リョウビ 電動 ADVENTURE SS500AT-S

キックバネ折損

 クラッチ部に使用のキックバネが折れてしまった、パーツの入手は困難?・・・簡単な形状なので手造りした方が早そう・・・って訳で画像右側は手曲げ複製品。
 材質SUS304H硬質線材0.8径、オオッ!これなら以前に魚の神経絞め用に調達した物が有る、早速曲げ作業・・・3.5径のドリル用キリをバイスで固定して、これを軸にコイル状に巻きつける、うまくループが出来たら次に両端をペンチ等で曲げる、次にワイヤーカッターで切断、最後に切り口をグラインダ等で研磨(~_~;)

オーバーホール開始

 1 画像右側のネジを外してハンドルナットキャップを外す。
 2 ハンドル固定用の六角ナットを外してハンドルアームを抜き取る。
 3 スタードラグハンドルを緩めて外す。
 4 ワッシャーとラチェットギヤー?も外しておきます。
 外した時の順番や方向が分る様に並べておくと良いでしょう。画像は既に間違えている可能性が有るので信用出来ませーん。

右側のカバーを開ける

 ネジ4本を外す、下の1本だけはタッピングネジと成っています、ついでにメカニカルブレーキの調節ダイヤルも外して、サイドカバーを開けます。

メインギヤー

 先ずメインギヤーシャフトのパーツを外していきます、一撃で全て抜き取れなかったら上から順番に。
もちろん、これも外したパーツは順番や方向が分る様にしなければなりません。

内部確認

 お邪魔なメインギヤーが居なくなった所で組付け状態の確認画像です。
 クラッチアーム部のキックバネは穴に組付けていない状態です。

ピニオン〜クラッチカム

 1 ラインストッパー(画像右上のH型)を外す。
 2 クラッチプレートの押しバネ2本を取り、ピニオンギヤーとクラッチプレートを抜き取る。
 3 クラッチカム(白色の樹脂製)を外す。
 4 キックバネを外す。
 5 クラッチレバーのネジを外しアームを抜き取る。
 6 レベルワインダーの樹脂ギヤを外す。(Eリングから)
 7 ラチャットカムを外し(引きバネから)、ポスト軸ピンも外す。

カウンター用ギヤー確認

 レベルワインドのギヤーを外した状態です。

スプールプレート

 1 スプールシャフト(クラッチ凸部首)のEリングとワッシャを外す。
 2 ネジ2本を外す。

スプールプレート内部

 これでスプールが取り出せる状態。

スプールプレート裏側

 カウンター用マグネット、ベアリング、ハンドルシャフト止めEリング類の状態。

スプールプレート内部

 Eリングを外すとハンドルシャフトが抜ける。
 スプールベアリングはプレート内にアルミ製のシムリングが有る。
 マグネット用ギヤー2個はそれぞれのネジを外すと分解出来る。

モーター

 スプールを引き抜く、少し表示ユニット部と干渉するが取り出す事が出来る。

スプール内部

 モーターピニオンと勘合するスターギヤーが見えます、4本のネジを外すと分解出来ますが、問題は無い様子なので今回は分解していません。
 モーター本体はフレームと接着されている為に容易に分解は出来ませんでした。

左側のカバーを開ける

 モーターベース部に3本のネジ、レベルワインド横に1本のネジが有る、これら4本のネジを外すと左側のプレートを開ける事が出来ます。

左側のカバー内部

 電源コネクター、モーター、表示部、フロントガード部からの配線の状態。

フロントガードプレート

 左側カバーが開くと画像のネジが解除出来るのでフロントガードが外す事が出来ます。

レベルワインド

 レベルワインドの蓋を開けコマを取り出します。

ウォームギヤシャフト

 サイドのEリングを外すと分解出来ます。

表示部

 電池ボックスを固定するネジ1本を外して持ち上げると、表示部を固定するネジ3本が外せる様に成ります。

フレーム

 フレームにはモーターと、そのケーブルで繋がるユニット類が芋づるの状態。
”・・・まあ・・今日の所はこれぐらいでカンベンしておいてやろう・・・”