機動戦士ガンダムF91小百科事典 (未完成、随時更新します。)

ヴェスバー

F91の背部に装備されている大型ビームライフル。
背部から脇の下を通るレールによって全部へスライドし使用する。
ジェネレーターからのエネルギーをダイレクトで使用するので強力。
ちなみにユニット自体は外側に約30度傾けて付けられているのでバーニアの噴射炎を浴びることはない。


クロスボーン・バンガード

クロスボーンとは、骨の交差した、いわゆる海賊船のマーク。バンガードは先兵。
転じて、海賊の仕込み部隊の意を持つ。
この作品ではコスモ・バビロニア建設のための先兵として、マイツッアーとカロッゾの両名が健軍した。
少数精鋭の軍で、その練度の高さは連邦軍の比ではない。



コスモ貴族主義

フランス語にはノーブレス・オーブリージュ、すなわち「高貴な人間はそれにともなう義務がある」という言葉がある。
これを基盤に、マイッツァーがアレンジしたロナ家の思想が「コスモ貴族主義」。
人権こそ平等だが、人には導く人間と導かれるのがいる、それゆえ高貴なる人間が大衆を導くべきだ、とマイッツァーは唱える。
だがこの思想は、ロナ家がヨーロッパ没落貴族の名字を買い取って貴族を名乗った、という欺瞞の上に成り立っている。


コスモ・バビロニア(バビロン)

マイツッアーが理想とする永遠の国家、人類が地球を捨て、宇宙のみで生存するための理想郷。それがコスモ・バビロニアだ。
そのための一歩をして、まずフロンティアWを制圧。制圧後はこの地を、首都コスモ・バビロンをした。
マイツッアーは、その国家の指導者となるべき高貴な人々を、宇宙時代の貴族、コスモ貴族と称する。


サナリイ(S.N.R.I)

STARTEGIC NAVAL RESEARCH INSTITUTE (地球連邦海軍戦略研究所)
連邦軍直轄のMS研究・開発機関。FナンバーMSという、新時代の小型高性能MSを主に開発する。
F71G・キャノン。F91ガンダムが今の所代表作。
開発本部がフロンティアTに存在していた。シーブックの母モニカは、バイオコンピュータの権威として、F91開発計画に参加。


バイオ・コンピューター

生物細胞活動を模した形態のコンピューターや有機材料を使用したコンピューターを指す。
F91に搭載されているものは両者の性能を併せ持つ性能のようだ。
モビルスーツではF91で初めて実用化された最新鋭の装備。
サイコミュとの併用による機能向上は実験データが無いために不明とされている。


バグ

鉄仮面が、フロンティアTの人々を大量殺戮するために使った対人感応殺傷兵器。
直径3.3mほどの親は建物やMSをねらい、人間を感知して殺傷する。
60cmほどの子バグを無数に放出する。


ビームシールド

実体弾も防げるだけでなく、ビーム兵器に対してもビームの干渉によって防御可能である
F91の場合はコンデンサーを内蔵しているためブーメランのように投げつけることも可能。
ブロック単位で分割されているため、必要な箇所にだけシールドを形成でき、エネルギーがきれるか、
ブロック自体が破壊されない限り何度でも形成できる。
エネルギー消費を最小限に抑えられる等の利点を持つ。
また取り回し中に機体と接触箇所に関しては機体にフィードバック回路を持っており、
自動的に接触部分のシールドがカットされるようになっている。


フロンティア・サイド

サイドとは、20〜30基のコロニーが集まって作られた、”群”の事。
当初、地球周辺にはサイド1から7までの7つのサイドがあったが、1年戦争でサイド1,2,4,5が崩壊。
今も復興は満足にされていない。この物語の舞台となるフロンティアサイドは、かつてのサイド4付近に建造された新興サイド。
現在、4つのコロニーが浮かぶ。なおフロンティアTは、資源調達用の鉱山コロニーとなっている。


ラフレシア

鉄仮面が極秘裏に推進していたラフレシア・プロジェクトの中核を担うメカである。
それは地球圏の余剰人口を減らす虐殺計画のことだった。
ラフレシアは鉄仮面が通じて直接脳波で機体をコントロールするモビルアーマーだ。
花びら部分の裏側には、ビームやチェーンソーを装備した触手「テンタクラーロッド」を装備している。
この計画は、マイッツァーも知らないところで進められていた。