ラジオ出演 『大人のレコード屋 GOLD』(2007年1月3日)


曲 『百花繚乱』

ENDSで『百花繚乱』を聴いていただきました。TAMAYOがお送りしております、大人のレコード屋 GOLD。 さて!新春第一弾のお客様は、やったあ♪(笑)ENDSの遠藤遼一さんです。ども。
「こんちは。」
あけましておめでとうございます。
「おめでとうございまーす。」
割りと、どういうお正月過ごしてらっしゃいます?
「うーん、大体曲作ってますけどね。」
へえー。
「あのー、一年のうちで一番、ちょっと集中出来たりとか。 そういうのが正月なんですよ、オレの場合。」
えーと、それはどうして?へ?
「うーんなんか…ま、東京がすごい静かになる…んですよね。」
確かにね。
「ですよね、東京が…」
静かになりますよね。
「めちゃめちゃ静かになって。」
街が、機能停止みたいな…状態になりますよね。
「そうそうそうそう…」
空っぽになるっていうか…
「ゴーストタウンみたいになるでしょう?(笑)」
そうそうそうそう。
「それがなんか、結構集中出来たりとか…曲作りに。」
…何ですか?静かだから?
「静かだから…休日とかこう土日とかのほうが、集中は出来るんですよね」
ふーん…!
「なんかこう…急かされて無い感じっていうか(笑)」
…意外!へえ〜。
「オヤスミ大好きだから。」
あっははははは(笑)
「そうそう(笑)お休み空気大好きvみたいな。」
へー!なるほどね…。

