ラジオ出演 『ミュージックスクエア』(1998年1月)


中村タカコがお送りしております、ミュージックスクエア。ここからはゲストの登場。 今夜のゲストは、エンズ遠藤遼一さんです。どーもこんばんは〜。
「こんばんは。」
ごぶさたしております。
「お久しぶりです。」
相変わらず美しいお声に…(笑)
「(笑)」
美しいお顔に…(笑)でも今日はちょっと寝不足?
「寝不足(笑)…はい。」
なんですって?何時間ぐらいしか寝てないんですか?
「んーと、2時間ぐらいスか?」
すっごい寝不足ー!ねえ!
「下手に寝なきゃ良かったなー…。」
(笑)あ、それーあるよね。なんか3時間ぐらい寝ると割とこういい…
「あー、1時間半周期…。」
っていうけど、2時間がちょっと…ぼーっとしてる?
「結構…ナチュラルハイ状態ですね(笑)」
あ!いいじゃないですか!よく寝不足でハイになっていきますけど。 ねえ、いつもよりもっとしゃべってもらおうかな。
「いやいや、(聞き取れない…)かもしれないけどすいません。」
(笑)じゃあですねえ、まず曲のほうを聴いて頂きたいと思います! ニューシングルですねっ。紹介してください。
「はい!じゃあ、エンズで『シャララ』です。どぞ!」

曲 『シャララ』

今夜のゲスト、エンズの新しい曲、最新シングルですね。 『シャララ』を聴いて頂きました。これは、去年の7月にリリースされたミニアルバムの 中にも入ってた曲なんですけど、
「はい。」
やっぱシングル用にちょっと音とかは変えたりしたんですか?
「そうですね、ミックスだけ変えて… 別に新しく録り直したりはしなかったんですけど。」
何でこの曲を、シングルカットすることに?
「それは…評判が良かったから。」
あはは(笑)周りの評判良かったですかー?
「そう。」
なんか、これぞーだから、エンズのスタンダード!みたいな感じなのかな?
「うーん…あんま良く分かんないんですけどね、その辺は。 なんか…結構すんなり出来ちゃった曲なんでー。」
うんうんうん。
「でー、まあ、名曲名曲と…。 なんかキャンペーンしたりとかするじゃないスか。」
みんな、この曲いいね!これ好きなんだよ!って言う人がいっぱいいて。
「いて。…じゃ、まあ出したほうがいいかなと思って(笑)」
(笑)ものすごく分かりやすくていいですよね、それね。

静岡県の○○ちゃんっていう方はねー、 ”エンズのニューシングル『シャララ』リクエストします。この曲は遠藤さんが作ってるときに 涙がこぼれてきたというのです。”
「ああ…涙がこぼれてきたっていうか、ボロボロ泣いたって言うほうが…。」
ああ、そう…!号泣って感じね。 ”ホント遠藤さんの作る曲はサイケでカッコいいです!”って書いてあるんですけど。 え、曲を作ってる時?詩じゃなくて?
「詩ー書いてるとき…ですかね。」
うんうんうん…。書きながら?それとも思い浮かべながら、ワーって出て来ちゃった感じ?
「んーと…書いてるときもあったですけどー、出来上がって レコーディングするじゃないスか。でー、朝帰ってきて…で、ボロボロボロボロ(笑)」
あーそうー!じゃあ、自分もすごく好きですごい感動したし、周りの人も言ってくれた 一致した曲なんだまさに。
「そうなんですよ。だから、うーんなんか 結構僕の中では、ブッ飛んだ曲と…言えばブッ飛んだ曲になって、印象としてあるんですけど。」
うん。
「で…なんか。ま…ちょっと話せば長くなるんでやめますね(笑)」
(笑)長くなってもいいけど(笑)きっと遠藤さんが長いと思ってるのは普通のゲストの 1/10くらいかもしれない…(笑)そんなことない?
「いやいや、人生経験語んなきゃいけなくなっちゃうんで。 5歳くらいの時から語んないといけない…。」
あー、語んなきゃいけない?(笑)じゃあ、1時間じゃ足りなくなっちゃうかー。

