ペットボトルフェンダー

フェンダーが必要に

 以前人力でボートを揚げ降ろしをしていた時にはには全く必要は無かったのですが、クレーンで岸壁から降ろす様に成ると、降ろした岸壁にいったんボートを係留しなければなりません。
 この時に何らかの妨舷材(フェンダー)が必要となります。係留、ほんの一時だけの事なのですが 愛艇を傷つけない為には必要です。

ペットボトルを活用

 大型漁船なら廃タイヤ、小型プレジャーボート、ヨットには見栄えが良い市販のフェンダーが普通でしょう。
 しかし廃タイヤはコスト、耐久力は良いですが意外と頃合サイズは入手難、で、もって重い事がネックです。一方、市販のフェンダーは最初は見栄えが良くても岸壁で擦れてすぐ傷だらけになってしまう犠牲物体を購入する気になりません。
 そこで、以前には多用した”ペットマーカー”もGPS魚探を使う様になってからは出番も無くなってしまったので、このペットボトルを再活用する事にしました。
 エアーバルブで適度に加圧、適度なクッションで衝撃を吸収させます。ボトルはすぐに傷だらけには成りますがペット樹脂は丈夫!なかなかパンクはしませんし交換も容易。

空気入れ

 ペットボトル専用の空気入れを作ってみました・・・(完璧おバカです)
 ペットボトルに空気を加圧封入する為にキャップ部分にバルブを取り付けて自転車用の空気入れでポンピング、しか手段は有りませんでした、しかし、このバルブはステンレス製の手製品で製作が手間!しかも海水でやはり錆びる!虫ゴムの寿命が短くエアーが漏れる!などの不満点が有りました。
 この空気入れはペットボトルにバルブ取り付け等の何ら加工をする事なく空気を加圧封入する事が出来ます。
 用法は、ペットボトルに被せてポンピング加圧、ハンドルを押込んでキャップをねじ込む!
・・・ただそれだけの事をするのに専用空気入れを苦労して造るなんて・・・やっぱ、おバカです

空気入れパート2

 圧力容器式も作ってみました、ポンプ一体型よりも高圧の封入が出来るが容器が大きく蓋の開け閉めが面倒で別途ポンプ(コンプレッサー)も必要となる。

 容器本体は水道用エンビ管を適用、調理用の圧力なべの様な蓋とパッキンを流用したい所だが対象物がペットボトルだけに良いサイズが無い、外ねじ式の掃除口を蓋とした為に圧力が逃げない様にしっかりとねじ込まなくてはならない。
 難所は加圧後に中のボトルキャップを閉じなければならない事です、上の画像は加圧容器の心臓部分キャップねじ込みハンドルと安全弁。