2005年4月 アメリカ南部旅行記 おっさんの一人旅
                アトランタ→メイコン→タルサ→ジャクソン→ニューオーリンズ

New Orleans Jazz & Heritage Festival   ここをクリックするとオフィシャルサイトへ
    
                           このお馬は走りません              パンパカパーン パドックもステージです。
        ↑
これがメイン会場のフェアグラウンド(競馬場)です。ここに限らず町全体が音楽一色に染まる。


(TIPITINA'S Instruments A Comin' 2005) 2005.6.15
NOのTIPITINA'Sからメールが来た。
4月25日の「Instruments A Comin' 2005」の報告メールだった。
今年は$55,000の基金が集まり$100,000以上の値打ちの楽器を届けることができた との事だ。
4月25日はピアノナイトとメイプルリーフのパパグロのはしごになってしまって、このイベントには行けなかったのだ。
しかし趣旨には非常に賛同していたので、翌日26日に「NY⇔NO FUNK CONNECTIVE」を見るために
TIPITINA'Sへ行ったときに心ばかりの寄付をしたのだった。
今年で4年目を迎えるというこのべネフィットコンサート、実にたくさんのNOミュージシャンが集結する。
そしてその夜の収益を含め集まった募金を基金として、楽器を買い集め、
自分の楽器を持たせてもらえるなどきっと夢のように思っているであろう子供たちが通う学校に届けられる。
こうしてNOのミュージシャンの卵たちが育てられ、分厚い豊かな土壌が作られていく。
特にブラス系の楽器は非常に高価なだけに、こうした地道な活動が、確実に将来花開いて来るに違いない。
楽器調達にはUPTOWNのmusic exchangeのオーナー、ジミーグリックマンさんも一役買っていることは、日本に帰ってきてから知ったのだ。
今、メインで使っている61年のネックの付いたストラトもジミーに世話になって、無理難題をお願いして入手したもの。 良心的な楽器屋だと思う。

実はJAZZFESTも入場料の値上げが続き、色々な意見があるようなのだが、
こちらにも音楽振興のための基金があって、上がった収益から地元の学校等に楽器提供を長年続けているのだ。
こうして地元が支え、NO音楽を愛する人々がお金を出し合って、貧しくとも才能のある子供たちが音楽に目覚めて、
楽器に取り組んでいく。
子供たちが将来、銃やナイフではなく、楽器を持ち続けていって欲しい。皆、心からそれを願っているのだ
それはこの店tipitina'sの創業者でもあるプロフェッサーロングヘアーの願いでもあるだろう。 この運動がずっと続いていって欲しい。


(車のこと)
  今回の旅、現地では基本的にレンタカーを借りました。(1泊しかしなかったタルサでは借りなかったのですがTAXI代が結構かかり、
  これだったら、借りたほうが良かったか?と思ったほどでした。)
  レンタカー会社はAlamo(アラモ) ここはnationalという会社と提携していて看板はどこでも「Alamo/National」となっています。
  すべて日本にいる間に、NETから予約してカンファメイションナンバーの入った書類をプリントアウトしてあるので、現地では
  それを見せるだけ。後は確認書類に3箇所ほどサインをするだけで手続きは完了します。
  初日、アトランタの空港に降り立って、当初用意されていた車はポンティアックのGRANDAM。
  トランクに羽根が生えてたりして、スポーツカー的でカッコ良いのですが、欠点がひとつ。  トランクが狭い。
  今回 6Uのキャスター付きラックケースをスーツケース代わりにしたのですが、すでにそれがGRANDAMのトランクには入りません。
  盗難防止やガラスを割られたりしたらイヤなので、後部座席には一切モノを置きたくないのです。パッと見スッカラカンの車にしたい。
  で、カウンターへ行ってダメ出し。「あかんわー。トランクのもっと広いのに換えてーな。」
  「OK。じゃこれでどうかしら?」といってKEYを渡されたのが、シボレーのMarib。日本ではあまりなじみの無い車種ですが、
  言えばMARKUぐらいの感じの車です。これはトランクも広くてOK!
  早速乗り込んであちこちチェック。 レンタカーのランクでは「イミディエイト」ということで、コンパクトとミッドサイズの中間になります。
  一人旅のワタシにとってはこれで十分。この上にはミッドサイズ、フルサイズと続きますがでかいだけ。
  一応このMaribフル装備です。ほとんど何でも付いてます。しかも新車。走行メーターは「6マイル」
  エンジンは排気量はわかりませんがV6で、ちょっと踏み込むと派手に「キュリキュリ」とホイルスピン。
  ゴーッとトルクの出るところは、チッチャくてもやっぱりアメ車。走り出せば昔のアメ車のようにフワフワすることも無く、
  日本車に乗ってるのと同じ感覚で乗れます。 
  あ、やっぱりわかってながら やってしまいます。 右左折時のワイパー作動(笑)。   これはしょうがないよねえ。
   ジャクソンで1週間借りたのもやっぱりMarib classic (ちょっと昔風、装備は若干少ない)
  5日借りるのも7日借りるのも値段は一緒です。だったら半端に3〜4日借りるんなら1week借りるが得。
JACKSONのダイナマイトアラモLADYお二人。アトランタの10倍は愛想がいい。底抜けに明るいよ。 

  風に舞う・・・・    マリブクラッシック IN55号線



  あると便利だったのは、オートクルーズ。こんなもん 何で要るンや?と日本では思ってました。でもやっぱりアメリカでは要る。
  全く変化の無いまっすぐな道。お友達はFMラジオ。車中歌でも歌うしかない? そんなときはオートクルーズは楽。
  
  セルフのガススタンドにはしょっちゅう出入りすることになるのですが、日本人でレンタカー借りたことある人は経験したことが
  あると思います。 夜間のガススタ周辺にはいろんな人がうろつきます。あまり雰囲気良くない。
  それでも食料や飲み物の調達を兼ねて行くこともあります。夜中3時や4時にあいてるのはガススタだけなんで・・・・
  「carwashはどないや?」とか「$1恵んでくれ」とか・・・店先のベンチに座ってじっとこっちを見てる人(目つき悪し)。
  日本から旅行で行った女性とかなら、まあビビル光景に出くわします。とくにアトランタの下町が雰囲気悪かったかな。
  コツはやっぱり日のあるうちに満タンにしておくこと。 かな? もしどうこう言われたらひたすらNoThankyouで通すこと。
  財布なんか出しちゃいけませんよ。小銭はジーンズのポケットにバラで突っ込んでおくのがアメリカ旅行では常道です。
  あと日本のセルフの機械と違うのは、カードを通して、ガスコックを開けてノズルを突っ込む。ここまでは一緒。
  ところが、これでレバーを握っても1滴も出ません。  もう1ステップあったのです。
  ノズルを手に取ったとき、それが掛かっていた金属の受け金具がレバーになっていて、それを上に上げる。
  これをやってはじめて給油OKとなります。最初知らなかったので、あたふたしました。
  横で給油してた黒人のカッコイイおネエちゃんが教えてくれました。  彼女、笑ってたなあ。  ハズカシ・・・・。 


(食べたもの)
   やっと食い物の話へ来ました。

   ・atlanta pizza
      どの街でも一応Pizzaは食っておく。この店は結構やんちゃさんたちが夜な夜な集まる店らしく。ちょっとヤバイ?