大宮市の○○ちゃんもね、この曲ねえ、いただきました。 ”この曲、ずーっと頭の中でまわってるんですよー”ってねえ、書いてあるんですけども。 この横浜市にお住まいの○○ちゃんはね、”このごろ、遠藤氏の詩は簡単で分かりやすくて嬉しいです。 ご当人は何か心境の変化でもあったのでしょうか?凡人にとっては嬉しい限りです。 寒い日が続きます。お体ご自愛ください。”と書いてくれましたけれどもねえ。
「恐縮です!」
(笑)なんか…詩の書き方?うーん、例えばそんなに難しい言葉じゃないんだけど、その裏にあったりとか 色々書き方はあるとおもうんですけど。書き方変わって来たっていうのは、本人の中にはあるんですか?
「うーん、ま、表現方法ですから。 んーでも、また難しくなるかもしれないし(笑)それはなんか、自分の中でシーズンみたいなもんで…」
また、変わるかもしれないし。たまたまそういう時期…
「気まぐれなんで。」
だったりするのね。
「許してやってください。」
(笑)またそれはそれで、変わったら変わったのがいいですって ファンの人たちは、来るのかもしれないんですけどねえ。

今回、シングルと同時にですねえ、ファーストビデオ…ファーストビデオなのね?エンズにとってはねえ。 うーん、これはどんな内容なんでございましょうか?
「えーっと、去年の夏にですね、あのー、 TOUR spacyというヤツをやったんですけど。東京に、えーとー…」
新宿と…
「新宿と(笑)渋谷の、えーライブをやったんですけど。 そこのライブの模様が入ってるんですねっ。」
これは…
「ま、ライブビデオなんですけど。」
本人がビデオ…ライブビデオ出したいなっていう感じ?それとも周りが、 あのライブ良かったしビデオにしたほうがいいんじゃない?という感じ?
「あのー、結構…先に言われるじゃないですか。 ま、ビデオそろそろ出したほうがいいんじゃないって(笑) それで…っていうか結構、出しなさい!状態っていうか。」
命令口調混ざってるみたいな、ちょっと(笑)
「分かんないわけじゃないですか。 その日のライブがいいか悪いかっていうのは。実際…生ものだし。 それで、じゃあまあ一応、分かりましたって言って…押さえといてもらって。」
あ、そうだよね!だって後からっつっても、 ちゃんとカメラも音も回してなかったらビデオって出せないんだもんね。
「そうですね。だから、その1本か2本のライブが たまたま悪かった日には…発売できないとかそういう感じになっちゃうじゃないスか。 でも…観たら良かったんで。じゃあ出しましょうと…。」
そうかー。あのー自分で…客観的にライブって絶対自分では観れないわけじゃない? 当たり前だけど。ファンの人は、その時生で観れるけど。 自分のライブとか、客観的に観たらどんな感じですか?
「あのー…前のバンドと比べると、やっぱり変わったなあと思うし、 自分自身も変わったなあと思うし。で…うーん、あ、デカイ!って感じ…。」
…デカイ?(笑)
「デカイなあと思ったんですよ(笑)」
いいことですよね!大きく感じるっていうのはね。ステージでね。 あるもんね、なんかそのホールの大きさとか人間のホントのね、身長とかに関係なく… あ、おっきい!って感じる…それってやっぱり凄いんだとねえ、思いますけどねえ。

