曲 『FOUND』 えー『FOUND』エンズでお送りしました。TAMAYOがお送りしております、大人のレコード屋。 先週に引き続きまして、今週のお客様は、エンズの遠藤遼一さんです。 「よろしくお願いします!」 よろしくお願いします。えーっとー、『FOUND』。11月16日、ニューアルバムのタイトル曲ですけどもね 「そうですね。」 いっつもどうですか?アルバムを作るときって、今回はどうだー!っていうタイプか、 まあここで集めて…○○(聞き取れませんでした)かなあ?…どっちのタイプですか。 「たとえばあの…結構、ホームページのDIARYとかに書いてたりするんですけど、 世界の情勢についてだとか。そういうことを日記に書いてるんですよね。 …で、なんとなくこうちょっと振り返ってみたりとかして。 で、それに書いてたモノを反映したこと…が出来上がったりだとか。 曲も、ちょっと書き溜めてたりとかするんで、それをちょっと…牛のように反芻して」 ウシのように(笑)モグモグしちゃうんですね(笑) 「(笑)…それをもうちょっと作り直す感じのパターンのほうが多いですね。」 うーん。もう日々の…でもそうですよね。一年…一年一年、ていうこう特別に何かを… そうやってこう一年にあったことじゃないけど、ガッと。 そのときにあった事をまとめてったら、そのときのガッていう…自分のこう、なんていうんですかね? 気のパワーっていうか、そういうのが出ちゃう… 「うん…その一年に自分が感じたことの、結構、 集大成って言っちゃあちょっと大げさですけど、そういう感じ…のアルバムが いっつも多いかもしれないっスよね。」 『FOUND』は、どんな思い入れっていうか…FIND・FOUND・FOUND… 「…あっ「FOUND」は、あのーFINDの過去形ってよりは、 どっちかっつーと”基礎を置く”とか、「FOUNDATION」の「FOUND」ですよね。」 はい。 「基礎を築くとかそっちのほうですね。」 ……今回は。 「今回は、まああのサウンド的には、前回よりも打ち込み色強くなってると 思うんスけど。エンズ流の”デスクトップミュージック”の完成形を目指したっていうか。」 ”デスクトップミュージック”??(♪) 「…割りとこう、イージーに聴ける感じというか…中身は濃いんですけど。 これ言うとちょっと誤解を招いちゃうかも知れないんスけど、自分でこうパソコンで… マックならマックとかのちっちゃいスピーカーから聴こえてくる感じっていうか、 それでもちゃんと成立する音楽っていうか…これってなんか面白いな〜とかって思って。」 やっぱなんか、スタジオで、グヮー!!って大音響でやる面白味とまた別の面白味… 「そうですね。うん。 だから…今の時代の中での音楽のなんかこう…また別の面白味。 を、ちょっと詰めてみたみたいなとこは、あるかもしれないですね。」 ふーん…面白いですね〜! 今回は、全部一人で作った…? 「ま、ほぼ。後はコプロデュースというか、 ミキサー兼の人とデータのやり取りをしたりとかして…」 データのやり取りなんて…(♪) 「うん、そうですね。」 じゃ例えばね、大げさな話、ライブやりますっつって、こやって…パソコンぽちっとなで 出来ちゃったりするってこと? 「…そうですね、うん。だから、まあテクノとか、 デジロックとか、そういうののミニマムな感じに、人間のその…精神性だったら精神性とか、 肉体的なことだったら肉体的な感覚だったりとかを、トラックに乗っけてく作業ってのは、 やっぱ面白いな〜とは思うし。…うん、とは思う。」 …うん、なるほどねえ。 「…ま、聴いてみたら!」 まあ聴いてみてよ!みたいな感じで。 「ちょっと聴いてみないとあんまり分んないかもしれない。」 まあこのアルバムを、引っさげて。11月18日、大阪アメリカ村でライブなんですけども 「ハイ。」 今回のライブは、バックミュージシャン… 「うん、そうですね。フルバンドで!」 フルバンドで!行うということで。チケットはもう、すでに発売されてるということで。 お問い合わせは大阪は夢番地。06−6341−3525。 プレイガイドは、チケットぴあローソンチケットイープラスということでですね、 発売されてるということなんですけども!『NEWFOUND』ツアー。 その”デスクトップミュージック”の集大成が…そしてフルバンドで聴ける…! 「うん、そうですね。…ちょっと、”デスクトップミュージック”って 自分で言っておいてなんなんですけど(苦笑)今…ね?聞くとちょっとあの… いわゆる普通の人が抱く”デスクトップミュージック”とはちょっと違うとは思うんですけど。 ま、作り方としてはそういう作り方になってるわけだし…それにこう、どれだけなんか…やっぱり アクティブな感じを…」 生の息吹きを吹き込めるのか。 「そう…っていうのはあるんですよね。」 なんかほら、いまずっとそういう”デスクトップミュージック”のーとか、 パソコンでーとかコンピューターでーっていう話をしてたけど、 ま、アルバム自体を聴いてみてそういう面白味もあると思うし、 じゃあこれはコンピューターだけのもの…だけのっていうか、 じゃ生身が加わるとこうなる…また違った面白味でね。 「うんそう、それはあるんですよね。」 そうですねー。11月に入りましたからね、18日まであと二週間…とちょっとかな? 楽しみに待って頂きたいということで!えーと、名残惜しいんですけどもね。 ここでそろそろお別れのお時間が… 「ハイ。」 イイ男は離したくない、ワタクシでございますけれども(笑) 「恐縮です!(笑)」 (笑)えーとあのーじゃあ最後になりますけど、曲を一曲聴いていただきましょうか。 じゃ、曲紹介のほうをお願いできますか? 「はい!じゃあエンズで『KINGDOM』。どうぞ!!」 本日のお客様、エンズの遠藤遼一さんでした!ども、ありがとうございましたー。 「ありがとございまーす。」 曲 『KINGDOM』 |