 
   ・jackson  で何故かベトナム料理
      やっぱり麺類にはほっとする日本人  


   ・ganbo
街では     FESでのガンボ(左)器じゃないのよ〜   


   ・jambalaya
最近日本でもファミレスでも食えるジャンバラヤ 
      でも日本のようにぱらぱらしてなく。 もうちょっとベチャッとしてるというか、ゴッチンご飯で作ったような食感。



   ・flied catfish
      白身魚でフツーです。


   ・boiled crawfish

      出ました!ザリガニです。バルタン星人の襲来だ!一応現地ロコのheidiさんのレクチャーによる「正しい食い方」
      STEP1  頭と胴体を豪快に手で分断!(このとき汁が飛び散ってもあまり気にしないこと)
      STEP2  尻尾のチョィ上、腹側を右手親指の爪でぐりぐりとえぐる。尻尾と縁を切るのだ。
      STEP3  おもむろにかぶりつき、口の中でチュ−チュー吸いながら身を歯で噛んで、スポッと身が取れたらOK!
      STEP4  尻尾はポイッと投げる。(近くにドラム缶上のごみ入れがあればそこへポイッ なけりゃそこら辺で良い)
      STEP5  頭部は指でグシャッと押しつぶして汁を出す。それをまたチューチューと吸い出します。(これがうまい)
      STEP6  さらにはこの頭部に右手小指を突っ込んでぐりぐりします。
             で、その小指をねぶる。 (ネビルではない ねぶる=舐る←これ標準語ですかね?)
      STEP7  すっからかんになった頭部をまたまた ポイッ。
          この1〜7のSTEPを30回ぐらい繰り返すと、あーご馳走さん となります。
     日本でもカニ食うときにそうなりますが「意地になって」食ってしまいますね。  ピり辛で旨かった。
      

   ・豆さん炊いたやつ
      正式名知りませんがおふくろの味! てかこれにこんにゃくとごぼう入れたらまるで筑前煮。

   ・flesh oyster (mike andersonにて1ダース=12pc なんと$3!)
       目の前でバキバキとあけてくれて冷えた専用プレート乗せて出してくれる。一個がでかい。
       レモン半個分と 西洋わさびやチリソースをつけてくれるが、日本人のわれわれはレモンのみで十分食える。
       12個もあるので、後半だれてきたらスパイスをチョィと乗せて・・・・・・
       味が広島の生牡蠣と比べてどうこうと言う話もあるが、比ベても無意味。  ダース$3なら文句ありません。 
      



   ・hot sandwich(ヤバイ街のグロッサリーでおっちゃんが作ってくれる。 $1.99)
      一番小さいのを頼んでこれ! 多分日本のビッグマックの2倍のカロリーはあるだろう。
      行くなら必ず日中に店の横に車置く事。 あまりこの辺をふらふら歩かないように。 


   ・pizza(papa John’s)

      ここはホテルへのケータリングもやってるので食べた人も多いかも? いけます。うまいです。  
      FESTの後、腹が減ったので店でテイクアウトして宿で食いました。 ”works”のsmallで$12
      場所は一応キャナル通りですが、ノースブロードを下がったあたりですんで暗くなってから
      行くのはお勧めできません。てかダメです。 一番安全はホテルから電話することです。



   番外編
   ・やっぱこれ!”lousiana hot sauce (The original)

     現地でもチリソースは色々売っていて、カリフォルニア産で華僑資本で作られてるものも多い(右)
     でも一応こだわって、ルイジアナ産のこれ(左)をいくつか買ってきました。
     辛さに段階があって色がだんだん赤くなっていく。  あ、グリーンもありました。
     帰国後は自分で作る焼き飯の隠し味に活躍中。
     (その他何にでも使えます。サラダなど  あとこれは必殺技。日清のシーフードヌードルにこいつをカンカンと
       入れてみると オーッ いける  Hotシーフードヌードルルイジアナ風味だ。)


(入場料のおはなし)
   何でもロンドンのロイヤルアルバートホールでのクリーム再結成コンサートは1枚15万円まで上がっているらしい。
   ちなみにワタシが今回の旅で行った分の入場料は(TAXや手数料は含まず)

・3人のピアニストがBosendoferを弾くピアノコンサート(peachtree church)        
  これは教会に新しいべーゼンドルファーのコンサートグランドピアノが
入ったから、そのお披露目をしますというコンサート。 当日の朝に情報を新聞で発見。 
classic jazz gospelをソロやfourhand piano(連弾)で            $8(寄付金込み)(18歳未満は無料)
geogia州atlanta peachtree church (立派な教会でした)                  
    

 ・デレクトラックスバンド(tulsa cain’ballroom)                  $17
 ・NO JAZZ FEST(1日分)もちろんどこでも誰でも見れる           $25
 ・パパグロウズファンク(maple leaf)                           $10
 ・PIANO NIGHT(Dr.John Allen Toussaint)(立食でのバイキング食事つき)   $30
       generation hall  (巨大な宴会場のようなところです) WWOZ主催

       あとtipitinaやhoulin'wolf あたりは誰が出てようと $15〜$20 高くて$25
       高い高いと言われているHOBで$25ぐらい
     このあたりの値段で毎晩毎晩見れるんですから・・・


(あって良かった物、無くても良かったもの)
助かったのはケータイ  実は出発前にDOCOMOを解約してauに乗り換えていたのです。 
で まーどーせならということでグローバルパスポート対応のサンヨーA5505SAにしました。
価格.comで調べて日本で一番安いとこで契約。 関東契約です。 2倍は違うな、値段。  みなさん代理店選びは慎重に。
これが、まあどこでも通じる。アトランタ、ニューオーリンズはもちろん、まさかと思ったタルサ、メイコン、ジャクソン。全部OK。
特に初日アトランタで暗くなってからの宿のDAVEとの電話ナビでの誘導。
これが無かったらはじめての街の住宅地でたどり着くことは困難だったろうと思う。  タルサで真夜中にTAXI呼んだりとか。
心細いときの携帯はほんとに頼りになる。   
もちろん広大なFESTの会場内での知人との待ち合わせやデートしてくれたheidiにthanksコールやモーニングコールなど
普通の携帯の使い方はいうまでもありません。
今回の旅で車(レンタカー)とケータイは機動力発揮の意味で大きな力になってくれました。  

