エンビパイプで竿立て

エンビパイプを使って竿立てを作ってみましょう

 簡単安値でボート釣りには必須アイテムです、エンビパイプは適度な強度が有り海水にも強いので艤装にはもってこいの材質、ここでは竿立てのラッパ口部分の整形加工方法を紹介します。

必要部材
1 水道用硬質塩化ビニール管
呼び径=薄肉管VU40
(竿尻を突っ込むにはこのサイズが最適)
適当な長さ
2 サドル
呼び径=40A用
画像は樹脂製で三栄水栓の物(軽くて丈夫、錆びません)
3 取付ネジ類
適当なサイズのステンレスの物(M4〜5程度)
4 整形用型材
下の画像の様な形状の物、何でも良い

予熱後に加熱

 パイプを必要な長さに切断したら、なべに整形したい部分だけが浸かるだけの水を入れ沸騰させる。
 沸騰したら図の様にエンビパイプを20秒ほど漬けて、整形する部分だけを均一に予熱をする。
 次に直火で加熱します、炎から距離をとりパイプを回しながら出来るだけ均一に加熱するのがポイント。

整形する

 加熱されて軟らかくなっているあいだに素早くこの様な形状の物に押し当てて整形します。
 今回はアルミ製のジョウゴを利用しました、この円錐形状が丁度良いです。他に空きビン類も良いのですが熱の吸収が多い為、作業の敏速さが要求されてしまいます。

自然冷却し完成

 ラッパ口が出来ました。変な形に成ってしまっても大丈夫、加熱するからやり直して下さい、原因は多分、均一に加熱出来ていなかった為です。又、加熱しすぎてグニャグニャに変形しすぎた場合は、素直にあきらめて下さい。

最後に

 われわれ初心者にはどうも均一に加熱するのが難しいです(温度は見えないから)。