新潟・富山キス釣り行脚
2003年10月 5日(日): 旧暦 9/10
16:30〜17:30 : 新潟県各所
2003年10月 6日(月): 旧暦 9/11
6:00〜13:00 : 新潟・富山
**釣行記**
10月4・5日の日程で、第一回FN音楽合宿が長野県志賀高原であり
ギターで参加。5日13時に散会後、上信越道で「直江津」に出る。
高速を降りたところでエサ屋を発見、アオイソメとイシゴカイ(このあ
たりではジャリメというらしい・・・)を1パックづつ購入。横のスーパ
ーで食料を仕入れ海に向かう。
直江津港は大きな港で(直江津自体が都会であった)イマイチ気分が乗
らず海岸線を西に向かって走る。気の向いたところで適当に投げてみるが
以外と波が強く濁りが強いうえ、サーファーがいたり、根掛かりがあった
りで釣れそうな雰囲気はなし。
名立漁港を越えたところのテトラ帯でちょっとしたポイントを発見。足
場は悪いが、やや水深があり濁りも薄いので試しに1投。1色半まで引い
たところでブルルーンとキスのアタリがあったが素針。
新潟県、初釣果はキスでした。
2投目で2本針仕掛けに2匹の良型キス。底は完全に砂地で根掛かりも
なさそうなので、ここで勝負と仕掛けを5本針キス仕掛けに替え夕日を見
ながら8匹のキスを釣ったところでタイムアウト。
近くにあった温泉で暖まったあと、温泉内の食堂で夕食。さらに西に走
って風力発電施設のある道の駅の駐車場で車泊。
(ここの駐車場には、キャンピングカーやらワンボックスカーが10台ほ
ど止まっていました)
寝不足もあり22時には夢の中、翌朝5時過ぎまでグッスリ。起きぬけ
に駐車場横で投げて見るが、根掛かりでプチンと高切れ。眠気もプチンと
取れたので、8号線をまた西に向かって走る。
新潟から富山に掛けての海岸線は、鳥取のようなひなびた漁村がポツポ
ツある程度と思っていら大違いで、国道沿いには家が連なりなかなか良い
ポイントがみつからない。
ようやく家が無くなったと思ったら山が海岸線に迫り、道の駅「天下の
険・ピアパーク親不知」に到着。すぐ前に雰囲気のいい波止があり、たく
さんの釣り人が平日というのに釣りをしている。(この地方、以外と釣り
人が多いです)、ここで10時過ぎまでノンビリと釣るがキスは2匹だけ
他サヨリと小アジ3匹が、なぜか投げ釣りで釣れました。
投げ釣りでサヨリ(小技が必要です)
駐車場に戻り道の駅の鮮魚売り場を覗くと、「地モノ」と書かれたスケ
トウタラにマダラ、鮭が売られており地域の違いを実感。
(関西ではまず見かけない魚種です)
地モノのシャケです
次はヒスイ海岸で竿出しするも、またまた根掛かり。こうなりゃ、富山
やぁ〜、と一気に走り富山県に入る。海岸線を走っていると、小さな川の
河口で釣れそうな場所を発見し竿出し。
ヒスイ海岸では団体さんが翡翠探し・・・
小砂利浜で根掛かりはなし、ただし時間的に食わない時間帯でアタリも
全くなし。リールを巻きながらボンヤリ沖を見ていると、川の流れ込み周
辺を泳ぐ大きな魚の群れを発見。
「河口に群れとくりゃボラでしょう」と思ったが、何か雰囲気が違う。ま
ず色が黒くなく明るい色であり、体型が尖った感じでスズキに似た感じな
のです。しかし、この大きさのスズキはここまで群れにはならんやろう?
と、イロイロ考えていると反転した魚の尾ビレが水面を割る。
それを見た最終結論、「ぎゃ〜、鮭やぁ〜〜〜!!!!!」
鮭は北海道とか東北でないと見られないと思っていたので、目の前を生
きた鮭が泳いでるなんて、そりゃもうビックリでした。スケベ心で試しに
ルアーを投げてみたりしたが反応なし。
そうこうするうち、地元の釣り人がやってきたので聞いてみるとやはり
鮭とのこと。10月頃から淡水に馴らすため河口に寄って来るそうで、釣
るのは無理とのこと。(ううっ、釣ってみたい・・・)
本来にキス釣りに戻って考えると、頭の上をこんな大きな魚が泳いでい
たらキスはおらんやろう。と、河口から外れた場所に移動し数投目、置き
竿にしているうちに2匹のキスが掛かり、富山でも釣果があったという実
績に満足し納竿。
富山県でもキスが釣れました。
その後、滑川にある「ホタルイカ ミュージアム」を見たあと、エサを
捨て高速に入り帰路につく。途中、石川県にある「ハイウェイ・オアシス
徳光」で休憩すると、キスの釣れそうな浜に出れるでないの(ああ、エサ
さえ捨てなければ・・・グスン)
これで、島根・鳥取・兵庫・京都・福井・富山・新潟でキスを釣ったこ
とになるので、残りは石川だけ。また、小さな目標ができました。
釣果は少ないが思い出の多い釣行でした。
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