日本からのみやげ物。 これはね。あげた人には申し訳ないんだけど、どれも安いんですよ。
家の近所に新しいリサイクルショップがOPENするというので初日に並んで入ったのです。他の人が見向きもしない「和」の小物。
これをごっそり買い占めてそれをアメリカへ持っていってたのですね。これがことごとく大ヒット!
かわいい和の柄付けのフォトフレームや一輪挿し。フクロウの小物。金魚柄の灰皿。
更には100均で大量に買った唐草や青海波など和柄のバンダナ。
スーパーの着物屋のワゴンセールで買った紅型のバンダナは女性方には大受けだった。
あとこれも100均だがきらきら光るクロスの携帯ストラップ。
これは宿の黒人女性にプレゼントしたらむちゃくちゃ喜んでくれた。
HUGされるわチュッチュとKISSの嵐になるわ。こんなのでこんなに喜ぶの?ッテ感じだった。 持って来てて良かったー。 
ベッドメイクの方なんで毎朝会うんですが、明らかに対応変わりました。翌日から。この娘とは最終日まで良くしゃべったなあ。

便利→小さいデジカメ (解約済みDOCOMOのSO505is) 結局これしか使わなかった。
     濡れオシボリをいくつか作っておく。   FEST会場で便利便利  飯時 暑いとき 眠いとき
     日焼け止め  これは要る。現地のWALGREENSみたいなところで安くで売ってます。
     小さいノートPC(VAIO C−1)  普通の使い方以外にデジカメ画像のバックアップ用として。 
     長さ1.5MぐらいのLANケーブル。  
          アメリカでは割とどこにでもLANケーブルをさせるようになってるネットカフェでもこれがあれば自分のPCつなぎ込める。
     タップ付き電源延長コード  空港のベンチでPC打つとき、ホテルの部屋でコンセントが足らないとき大活躍。
                       空港で電源のそばのベンチは先に座られてることが多い。 
     デイパックとカラビナ(パッカーでは常識ですね) 
     背中に「JAPAN OSAKA」と書いてある今は無き大阪のBLUESCLUBのTシャツ。
       このTシャツのおかげでどれだけ後ろから声を掛けられたことか!「HEY MEN!日本から来たんか」って・・・・
     TARGETで買った ビーチサンダル 半ズボン ポンチョ   結局こういうのが一番役に立つ。
     ボロでもいいからトレーナー。 要らないと思うでしょ? 要ったんですよ今年は。  寒いの何の。  機中でも役立ち。
     耳栓  これはいい。飛行機旅のときは必ず持ってる。
     耳栓型のイヤホン。結局これでないと機中では聞きづらいのです。 (単車に乗るときも良い)
     なんでもいいから楽器。 これがあることでいつも何かハプニングが起こる。 とにかく持っておく。ハーモニカは必ずポッケに。
     メモ帳とボールペン  これも現地で買えばよろし。ボールペンなんか一束いくらですから。 

不要→大きいデジカメ(古い型のEPSON) 全く使わず。 荷物なだけだった。
     日本から持っていった帽子。 一回もかぶらず。  いくつも現地で買ってしまうんだから持って行かなくてよろし。
     もって行った荷物が少なかったのであまり無い。  
     あと読みもしない本も不要です。 そんなヒマ無かったです。暇があったら寝る寝る。だって毎日寝るの朝方だもん。
     移動中の飛行機も爆睡モード。    本は帰ってからのんびり読みましょう。 


2005.4.28
というわけで長いような短いような南部の旅が終わって帰りの飛行機の中です。
スクリーンには世紀の超駄作「オーシャン12」が映し出されて」います。
暇つぶしにはちょうど良い映画ともいえますが、最後のドッチラケをこの飛行機の中で何人が体験できるのでしょう。
ひょっとして皆寝てしまうのではないかと心配です。

今回の旅の印象。 日本人が全くいなかったアトランタ、メイコン、タルサ、ジャクソン。
逆に日本人だらけのFES期間中のニューオーリンズ。
サザンホスピタリティという言葉がありますが、どこの町でもそれを感じました。
日本での田舎のおばちゃんの親切さや、大阪のおばちゃんのおせっかいで世話焼きなところ、
それに近いものを感じました。出会った人々すべてが日本からの一人旅に対して親切にしてくれました。
そして別れる時には、「be cerefull!」の言葉。トラブルに巻き込まれることを案じてくれました。
今回、決定的なトラブルには巻き込まれなかったのは、「be cerefull!」の言葉をかけてくれたみんなの思いが、
自分を守ってくれたのではないかと思う。
俗には人種差別的な考えが根強く残るといわれている南部であるが、人種に関係なく一緒に暮らしていく、
そのことはごく当たり前に受け入れているように感じました。
日本人である自分に対しても、少なくとも出会った人に限っては、それは感じられなかった。
むしろ、日本は非常に美しい国、一度行ってみたい。(でもとっても高価なんで行けない)
身内のだれそれがいてたことがある。などなど・・・・好意的であった。
逆に、とあるブルースクラブの前で完全に酔っ払った観光客のカナダ人のオバハンにからまれたことがあり、
明らかに悪意がこもっているのを感じた。
最初黙って聞いていたが、別に遠慮することもなかろうと思い、切れてしまって関西弁で反撃してしまいました・・・・
「うるさいんじゃオバハン!ガタガタぬかすなボケ!」(どうせ相手は意味は解っていない)
Fesの仮設トイレの中にクークラックスクランをたたえる落書きがあったりしたが実際のところの深いエグイところに
触れるにまでには短い滞在の中で至っていない。
FESの期間中について地元の音楽好きがどう思っているか、それについて興味深いコメントがありました。
27の深夜に(というより28の早朝。letucceはなんと朝5時半になっても演奏をやめないのである。)
出会ったTimという男性。「Fesがあるからこの町が潤っているのは解るぜ。たくさん客が来ることはいいことだ。
でもな、連中は全然音楽を聴いちゃいねえ。いくらステージの上でものすごい演奏がされててもお構いなしだ。
ただ踊りたいだけだ。」
「でもねTim。こうやってわざわざ飛行機に乗って日本から来てる奴は大概音楽好きだよ。確かにNOの音楽は
dancemusicだけどnot only dance musicだと思ってるけどね」
「それは俺もそう思う。だからお前さんに声を掛けたんだ。 アメリカの他の州から来る奴らがけっこううざいんだよな。
ただ騒ぎに来てるって感じでな。」       
Tim お祭りなんだからしょうがないよ。ミュージシャンも多分承知の上だと思うよ、きっとね。

