このホームページのタイトルになっているES−355 ていったいなに?というかたに少しご説明を
TOPページの赤いギターがそうなんですが つまりギターの品番というわけです。
メーカーはアメリカのGIBSON社です。
ES−335とちゃうん? と疑問を持たれるでしょうが ギブソンの所謂「セミアコ」には全部品番として
330・350・335・345・355というかんじで番号が振ってあります。
パットメセニーで有名なES−175はESとはついていますが「フルアコ」と呼ばれています。
セミアコ フルアコの区別は単にボデイの厚さのみでセンターブロックの有無は関係ないみたいです。
さて、ES−355ですが335シリーズの豪華盤として1958年に発表されました。
レスポールモデルでいえばカスタムにあたります。(こちらは鮎川誠さんのギターが有名)
時はロックンロールの全盛期 チャックベリーなど当時のスターはギブソン社からもらったのか?
早々に使い出し ブルース系のB.Bやオーテイス ラッシュなどが使いだすのは随分後になって
70年代にはいってからです。B.Bの「ルシール」もたぶんギブソンからのプレゼントでしょう
結局当時としてはとても高く価格設定されていたので自分で買うのはあまりにあほらしく
「335でええやん」ということだったのでしょう 製造数も少なく新品が店頭にゴロゴロという状態では
なかったようです。私も70年代以降しかしりませんが楽器屋に新品としてならんでいるのをみたことないです。
バリトーンと呼ばれるプリセットのトーンコントロールやステレオアウト さらにほとんどに板ばねの
ビブラートアームがついていました。
高級機種という触れ込みで満艦飾に色々くっつけてしまったので何かかえってつかいにくそーな
ギターになってしまい この辺もあまり台数が出なかった原因かも?
ES−355をつかっている(らしい)ミュージシャン
B.B.KING FREDDIE KING KEITH RICHARDS OTIS RUSH
CHUCK BERRY BERNARD BUTLER GARY MOORE
LOUIS MYERS(ACES) 大村憲司 トライセラ何とかのギターの子
ROBBEN FORD
1986年来日時のOTIS RUSH 1970年代後半のBBと先代ルシール 壱弦は顔側に張ってあるでしょ!