あのー、今日寝不足ということだったんですけど、レコーディングをしてたのね。
「はい。」
あのー、それは…シングル?
「シングル。」
いつぐらいに出せたらいいなと…
「えーっと…4月後半か、それぐらいには。」
出せたらいいなと。アルバムは?フルアルバムも楽しみにしてると…
「それはですねえ…えー多分、初夏!」
初夏!
「ぐらいに…。」
いいね、この抽象的な…日本語っていいね!
「ははっ(笑)」
初夏!あのーこないだ…あ、そかそか。ミニアルバムじゃなくて、今回はフルアルバム… になるのね?じゃあね。ライブはじゃあそれも…アルバムも出来上がった後になるのかな?
「そうですねー。うん。」
今ライブは楽しい?自分の中でも。そのー、シーズンとしては(笑)
「なんか、あのー…楽しいですよね、お客さんもなんか、 あのー…お客さんの楽しみ方もだいぶ変わってきてる感じもするし。 なんか、スリルとサスペンスと…エロス!って感じですか(笑)」
ふーん、そうなんだあ。
「結構、激しい感じですね。」
激しい感じなのね!かなりじゃあね、前のバンドとはまた違うのかもしれないけど。

1月も、もう後半になったんですけど。今年、すごい抽象的な部分でもいいし、 エンズに関わっててももっともっとプライベートな事でもいいんですけど。 こうしようって思ってるような事ってあります?
「ええーっとですねえ。スカイダイビングをやろうかなあと思って。」
…おぉ!
「それを…。」
なんか前も言ってなかったっけ?あ、言ってないか…。スカイダイビング?
「うん。」
空を飛んでみたいのね?怖いなあとは思わない?ああいうのこう見てて。
「結構、高いとこダイジョブなんで。」
高所恐怖症じゃないのね?全然。
「うん、ダイジョブですね。」
あのヒューってほら、胃の奥がクッてなる感じってあるじゃない。ビルの高いとことか。 あんまりないのね?
「うん、あんま無い。」
そこからまた飛んでみようという、私にはもう…もう…。
「どうですか、一緒に!」
やめてえ〜!!
「イキマショウ!」
バーってみんなで一緒に飛んだりとかするよね?いやーもう!
「たーのしーぞぉ♪」
(笑)その飛ぶ前に…あがっていく?それだけでダメだわ…。
「ああ、ホントですか?」
飛行機ちっちゃいだけでダメだもん、もう。
「ああー…。結構、長時間乗ってると揺れるのとかって結構キツイですよね。」
あーそう!スカイダイビング!
「それがひとつと。あとは…(切れてるかも…多分、フェラーリ欲しい? 笑)」
外車欲しいぞ!みたいな。
「はい(笑)免許無いんですけど(笑)」
今年の目標は、まず免許を取る事。
「そうですね。」
車持つとかね、そーかそーか。じゃああのー、夢が叶うといいですけれどもねえ。 ぜひじゃあ、今度来てもらった時には、スカイダイビングしたその体験の話もねえ、 聞かせてもらえるんじゃないかと…。
「だから一緒に行きましょう…!」
えーやだあ!(笑)イヤだよお!なんかこれがキャンプとかさあ、そういうのだったら あー一緒にいこいこ!ってなるけどねえ。ちょっとスカイダイビングはねえ…。 ビビるものがありますけど。話聞くよ!(笑)楽しみにしてるから、写真撮ってきてよ!
「はい…。」
体験…こうあとからね!話聞いて楽しみたいと思いますけど。

じゃあ、最後にね、ファンの皆さんこの番組のリスナーの皆さんに改めてですけど、 お別れの一言を頂きたいと思うんですけど。
「えー…いつもありがとうございます(笑)エンズでした。」
あはっ(笑)終わっちゃてるんだよ、もう!(笑) 最後にですねえ、このニューシングルのカップリング曲ね、 聴いて頂いてお別れしたいと思います。これ…も、東京のライブ?
「これは、スタジオライブなんですけど。 いっせのせ!で、一発録りしてっていう感じです。」
ライブバージョンのね、この曲を聴いて頂いてお別れしたいと思います! ではまた、今年もいっぱい遊びに来てください。お待ちしております。
「はい。」
では、最後の曲を紹介してください。
「はい。じゃあ『自由なこころ』です。」

曲 『自由なこころ(Live 401)』



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