もうひとつ思い知らされたのは、この国の決定的な経済格差。たとえ人種差別は法律上無い?としても、
経済格差が厳然とある。経済格差というと難しいが、結局は雇用機会と賃金のとんでもない落差のことだ。
FESの期間中何故か週末になるとエクステンションリムジンが現れ、市内を我が物顔に走り回る様は、
街角にぼんやりと立ち尽くす黒人のおっちゃんオバちゃんを蹴散らすように見えた。
またタルサに残る小さな摩天楼群 南部各所に残る重厚な素晴らしい建築群や豪邸。
ジャクソン市郊外の湖畔のお屋敷町と歴然と存在するゲットーとの落差。
そういったものを見るとき、この国の搾取の歴史を感じる。それは今でも続いている。
もし、最低賃金をすべての人種で今の2倍引き上げる法律を作ろうものなら、
好況に転じたといわれているこの国の経済は崩壊するかもしれない。
それぐらい社会の労働力の基盤を担っているのだと思う。
深夜勤務、早朝勤務、重量物を扱う空港勤務。白人経営のPIZZA屋の厨房内。
またわれわれが普段目にするとの無い工場内。
そこには高温だったりして労働環境の悪い現場も多々あるだろう。
ホテルの受付の黒人女性に、ゴスペルのことを聞いてみた。
「子供のころは日曜は教会に行って歌ったりしてたけど、仕事をしだしてからは行けてない。
だって毎週日曜は朝7時からこの仕事をしてるから。」 


2005.4.27
 TODAYS TOPICS
 UPTOWNのmusic exchange でストラトを買ってしまった。
     


 南北戦争の博物館に行ってみた。
 やっとのことで、生牡蠣を食す。(食べ物のところ参照)
 火事だ!
       MOTHERCLUCKERS&KURA(fromKyoto)
                                                            良かった CRACKじゃなくて・・・・
 



ラファイエット広場でmarcia ball出演のフリーコンサート
     この組んでる右足がポイントです。
 
UPTOWN マーケットハウス(ユースホステル)の部屋でセッションタイム

Howlin' Wolf へ移動中の車内 流れるWWOZからDJの声が。 AJだ! YEAH ! 
明日は帰っちゃうよ。ありがとうね。 と心の中で感謝。 
ほんとこの町の人はみんな音楽好きだ。
しかもビッグネームばかりでなく、ローカルミュージシャンも含め町の人全体で町の音楽シーンを支えている印象がある。
そのあたりは日本ではやや希薄な部分があり、うらやましくもある。


 JAMAKAJI&LETTUCE at Howlin' Wolf (レタスはホントにファンク馬鹿の巻)

eric krazno VS Big sam               大大好きなGEORGE PORTER Jr.     IAN NEVILLE  かわいい!  


2005.4.26
 この日はちょっと休養日。昼頃までゆっくりして出発。
 まずは昨夜世話になったFM局WWOZのDJ「AJ」さんにお礼を言うため、ルイアームストロング公園の中にある
 WWOZに向かう。ウェストバンクから90号線で市内に入ってきて、orleans通りを目掛けて下に下りるとそこが
 公園の入り口である。 警察署の真ん前でUターン。公園の裏口にあたる公会堂の駐車場に車を入れる。
 WWOZの場所をスーツ姿の黒人男性に尋ねると、まあ丁寧に道案内してくれた。
 途中の公園内で5〜6人の子供たちのナマズ釣りに付き合う、もっと真剣にやらないと釣れないよ。
(最初は魂取られると思って顔隠す)

 「try it!]や「fight!」的な日本語を教えろというのでまあこれかな?と思って「がんばれ!」という日本語を教えてあげたら、
 彼ら気に入ってしまい、公園内に「がんばれ!」「がんばれ!」の声援がこだました。
 写真を一緒にとろうというと、またぎゃーぎゃーと喜ぶ。撮ったのを見せてあげるとこれまた熱狂して、
 「ヘンガオ」で写ろうとするのも、どこの国へ行っても子供は一緒だなだなと感じる。

                                                           Hi!Kids ! 4人ともナカナカ男前に写ってるデ


                          のんびりとした平日の昼下がり、ゆっくりと時間が過ぎる。


 公園内の池ではコブ白鳥もアフラックのような声で「ゲコゲコ」と。
 (リスが逃げません)
リスもたくさんいてるし、鳥たちのさえずりと爽やかな風が心地よい。
 目的地WWOZへ。   2階建ての小さな建物。 これが現地で知らぬものはいないWWOZの建物
このぼろぼろの小さな扉を数々の大物が押したのか・・・・。
 1Fがオフィスで2Fがスタジオになっていて、生演奏も出来るようにピアノなども常備されている。
(1Fオフィスの様子。2Fではライブ演奏をオンエアしていた)
 土曜日の朝にはDr.ジョンもアラントゥーサンもここへ来てライブで演奏しているのをオンエアしていた。
 AJは常勤ではないので、事務所で紙をもらって、お礼のメッセージを書き、日本からのお土産を、彼の分と彼の奥様の分を
 袋に入れて託す。彼の次回オンエアは27日夜10時からだそうだ。この時間帯のWWOZの選曲は絶妙なもんがあるよなあ。
 ここNOに来てFMから流れる曲に何度車の中で「うおーっ!」と雄たけびを上げたことか・・・・。
 一般のR&B局ならスロージャム系のような「はい、この曲でトロけてメイクラブしてね。」「はい、どうぞ!」が多い。
 いわゆるアニタベイカーやルーサーバンドロスは定番。
 でもWWOZはちょっと違うんですよね。ちょうど10時〜12時ぐらいはみんなライブを見に行くのに車で移動をかける時間。
 その気分が盛り上がる選曲をしてくれるわけです。 私も車中何度もそのパターンにはまりました。 
 ライブのインフォメーションも頻繁に流しています。どこで誰が何時からと。(まあその時間の2時間後ぐらいのスタートですが)
 
 その後コンゴスクエアで休憩。
(昔、解放前の奴隷は週末ここでしか音楽と踊りを楽しむことが許されなかった)
ベンチに座っていたおっちゃんと昔のJAZZシーンについて話す。
 
車で再スタート。orleans通りを北へ行ったところにある食料品屋にてホットサンドとオレンジジュース合わせて$3にて昼飯調達。
(大きさを聞かれたら一番チッチャイのを頼もう)
このあたりはトレメ地区と呼ばれ、日中こそオバちゃんが買い物し、子供たちが走り回るが、暗くなると物騒になる。

