海図

 ボートで海上へ出るには海図は是非見ておきたいものです、水深や暗礁の位置、底質など始めての海域なら安全の為にも重要なものです。皆さんはどのように入手されているのでしょうか。

大阪市立中央図書館

大阪市西区北堀江4-3-2  TEL 06-6539-3301
開館時間 月〜木曜日AM9:15〜PM8:30
     土、日曜日AM9:15〜PM5:00
休館日  金曜日、国民の祝日と国民の休日、年末年始
地下駐車場有り(有料)

 図書館に海図が有る事を御存じでしょうか?、この中央図書館には書籍だけではなく海図までも揃えられています、更に冷暖房完備、トイレ、机、椅子、CDビデオ視聴室付き。納税者ならば利用しない手はないです。

3F 中央図書館に現在所蔵している海図

海図番号
縮尺
図名

1009

1:3500000
日本 及 近海

3

1:1200000
北海道 及 付近

1154

1:1200000
日本海東部

1070

1:1200000
東京湾 至 国後水道

1072

1:1200000
東京湾 至 鹿児島湾

1002

1:1100000
北九州 至 上海

210

1:1500000
長崎 至 屓門

106

1:125000
大阪湾 及 播磨灘

153

1:125000
備讃瀬戸 及 備後灘

1108

1:125000
安芸灘 及 広島湾

1101

1:125000
周防灘 及 付近

1164

1:100000
若狭湾

77

1:200000
紀伊水道 及 付近

1103

1:45000
大阪湾東部

1143

1:45000
友ヶ島水道 及 付近

131

1:45000
明石海峡 及 付近

1113

1:45000
播磨灘北部

1114

1:45000
播磨灘北西部

1114

1:45000
播磨灘北西部

137A

1:45000
備讃瀬戸東部
ヨット モーターボート用参考図
海図番号
縮尺
図名

H-135

1:100000
日ノ埼-友ヶ島水道

H-136

1:100000
蒲生田岬-鳴門海峡

H-137

1:100000
大阪湾南部

H-138

1:100000
大阪湾北部

H-139

1:100000
播磨灘北部

H-140

1:100000
岡山-赤穂

H-141

1:100000
高松-小豆島

H-142

1:100000
播磨灘南部

H-143

1:100000
水島-多度津

 中央図書館3階、地図コーナーで閲覧出来る海図番号リストです、持ち出しは出来ません。A3用紙までの複写機が設置してあるので、必要な部分をコピーしよう。(20円/枚)ただし、利用目的は著作権法の範囲内で。
 リスト中の海図番号とは、ここではサイズが大きすぎて掲示出来ないのですが、海上保安庁刊行 日本近海海図索引図(JAPANESE CHART INDEX) と言う日本列島図に海図番号を囲んだ一覧出来るのが置いてあります、それを見ると、どの部分の海図なのか良く分かるようになっています。海図索引図は、無償で入手出来ます。
 さてこの中に、おさがしの海域の図は有りましたでしょうか?、しかし椴送形ミニボート派の我々(車載して大平洋〜日本海へと日本の全海域に出没する者)には、まだまだ詳細な地域図が足りませんが、とりあえず、ここに有る海図は確保しましょう。
 他の入手手段として、地元のマリーナやボートショップに有る海図をコピーお願いする方法もありますが、それでも無ければ海図販売所で購入を考えましょう。

 さてこの中央図書館、海図や地図、各種新聞、雑誌などは貸し出し出来ませんが、普通の本類、CD、ビデオなどは、15日間借りることが出来ます。(図書館カードを申し込む為に身分証明書が必要です)もちろん無償ですよ。
 パソコンソフトの解説書、素材集、釣り情報誌、楽譜,
CDなど、私も良く利用させていただいてます。人気の高いものは、すぐに貸し出し中になってしまいますが、状況はオムリス(コンピュータ)で調べることができます。

 B1F音楽CDビデオのコーナー、特にCDはレンタル店に有るレンタルユースと書かれた物より音質が良い気がする。

GPS海図

 GPS付き魚探を使用する様になり紙に印刷された海図は使わなくなってきました、液晶画面の海図には自分の現在位置までもが表示され便利です。
 このデジタルデータ化された海図ですが、ソニックSVC703ではROM方式、ナブマンORCA8084ではフラッシュメモリー(SDカード)方式、それぞれ海図は異なります(発行元、データ内容、データ形式)そしてこの海図データを読取り表示させる装置側の方式も違います。
 ソニック703では日本海、瀬戸内、東海、、、海図ROMが分割化されており内2スロットを内蔵出来てどちらかを切替えて表示、拡大表示しても防波堤形状までも詳細な情報が在ります、が漁礁や等深線は無く、地図のスクロール表示が出来ない、また、描画速度が遅く、液晶画面が太陽光直下で見難い。
 ナブマン8084では日本全土がSDカード一枚、本体には2カードスロットあるが一つはポイントや航跡などのデータ保存カード用、海図はC-MAPで日本全土をカバーとは言え詳細に拡大表示可能な範囲は限られている(地区場所によってはデータが少ない為ほとんど拡大表示に成らない)それ以上に拡大表示も出来るのですが海図は全く写らなくなります、また、自分を画面中央位置にして海図側を回転やスクロール出来、描画速度も有り滑らかに描画します、太陽光直下の視確性も良い。