った。 何もしなくても強烈な目力なのに、更に倍率ドン!だよ、どうしよう!! 原色な衣装と、ありえないくらいのカッコよさ…なんとなくJOJOの世界?(笑) 衣装と曲とメイクで、一気にツカマレテシマッタ。 少ししてから、西山さんも同じようなメイクをしていることに気付く(笑) うわーヤバイ!!こっちはスパロウ船長!?? 中盤まで、疾走感あふれる間髪入れないはげしめの選曲。 『市場』や大好きな『WHOLISTIC』や きらめく『FOUND』やオリジナルに近い『FIGHTER COUNTER』や…。 最近、本編最後になることが多かった、ENDSライブ名物(?)『ひまわり』までが中盤に突っ込まれて 叫ぶしかない!跳ねるしかない!!腕振り上げるしかない!!!(殴ってしまった方すみません…) 重く響くドラム、地を這うベース、色っぽいギターの音…打ち込みももちろん入ってるんだけど、 すべての生の音がしっかり聴こえて、歌詞とびや声の裏返りなんぞも気にならないくらいに、言霊をとどける熱い歌! メイク効果もあって、ギラギラ感が増す眼光や、自由に宙を舞う手足。 〜getting blood〜だけあってか、赤い照明が多かったのも印象的だった。 ただただすべてカッコよくて、何時間でもここにいたい!と思った。 やたらに男子からかかる「アリマツ!」コールに中さんが笑っていたり、 有松さんが出だしをミスったらしい『JUBILEE』では、曲が始まる前にかかった客席からの声に「なんて??」 と聞き返す遠藤さん…その流れをぶち切って曲が始まっちゃったり(笑) そんな和やかな空気もよかったね♪ 『蜘蛛と星』の前に、「小さいながらもがんばってる蜘蛛の歌やります」の言葉。 『JUBILEE』と『蜘蛛と星』は、有松さんのパンクなドラムが合ってて好きだなあ。 圧倒的に多く腕が上がっていたのは、中さん側…(笑) 西山さん側の客席に向かって、 「アコースティックじゃないんだからもっと盛り上がっていいんだよ!」 なんていう遠藤さんの言葉もありましたね(笑) あとは、シンプルなレゲエ調アレンジになっていた『つむぎ』とか 『UZU』のイントロの西山さんのベースがカッコよかった!とか印象に残ってるな。 お互いを祝福しあうような『日々歌』のクラップ。「ああ、また進めるな」と生の歌声を聴くとすごく思う。 長く余韻を残して本編終了。 アンコールの3曲は、『アポリア』からほとんど棒立ち…。 圧巻! 魂の歌!! 『アポリア』は、サビからのずっしり重い有松ドラムが新鮮だった。 ロックでドラマティックな『上昇』『永遠否定』。 大盛り上がり!というよりは、聴かせる曲たち。 厳しい現実から目をそらさず、それでも顔を上げる、ENDSの言葉の世界の象徴のような曲たちが並んでた。 深い声で確実に紡がれる言葉が、熱かった。 遠「次は秋か冬に会いましょう!」 客「えええええーーー!???」 と、そんなに間空くの!?と淋しがる、客のブーイングで終了(苦笑) 客電が付いても、しばらくアンコールがやまなかったね。 ま、でも、今年は新しい曲たちに会えるかもね! しばらくライブをやらないから(DJイベント中止になったからってのもあるのかね?) というのもあったらしく、グッズやCDを買った人限定で、 サイン&握手会があって…事前に予告が全く無かったのでびっくりでした。 すんごい列になってて、ドリンク取りにいけねーよ!(苦笑) やっとビールにありついたら、ちょうど遠藤さんが見える位置で、 友人と話しながらしばらく眺めてた(並べよ) 大門なグラサン、取って欲しかったなあ…(勝手) ライブでたくさんもらったからもういいやという気分でした。現実的には、販促っていう面もあるんでしょうけど…。 やっぱりこれなんだ!これだから好きなんだ!とただ素直に感じる、満ち足りたスペシャルな時間でした。 ほんとに全部カッコよかった!ありがとう、大好き!! |
set list(もちろん順不同!)
1.オーイエイ!/市場/FOUND/FIGHTER COUNTER/WHOLISTIC /〜saezuri〜/ひまわり/つむぎ/蜘蛛と星/JUBILEE/KINGDOM/UZU /反逆/BY THE PEOPLE/SQUABBLE/SUPERIOR/明るい未来/日々歌 /アポリア(ec)/上昇(ec)/永遠否定(ec) |
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