さらに北へ上がって、この数日お気に入りとなった場所へ。 運河沿いの芝生の上で昼ごはんとする。
ここはのんびりするわあ。ここからしばらく歩くとFESの会場である。


ボケーっと飯食って、ウトウトと芝生の上でお昼寝も出来た。





 さらにここから歩いていけるheidiのおうちへ。
 先ほどTELで話したときはこれからジムに行くといっていたので、案の定留守。
 日本土産をいくつか袋に入れて手紙入れて外ドアの内側へ。もう会えずに帰国の可能性が高いなあ。
 tipitina studio やultrasonic studioへ寄ってみる。
 おっ ドーム屋根がかかった市民プールだ。 みんな泳いでます。
 さてここはcarrollton と Louisianaが交わる交差点。ここからバイパスをひとっ走りすると、隣町ハラハンである。
 ハラハンというと、関西では「原はん」となって「Mr.hara」の意味になるが、これは地名である。
 完全に郊外の国道筋にある車移動を大前提とした巨大ショッピングセンターがいくつもある。
 その中にGUITARCENTERはある。 アメリカギター業界で一大チェーン展開をする巨大楽器屋だ。
 ヴィンテージに属するものは予想通りほとんど無い。アンプは黒パネのスパーリバーブやデラリバ。
黒パネsuperrev=$1600
 ギブソンのGA−15もありました。 でもアンプは持って帰れませんわ。いくらなんでも。
 で、ラップスチールとかバンジョーとか無いかな?  なにか変わったもん変なもん・・・・と探していたら
 ありました。     中古の6弦バンジョー。 PU付き。GOLDTONE GT−750
 この哀愁あふれるペンペンサウンド。いいなあ。歪ませてスライドやってもドブロみたいで面白いかも。
 もちろん例のFunkカッティングも、歯切れのいい音で。 このサスティンの全く無いのが逆にええみたい。
 うお。 簡単にフィードバックするわ。そりゃそうやな。太鼓の皮の上に弦が乗ってるンやもん。
 こんなことして遊んでいるうちに またまたjuneyamagishiさんとそのお知り合いご一行が到着。
 「うゎ!こんなとこにもおる!」っておっしゃるけど、ギター弾く奴のいく場所って大体決まってますやん。
 ワタシが弾いてた6弦BANJOをすばやく発見。「そんなんあったんか?えーなそれ。俺欲しいわ。なんぼ?結構安いなあ」
 と、かなりご興味がある様子。  だめだめ。先につば付けたもん勝ちですよ。
 確かにBANJOは高価で何十万もするものだとワタシも思い込んでいましたから、結構意外な安さです。
 かといって、おもちゃみたいなつくりでなく、しっかりした楽器です。
 結局、値札$799が一声で$599まで下がりました。 なんじゃそれ? The gibson のケースが$120
 このケースのおかげでえらく高いものに見えます。 帰りの税関で疑われるかな?でもハードケースには入れとかないと、後で泣きを見ますしね。
 後は、roadreadyというブランドのツアーケース RRM19Rという12Uのラックマウントミキサーケースですが、これが$79と衝撃価格!安すぎ!
 ちなみに帰国後に調べたらサウンドハウスでも値段は18000円で出してました。   よし、これに荷物をぎしぎしに詰め込んで持ち帰ろう。
 閉店時に店内に残っているのは我々日本人の一群のみ。
 帰り際山岸さんが一言「あれ、買うたん?」    ごめんなさい 買っちゃいました。


2005.4.25(夜の部)
 <ピンチはチャンスの源なり> PIANO NIGHT at Generetion Hall
 ということでこの夜はちょっと魔法がかったことがおきてしまいました。
 事の発端は、heidiをお迎えにorleans通りにある彼女の家に着いたときのこと、
 半泣きの顔で彼女が出てきて、「ごめんなさい。仕事が終わらないの。ブライダルのプランニングを受けてて、
 書類をどうしても今日中に上げなきゃいけないのよ。ピアノナイト行きたいけど、行ったら仕事が間に合わないわ。
 申し訳ないけど、今夜は行けないの。」     でたっ!ドタキャンだ!
 「YOJI いい? チケットを売るのよ! ゲートのところに立って、頭の上でチケットを振りながら「チケット、チケット」
 といえば、誰かが買ってくれるわ。がんばって売るのよ」  はあ、NO来ても、物売らなあかんのですね・・・・とほほ。
 この時点で5時。 VIP客は5時から入ってるけど、一般客のgateopenは6時。とにかく現地へ向かいましょう。
 heidiとはhughugしてお別れ。 車で会場のジェネレーションホールへ。
 このorleans通り、北から下ると運河が一発流れてるんですが、そこを境に景色が一変する。いわゆるトレメ地区と
 呼ばれるところに入っていく。 居住区がはっきり分かれていた頃の名残りでしょうね。
 この辺、みんな道は勝手に横断するし。子供は道端で走り回ってるし。 危ない、危ないって。
 こっちもちゃんと前見て走らなきゃ、えらいことになります。
 で、橋の付け根にあるジェネレーションホールに到着。 ここ巨大宴会場みたいなものです。
 パトカーもいっぱい出てきて、結構な人出になっています。    車を置かなきゃ。
 最近ちゃっかり路駐をするコツもつかめてきて、地元の人の後ろを付いていって、OKそうなところにパーキング完了。
 ゲート周辺は人だかり。基本は電話で予約して、will call=現地受け取りをする仕組み。
 heidiのアドバイス通り、頭の上で「チケット〜〜」とやってみます。 うーん 反応薄いなあ。
 だってみんな予約してるはずだもん。    入場の行列は出来てくるし、どうしよう??
 警備に当たってるおまわりさんに聞いてみました。 「友人が来れなくなって、チケットがあまってるんですよ」
 「それは主催者に聞いてくれ。 それよりさっきからお前さん、チケット売ろうとしてるやろ?あんまり目立つところで
 やると刑務所に行く羽目になるで。そういうのは少し離れた通りの角とかでやるもんだ。 わかったかい?」
 てな やり取りをしてるうちに、今回主催のFM局WWOZのスタッフが来てくれました。
 この人が今日のキーマン WWOZのDJをやってる「 AJ 」さん。
 「どしたんや? 何か困ってるんか?」「実はかくかくしかじか」
 「OK 我在良考 その一般2枚とVIP1枚交換してあげよう。 ホントは一般$30でVIP$75だから15足りないけど,
 かまへんかまへん 問題無しや」「それとな。君みたいなmusic loverがわざわざ日本からこのイベントに来てくれて
 俺はうれしい。だから、これを君にあげる。 忘れられない思い出になるぜ。」
 彼はワタシの手に1枚のカードを握らせてくれました。そこにはACCESS ALL AREA と。
 うわっ! backstagepassだ! 「ほんまにですか?AJ ありがとう」
 「日本の友人YOJI ええか?これで楽屋に行け。 Dr.やallenと一緒に写真撮れ。サインもらえ。わかったな。」
 

