三重県島勝浦漁港
 2006年3月3日(木)
      6:30〜12:30 白灯波止

**釣行記**
天気がよければ磯に行こうと代休を取ったのだが、冬型の気圧配置でイ
マイチの状況。ならば投げ釣りでと行き先を思案、釣りポイント集等で
よく取り上げられている三重県「引本」に行ってみることに・・・

夜勤明けの昼の天気予報で三重県の降水確率0%を確認してから出発。
伊勢道に行く道中の青山高原で吹雪にあうが、伊勢道に入ったころから
晴天に変わってってホッ。

 青山高原入口付近

42号線のエサ店でエサを仕入れ更に南下し17時半ころ引本に到着。
ポイント集で車横付けとなっていたのでここを選んだのだが、民家に近
くどちらかというと町の中で釣るような感じでシックリこない。

ここで竿を出す気にならず、ナビで周辺の状況を物色。少し走ったとこ
ろにある「須賀利」がよさそうな感じなので移動。
「須賀利」には暗くなるころに着いたが夜釣り禁止であり、雰囲気もも
う一つなので移動途中にあった島勝浦漁港に戻る。

狭い防潮堤の間を通って島勝浦漁港の波止場の付け根に行くと、トイレ
が波止付け根にあり、波止は夜釣り禁止だが漁港内には常夜灯もあるの
でここで釣ることにする。

防寒着でシッカリ身を包み、根魚を狙ってミニワームであちらこちらを
探って行くが水面下にはほとんど魚の姿は見えずワームにもなんの反応
もなし、2時間ほど釣って夜食をとって仮眠に入る。

夜中に目覚めた時に海を見れば干潮で、下がった潮のせいで満潮時には
見えなかった小魚が泳いでいる。再度ワームで探ってみるがやはり反応
がないまま再度仮眠。

翌朝、明るくなってから波止場で投げ釣り開始。
波止の幅が狭いことを良いことに、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」作戦
で沖向き3本、内向き2本の竿を出す。

漁港風景

しかし、下手な鉄砲は下手なまんまで1発もアタルことなくウミケムシ
3匹で終わってしまいました・・・(>_<)

釣果は無かったんですが、冬というのに海に潜って漁をする海女さんを
見たり、満開の梅を見たりと晴天のなか楽しい1日であり、なにより雰
囲気の良い自分の感性にピッタリの釣り場を見つけたことが最高の釣果
でした。(負け惜しみ)

波止際を泳ぐ海女さん

満開の梅

釣り場は沖向きでは全く根掛かりもなく、内向きは若干の根掛かり(沈
ロープ風)はあるが苦になる程でなし。周囲が囲まれた水域のためか波
止の高さが低く、その割りに水深もあるので紀州釣りに向きそうな雰囲
気。(少し沖にはチヌイカダもあり釣り人が乗っていました。)
紀州釣りのシーズンには是非とも訪れたいと思わせる釣り場です。
(周辺には投げでキスの釣れそうなポイントもあり・・・)

釣りが終わって帰路、伊勢道に入った頃から雲行きが怪しくなり西名阪
に入ったころからまたまた吹雪。工事もあって渋滞しブレーキを踏むた
びABSが働くのがわかる怖い運転でした。
(ノーマルタイヤやもんねー(>_<))

 鈴鹿峠付近

本日、旅のお供はBeatles&Rockでした。