福井県神子漁港
 2006年6月24・25日(土・日) 
           24日16:00〜20:00
           25日 4:30〜14:00

**釣行記**
週間予報で雨だったのが直前になって曇り、日本海側の降水確率を確認
すればなんと0%。潮は大潮、気温も低めで車中泊も苦にならず、土日
というのが気が進まないが、この季節の晴れ間はチャンスと夜勤明けで
日本海に走る。

午後4時に神子漁港着。梅雨の晴れ間狙いの本格釣り人と民宿泊まりの
にわか釣り人で波止は満員御礼状態。短めの投げ竿1本と予備仕掛けに
クーラーを持って波止にいく。

波止では前回見かけなかった豆アジが釣れており釣り人の多さも納得。
内向きで人の合間を縫ってイケス際を釣っていくが、後方に釣り人が居
て投げ辛くアタリの方も全くなし。

  海は曇天無風で湖面のようなベタ凪。

夕刻になって、民宿泊の釣り人が帰り投げやすくなってようやくキス。
しかし、本命はその1匹だけで夜8時に納竿。
(今は8時頃まで明るいんですねぇ〜)

周辺の特筆では、良型グレ(30Cm前後)を入れ食いさせていて二人
組がいて、30匹以上釣っていたのはビックリ。釣り方はフカセ釣りで
サシエを小さなダンゴで包むヌカ切りでした。

日没後もアジ泳がせや餌木のイカ狙いの釣り人でいっぱい。(このイカ
ブーム、いったいいつまで続くんでしょうか・・・)
夜勤明けということと、早朝からの釣りに期待して早々に車中泊。

翌朝4時に目覚め(今は4時頃には明るいんですねぇ〜)、ヌカの用意
をして波止に向かう。あいもかわらず大勢の釣り人でいっぱい、テトラ
側をポイントに釣り始めるが根掛り連発で内向き中央に移動。

フト沖向きの釣り人を見れば、前回釣行時にノベ竿のヌカ切りでグレを
釣っていたおじさんで挨拶をして釣り開始。数投するが気配なく、その
間におじさんは良型グレを連発。

いてもたっても居られず、沖向きの海中を見れば良型のグレがギラッギ
ラッ、ハイ紀州釣り師からヌカ切り師に「へ〜んしん」
(ガンコなわりに流されやすい性格なんだな・・・(-_-;))
ところが、釣り始めたとたんその魚影が・・・
(毎度のことですけどぉ〜〜〜(>_<))

それから、おじさんと釣り談義をしながらコッパグレと遊ぶ。話をして
みればこのおじさん、なんと御歳80歳で車を自分で運転し、低めとは
いえ1mほどある高さの波止もなんなく上り下り、ノベ竿で30Cmの
グレの引きをあしらうスーパーおじいちゃんでした。尊敬!!

しばらくして、小さなウキ入れをあわせると強烈な引き。ところが痛恨
のハリ外れ、そのごぱったりアタリが途絶え9時頃に23Cmくらいの
コッパグレが釣れただけで地合い終了。

おじさんが帰ってからは同じポイントで紀州釣りに変更。しばらくして
強烈な引きの魚を掛けるが、これはハリス切れ。(なんでや〜(>_<))

早朝、あれほどいた釣り人もどんどん減って行く。ふだんなら代わりに
新しい釣り人が来るのだが、雨予報のせいで減る一方。12時頃には、
イカ釣りのお兄ちゃんと二人だけ・・・

これまたそのおにいちゃんと釣り談義をしながらの釣り。
メバルをワームで釣りたいと言うので、
PA「夜釣りで常夜灯下で釣れるよー」と、言うと
お兄「日本海の夜釣りは怖いんです」とのこと
PA「なんで?」
お兄「拉致とかあるし〜」
PA「・・・」
って、身長180Cm・体重100Kgくらい、偏向メガネに丸刈り頭
だったら、拉致するほうが会いたくないと思うねんけど・・・(-_-;)

そんなこんなで小さなアタリを掛け合わせベラと遊んで、敗色濃厚とな
った納竿間際。バラシた時のような引きで28Cmのグレ・・・

 食べても美味しかったです(~_~)


その後、もう少し小型のグレを追加して釣り終了。

本日の釣果は
キープ :グレ3匹・ガシラ1・キス1
リリース:コッパグレ多数・ベラ無数・豆アジ数匹
でありました。

帰るときには、日曜日の午後というのに波止は無人・・・

 ホントに6月の日曜日の午後?

そして帰路、この季節の花「タチアオイ」がどこかしこにありました。

さあ〜て、次はキス釣りかな?