DJのAJと                          2F楽屋ののぞき窓から見たallen       グランドピアノ2台向い合せでDr.Johnとallen



allen toussaint, eddie bo, carol fran


WWOZ主催 第17回 PIANNO NIGHT
出演者  <solo stage>   jim hession    Marcel Richardson  David Ellington  Joshua Paxton  Jon Cleary
                    Allen Toussaint   Tom McDermott   Michael Pellera
      
      <Band Stage>  (あいさつ Bob French)
                    Joshua Paxton and David Ellington       Larry Seiberth     Lenny McDaniel
                    David Torkanowsky(ベースはGeoge Poter Jr.が弾いた)
                    Carol Fran     (中締めのあいさつJohn Sinclair)
                    Joe Krown    Marcia Ball    Eddie Bo   Dr.John    Allen Toussaint

Marcia Ballのように自分のバンドをつれてきていない場合には基本はこの夜のハウスバンド(Johnny Vidacovichがドラム)が
バックを勤めていました。
3ピースのJAZZコンボ編成の時にはヴィダコヴィッチDsに加えて キャスという女性ベーシストが弾いていました。
この人 ワタシ個人的に注目です。女ジャコだ。一見さらさらヘアのかわいらしい女の子。ところが弾きだしたらノリのすごいこと。
和歌山のイカテン!強力なライバルがNOに居てるデ!
                         


2005.4.25
 やっとオフの月曜が来ました。  ふー お疲れさん。
 現在のDESKTOPはこんな感じ。
 今回の旅で自分のGOSPEL好きを再確認したというか。
 マラコの受付で分けてもらったミシシッピクワイヤのCDが異様に良く。部屋ではこれを聞いていることが多い。
 Mississippi Mass Chior/Not By Might NOR BY POWER /MALACO 2005
 FESではゴスペルテントの中にいることが結構多く。着いたらゴスペルテント、疲れたらゴスペルテント、腹が減ったら
 食い物買ってゴスペルテント  というように休憩所代わりに良く使いました。
 まあ、出てくるクワイヤクワイヤみんなすごいんですわ。
 まあ 学生のクワイヤ等ではバンドのリズム隊がショボイ時もあるのですが、それでも歌とピアノオルガンはすごい。
 今度この辺に来たときはJACKSONにも長居したいです。日曜日を入れて。
 
 今夜はピアノナイト。 やっぱりこんなロマンチックな企画は女性同伴が良いかと思って、
 昨日も一緒だったheidi を誘ったらOKが出ました。仕事帰りの彼女を拾って行こうと思います。
 くれぐれも誤解の無いように、彼女はgood friend です。
 兄弟姉妹が世界中にいて、両親はサウスミシシッピーに住んでる。
 そのせいかゴスペルにも造詣が深く、好きな音楽の幅も広い。
 いろんな面においてあまり偏見が感じられないところが好きで。
 昨日24日も彼女に徹底的に付き合おうと思って、教えてもらいました。
 あまりシャカリキにならずにFESを楽しむ方法。
 ザリガニの正しい食い方(しかしぺっぴんさんが30匹ほどザリガニを食い散らかす姿は圧巻でしたわ)
 知らなかった音楽。 日陰でのんびりと音楽を楽しむ。
 これもFESの楽しみ方だなと思いました。
 終了後は姉さんのジーナ(バテック染めの作家をやってる)の店をたたむ手伝いをして、お疲れさんとなりました。
左からES355 HEIDI  JINA ALLEN  バテック染めのお店を撤収後の記念写真。  


2005.4.24夜の部
 NOってやっぱり大阪に似ている。今いるホテルはウェストバンクのハリウッド通りといいまして、橋を越えた向こう側。
 最初橋の向こうというと、NYで言えばブルックリンやサウスブロンクスのイメージがあってヤバイ街かと想像したのですが、
 NO郊外の新しい住宅街みたいな感じでこぎれいな町です。ウォルマートやターゲットといった郊外型巨大スーパーや
 巨大セルフスタンドがあったりする。ある種 市内とは別世界です。大阪で言えば江坂〜箕面ってかんじかな。
 で、新御堂筋みたいな道を走ってライトアップされた橋を渡ると向こう側には高層ビル、高級ホテルといった光の部分と
 ゲットーの影の部分が混在するNO市内に入っていく。

 梅田〜なんばの高級ホテルやオフィス街。 盛り場。焼肉のにおい。キムチ。お好み焼き。今も大阪に少しだけ残るドヤ街のムード。
 ミナミ 阿倍野界隈。 鶴橋のあたり。ドーム球場 通天閣。 新今宮〜西成 のあたり。
 いろんな部分で大阪の景色とオーバーラップする。
 ↓ナポレオンハウスで食べたジャンバラヤは大阪でゆうたら自由軒の名物カレーみたいなもんかな。

 
 で、向かうはフレンチクォ−ターの東はずれ。frenchman とかfauboug marigny とか Bywater とか言われる一帯。
 このあたりにもbluenileをはじめとしてライブハウスが密集する。
 その中のapple barrel という店で昨日FESで知り合ったギターのDonがやってるらしいのでギターを担いで見に行く。
 バンド名はThe Bad Apple Blues Bandというらしい。 
 ピアノのマイクフッドという人はDr.john直系のいいピアノでした。この人が音楽上はバンマスの役割を果たしている。
 ベースもトミーシャノンみたいに地味だけどしっかり  ボトムを押さえる感じの人。〜〜サンタナという人
 ハープのスモーキーがバンドリーダーで、ギターはDon。  ギターだけが何故かロック寄りなんですよね。
 で、1,2曲遊んで終わろうと思って、よりブルーズギター寄りのアプローチで弾いたら、ピアノのマイクが喜んでくれて、
 演奏中に走って外へ出て行ってしまいました 帰ってきたマイクは自分のアンペグのアンプを持ってきて
 ドンと床に置いて「お前はこれ使え」って、ずっとやるんですか?って感じになりました。

 その後ラスト2ステージ丸々。終わったら4時  はあ 疲れました。彼らその日5ステージやったそうです。
 タフです。こちらの人は皆。タフでなければやっていけない。
 今週はあと〜曜日と〜曜日は〜〜でやるから来いよ!とか言われましたが、ごめんなさいしました。
 やっぱり見てるほうが気楽だし、ここは彼らの生活の場、旅行者がちょっと遊ぶのはいいけど、それ以上は・・・


2005.4.24昼の部
 この日はじぶんにとってのFES最終日。
FAIS DO DOというステージです。


2005.4.23
TODAYS TOPICS
FESにてゴスペルテント→ビッグサムのバンド→スヌークスイーグリン→バデイガイ→オリジナルミーターズリユニオン

この日は本当にたくさんの出会いがありました。
一人っきりでいてるとこういうことがたくさん起こる。  英会話の勉強にもなる。
逆に日本人でつるんでしまうとこういうことが起こらない。声すらかけてもらえなくなる。
ごめんなさい。現地で出会った日本の方々。やっぱり一人で行動しますね。
車を止めるのに親切にしてくれたamerican beuty Heidiさんと近所のおばちゃん
自宅のガレージを提供してくれた奥さん
フェアグランドまで一緒に話しながら付き合って歩いてくれたScott&Liz