昨年の12月6日に、NEWアルバム「Jubilee」がリリースされたということで。
「ハイ。」
デビュー10周年、記念…
「…っていう、わけでも無いですけど。 たまたま、そんな感じになってしまいました。」
ENDSとして、デビュー10周年…
「うん、ですね。」
丸10周年ですね。
「…ですね。」
お1人で…ソロ活動としての10周年なんですね。 今回は、ライブ版の色んな音源の、色んな楽曲の…なんていうんですか?
「うん。」
ライブアレンジは…
「リプロダクト…とかって呼んでますけど。 だから…デビュー当時の曲だったりとか、そういうのを…ライブだったりとか 昔のアレンジとどんどん変わっていってるわけですよね。 で、10年前の曲…やってた曲もあるし、デビュー当時のシングルだったりとか、 そういうのをこう…その当時の音源と、今こうライブでやってくと… オーディエンスの反応だったりとか、あとはまあ、機材の進歩だったりとか、 そういうのはどんどん変わっていってて。…もっと盛り上げるためにはどうしたらいいかな?みたいな どんどん変わってって。で、あの、オリジナルと結構違うんで、なんか…ま、今ちょっとそういうのを、 今の現在進行形の昔の曲だったりとか…を、収めといてもいいかなと思って。 結構別物の曲なんで。もう今、聴き比べると…。」
そうですよね。私そのライブ…お客様で来ていただいたあとに、 ライブ行かせてもらったんですけど、全然音源の…「あれ?この曲分かんない?」みたいなくらい 全然違う…
「ん、まあ、結構多いですね(笑)そういう曲はね。」
ライブとしての、独自の方向に行ってる曲ばっかりで。 それでもう一回こう…アルバムと聴き比べてーみたいなことをちょっとやって、「あーなるほどなー!」 って聴き返したりしてますけど。 さっき、おっしゃったあの…機材が進歩したとか、そういうなんかその諸々? 今までと違う…前と昔と作り込みが多々違うみたいなことを、ちょっとおっしゃったんですけども、 そういうアレンジの違いとか、持ってる機材の違いとかそういうので、変わってくるものってあるんですか?
「えーと…まあ機材の進歩とかっていうよりは、どっちかっつったらあの、 自分の技術的なことの進歩のほうが…ま、音楽的なことだったりとかのほうが、 よりダイレクトに結構反映される感じはあると思うんですけど。 うーん…ま、ほとんどだからもう、外のスタジオとかは使わなくなっちゃったんで。」
ちょうど、前回お話いただいたときが、自分の宅録で…
「そうですね。」
自分ひとりで、作りこむ面白味みたいなことをおっしゃってたんですけども。
「うんうん…。まあ、アルバムを作るときもそうなんですけど、 それとライブのアレンジする時…何だろ?あのー…結構、アルバム用の曲を作って、 それはなんかこう、アルバムの段階で止まってて。発送自体が。 んで、ライブになるとこう、イメージがまたちょっと違うのが出てきて。 なんかこう…お客さんをどうやったらこう、盛り上げられるかなあ?とか、 どういうことしたら喜んでくれるかなあ?とか…そういうのをイメージしながら結構作ったりとか。 そういう余裕とかの方が、どっちかっつったら自分としたら…技術的な進歩よりは、 なんかこう、ライブの組み立て方みたいな… そういう余裕のほうが結構、変化としては大きいかもしれないですね。」
なんか…前に作った曲、再アレンジで、作ったときの気持ちとか、もう何年も経ってたりするから、 それは変わってくる…曲に対する思い入れとかもあるんですかね?
「あー…。」
同じ曲とかでも。
「そうですね…んー。 逆になんかあの…今回、アルバムの中にある『蜘蛛と星』っていう曲があるんですけど、 これはデビューシングルで、でー…」
若かったな…!とか。
「そうそうそう…。でも、逆になんか…何だろ? あーこういう曲かいてたんだ、へぇ〜とかって思って…」
(笑)
「それは、技術的なこともそうなんだけど、 メロディーの組み立て方だったりとか…あ、これ!いいじゃん!とか思って。 今もこういう曲書けるかなあ?とか(笑)」
(笑)
「思ったりして(笑)ま、今は今で、 また別のいい部分とかもあると思うんだけど。この当時はこの当時で、 何かこう匂いだったりとか…曲の持ってる匂いだったりとか、そういうのがなんか… これは、戻れるかな?戻れないかな?」
(笑)
「面白かったですよ、作業的には。」
へえー。でもどうですか?曲の作り方とかって、改めて昔の曲とか思い返してみても、 全然変わってきてるものですか?
「うーん…技術的には、音楽的な知識だったりとか、 そういうのはどんどん上がってきてるとは思うんですけど。 昔のほうが感性とか、その…そういうところのほうが、強かったかもしれないですね。 なんか…どういうカッコいいの作ろうかな?とか。 今は、こういう風にすればこういう風になるんだからってことが、 昔に比べれば想定は出来ちゃうっていうか…うん。」
より具体的にというか。
「うん。」
なんかそういう意味では、今回こう改めて色んな時の曲とか、もちろん新曲も含めて レコーディングされたと思うんですけども、すごい気をつけたっていうかこう… 何に一番神経を注いだというか…
「あー…」
あんまり考えてない?
「そうっスね。あんまり考えてないですね(笑)」
(笑)
「新曲は、割りとちょっと煮詰めましたけど。 だから、ライブでやっている…ライブとかだと、どうしても音もデカイから、 細かいディティールというか、打ち込みの音だったりとかもあんまり聴こえないんですよね。 だから、それがなんか自分の中でこう…オリジナルとは違う打ち込みだったりとか、 細かい打ち込みだったりもしていて、それをライブで鳴らしてはいるんだけど…」
全然違いますよね…!
「あんまり聴こえてないかな?っていう… ま、それは誰が悪いっていう話じゃなくて。」
(笑)
「人間の聴く…耳のアレもあると思うんで。 あんまり聞こえない打ち込みの音だったりとかを、 ちゃんとCDとして整理した形で聴いてもらうっていうか。 リスナーの人に聴いてもらうっていう…のが、目的としてはあったんで。 実はライブではこういう音が鳴ってるんですよっていう…そういうところをちゃんと CD化するというか。音源として残すっていうのが結構、神経注いだと言えば神経注いだとこっていうか…うん。」
なるほど〜…。

ま、そんなENDSさんなんですが。 えー、今夜この曲を聴きながらお別れということで、じゃ曲紹介を…ENDSさんに。
「ハイ!じゃあENDSで『日々歌』です。どぞ!」
新春第一のお客様、ENDSの遠藤遼一さんでした。ども、ありがとうございました。
「ありがとうございまーす。」

曲 『日々歌』



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