隣でずっと一緒だったThe Bad Apples Blues BandのギターDonと彼女のAmanda
Donの友達(こいつがファンキーな奴で。 音楽好きやねえ君も・・・すごい顔になってるデ)

              
イテテテテ! そこつかんじゃ ダメだって!          ザリガニもあっと驚くサンヨーステージの人出です。
コンガゲイターの前にいるのが手話のお姉さん  



真後ろにいてた昔から色々知ってそうなおっちゃん(でもすみませんが葉っぱ勧めないでください。頼むわ)

 長身の男の子↓vic shepherd(ギターを弾くらしい)  お父さんはJAZZharmonica奏者
 (ギターのことでお話中。 おっアマンダのお御足、白いねえ。)
 この子の情報がHitでお父さんのインストアライブがあるらしく、出番の一つ前がdirty dozen だって!
 Louisiana music factoryにて水曜12時より
 music exchange という楽器屋も行って見たいし、この日はマガジンストリートあたりの楽器やめぐりだな。
 ラップスチールかバンジョーをマジで買って帰ろうかと思っています。

 ハーモニカを10本ぐらい持ってきてたおっちゃん。
 たまたまワタシもhohnerのPUCKというミニハーモニカがポケットの中にあったので、
 即席セッションとなりました。 でも僕はkeyがCのしかもってないんだってば!
 周りから拍手もらったりして楽しいなあ。   あ、一応ワタシギター弾きですよ。 皆さん。
      
 うちのBBSにも書き込んでくれた>一恵さん
普通にミーターズを見てはったJune Yamagishiさん

FESTが終わってぶらぶら歩いてるともう夕暮れ時。寒いくらい涼しい運河沿いの芝生道。


 タジマハールとジョンクリアリーに行くはずが、連日のお疲れがどっとでて、寝ちゃいました。あはは。まあええか。
次の24日はスペシャルデイなんでお疲れの顔ではイカンのですわ。早起きしよう。
何でって?   内緒です。  ナイショ。


2005.4.22(金)
TODAYS TOPICS
  <両替に難儀する>   金曜の朝のうちにやっておかねば! ということで街へまず出ました。
    車はいきなり路駐。これは周りを観察しながら・・・・その後てくてく歩きます。 
    日本円からの両替をやってくれる銀行をフレンチクオーターで探すのですが、解らなくて・・・・
    どうせ聞くなら、別嬪のおねえちゃんにということで・・・  またやっちゃいました。 エクスキューズミー攻撃。
    アルゼンチン系のTINAちゃんです。  まあ親切に教えてくれます。一緒に歩いてついてきてくれます。ちょっとドキドキしました。
     ありがとう、TINA。 おかげでうろうろせずに済んだよ。

 昼飯 ナポレオンハウスにてジャンバラヤを食す。
 
 夕方まで車を置くパーキングを物色。 結局 BASIN STにあるホリデイインの隣の青天駐車場に駐めた。
 ぶらぶらとBASINを東にCANAL通りまで出る。この辺の感じはNYの125丁目あたりの感じに似ている。
 ここから赤い路面電車に乗って、CITYPARKまで。あとは人の流れに乗ってれば会場だ。
 
 当日券売り場は長蛇の列  日本からTICKETをNETで取っておいたのでWILLCALLとなる。こちらはあっという間に入れた。
 

      FESでのZAPP MAMA@ こんごすくえあ!

FESTは7時で全ステージお開きとなる。
会場で出会った UDACHAN マッカチンさん AKIKOさん クラッチ 自分 計5人で 路面で戻る。
BASINで降りてさあ西へ歩き出すと、やや雰囲気がヤバ目に変貌している。時間はPM8時。日も暮れてきた。
UDACHANが車を本気で心配してくれている。 行ったら無いかも?という。  実際車ごと盗られたのだそうだ。
通りのおかしなムードに心なしか皆、足取りが早くなる。こちらは5人。でもどう見ても日本人観光客の一団だ。やばい。
幸い車はポツンと残っていた。 日中満車に近かったパーキングが空っぽになっている。
UACHAN曰く、「このあたりは暗くなると極端に人がいなくなるのよ、こんなところに車置いちゃダメ!明日からは
FESTの会場の近くまで乗っていけばいいのよ」 とちょっと叱られながらアドバイスくれました。
さすがに住んでいる人の意見は聞かないといけません。  
翌23日はFESTの会場目掛けて車を走らせました。 それが出会いを生むわけです。 


みんなが宿泊しているUPTOWNのマーケットハウス近辺の中華屋に入る。
この旅で初めて初めてご飯と対面した。  うんおいしいおいしい。 ワタシニッポンジンニッポンジン。
ひとしきり腹ごしらえしてから
maple leaf bar でパパグロウズファンクのライブへ繰り出す。
        


2005.4.21(昼の部)

TODAYS TOPICS   
マラコレコード(MALACO RECORD)潜入記

外から見た全景                    MALACOの前で(CDは直販のL.milton)  受付のvanessa(center)事務のmaxie(left)と 

Voの立ち位置から見たコントロールルーム   ギターブースの中の黒パネsuper reverve   卓はAPI社製(当然アナログ)

B−3にはレズリー2台 生ピはヤマハ。      エレピはrhodesとWurlitzer               ドラムは普通のPerlの木胴でした(ブース内)
手前にぶら下がっているのがVo用マイク ノイマンU−67


このスタジオであのMALACOの名盤は録音された。Bobby"BLUE"Bland   Johnnie Taylor   Little Milton  Misissipi Mass Choir
Al Green   Tylon Davis  ZZHill  などなど・・・・・
機材的にいえば東京にあまたある個人所有のプライベートスタジオのほうがよほど立派であろう。
スタジオ内には1台のPCも無ければ、最新のデジタル機器もあまり見当たらない。  必要ないのだ。
ここへあの人たちが来て、歌い、演奏するだけで、あの音なのである。   余分な細工は要らないのだ。

案内してくれたエンジニアが「明日も来いよ! 明日はミシシッピーマスクワイヤが歌入れするから、来たらスタジオに入れてやるよ!」
と提案してくれました。   グググッと揺らぐ心・・・・でも今夜のうちにneworleans入りしなきゃ・・・・・  ホテルのチェックインもしなきゃ。
何より明日からjazzfest始まっちゃうんだよ・・・・・・  「ごめんなさい、今日JACKSONを発たなくては・・」
「そうか、残念だな。 またおいで。今度はゆっくり滞在するんだぜ。 教会でゴスペルも聞けるぞ」    

ちゃんとMALACOのカスタマーコードNoをもらったので、後は日本からでも発注すれば入荷できます。
厚口のMALACOのカタログももらってきました。 興味ある方は連絡ください。 一緒に併せ発注しましょう。



 ナッチェストレースパークウエイを歩いてみる
 ジャクソン郊外 マジソンあたりのお屋敷       


2005.4.21(夜の部)
(うねうねと流れる悠久の川の流れ)

21日朝に ジャクソンに入って車を借りて、NOに夜入りました。
夕方までに入ってと思っていたのですが、JACKSONでマラコレコード
に行ったりして、あちこち寄り道してしまい、55号線に乗ったのが
結局5時半。 途中睡魔に襲われ、仮眠したりして、NO入りは
10時でした。チェックインは夜中になる旨MOTELに電話を入れて
そのままtipitina'sへメインはgalactic ゲストIvan Neville。
ドラムのスタントンムーアがまるでジョンボーナムのごとくフルパワーで叩きまくる。
前座のDJベースのバンドも最高だし、さらには深夜1時過ぎに出てきた
ストリートブラスバンド。こちらも最高にFUNKでした。
バンジョーでのFUNKカッティングも初めて生で見れました。
大太鼓、バンジョー、小太鼓、サックス、トランペット、トロンボーン、スーザホン  異様に元気だ!

帰りにTIPITINA’Sの入り口を見ると、あまりの人手と客層のテンションの高さに、
さすがのプロフェッサーロングヘア師匠も疲れたのか、ホッとタバコを一服吸っていました。「往生しまっせ〜」  (誰がこんないたずらするんでしょう?)


2005.4.20

TODAYS  TOPICS    オクラホマ タルサの小さな摩天楼群 ←NIKONフォトアルバムへ写真をUPしました。
                DEREK TRUCKS BAND IN Cain's Ballroom  TULSA OKLAHOMA 
    
歴史あるビルのロビーのソファで30分ほどお昼寝     タルサで晩御飯を一緒に食べた別嬪さんお二人。
(いろんな昔の栄華を感じながら・・・・)             この二人、姉妹です。  

DEREK TRUCKS IN TULSA CAIN'S BALLROOM
いやーすごいもんを見せてもらいました。
まずオンラインで予約しておいたチケットをPICKUPしにタルサ市内のすこしはずれにある、アルバートソングロッサリーという
スーパーみたいなところへ行きます。これはstar ticket online というところでしか今回のチケットを扱っていなかったため。
無事発券完了してそのまま今回の会場であるcain's ballroomへまずいってみました。
国道のガードの横にあって、付近は廃墟化したした、ビルや倉庫が点々と・・・・(夜はかなり寂しそう・・・ヤバイ?)
時間はPM4:00 まだお日さんは高い。 
ここcain's ballroomは何でも1927年から続くタルサでは有名なクラブで、数々のカントリースターが演奏してきたというように
ポスターのディスプレイ等でアピールしています。
入り口周辺の地面には、hall of fameよろしく星印の中に名前が刻み込んであります。
Bobby "Blue" Bland や Leon Russelの名前なんかもあります。
入り口は案の定、施錠されていて入ることは出来ません。
そこへ何故かデレクと数名のバンドメンバーが突如登場。 向こうから「Hi !」と声を掛けてきます。
日本から来たこと、去年の大阪が見れなかったので、ここまで来たことを伝えると、「Really?」と喜んでくれて、
ゲートの呼び鈴をDEREK自身がリンリンと鳴らしますが、中ではPAのチェック中らしく扉が開きません。
みんなでドンドン扉を叩いたり、声を上げたりしてると、やっと扉が開きました。「come in !」とDEREKが言ってくれて、
メンバーと一緒に中へ入っていく。入り口にはいぶかしげに私を見る警備のおっさん。
この光景って確か映画で見たことあるなあ。 そうそう「あの頃ペニーレインと」だ。
メンバー達もココは初めてらしく「うわー」とか「なんじゃこれ」とか言っている。
壁にはカントリースターのでかい壁画が。 床は油引きした木。 昔の学校の体育館を想像してもらうと良い。
中でDEREK 達とちょっとの間立ち話。写真も一緒に取らしてもらう。店長らしき人と話をする。
とりあえずバンドはリハに入るということで、飯を食いに町をぶらつこうと一旦外へ出ることにする。この時点でまだ5時前。まだ明るい。
周辺には何も無い。とりあえず高層ビルの立つあのあたりまで歩いてみよう。
途中素敵なviolin shopを発見。見せてもらう。
タルサの中心街は高層のモダンなビルと、旧式のNYのmanhattanにあるようなビルとが混在する不思議なところ。
気の利いたレストランやショッピングが出来るような店もほとんど無い。ほとんどは住宅街までの国道筋にあるのだろう。
しかしこの寂れかかったこの町のこのミニ摩天楼群はどうだ。
総石貼り 壁画 天井の造作 EV周りの意匠 エントランスも豪華だ。オクラホマ銀行も重厚なムードである。
今のコスト重視の建築ではこんな金の掛け方は完全に無理だ。 すごいなあ。
昔はここを着飾った富豪たちやその婦人たちが闊歩していたのであろう。 今は建物のみがそれを伝える。


この日の前座はGreyhoundsという3人組のバンド。  TEXASのAustinを根城に活動中。
Ds B−3 guitar&rapsteel&bas のtrioです。
LutherwolfというレーベルからLIBERTYというCDを発売中。




setlistです(こうしてファンの間でDATABASE化されてるんです)
4/20/05  Cain's Ballroom, Tulsa, OK
So Close...So Far Away, Down Don't Bother Me, I Wish I Knew, 44 Blues, Soul Stew, Everything Is Everything, Greensleeves,
I'd Rather Be Blind Crippled & Crazy*, Lonely Avenger, Leavin Trunk, Going Down Slow, Joyful Noise  --Encore: Freddie's Dead
*first time played


2005.4.19
TODAYS TOPICS

アトランタ市内 (Martin L King牧師の記念館&お墓参り CNNセンター)
   AMのうちにキングセンターへここはメモリアルパーク化されており、記念館 お墓(TOMB)生前 暮らした家などがあります。
   付近はいわゆる下町で、あまり治安的には良くないムードが漂いますが、キングセンター内はいたって安全。
   ここから、下町のメインストリートを西へ行って高速道路を越えた向こう側が、アトランタの中心街。
   一応CNNセンターへ行ってみる。例の巨大吹き抜けがあるところだ。
   ちょうど昼休み中とあって、ファーストフードのランチを皆食っている。アカンで!毎日こんなん食ってたら!スーパーサイズミーやで!
   地元プロ野球チームブレーブスのオフィシャルショップがチケットカウンターになってるので、チケット発券について聞く。
   黒人のお姉ちゃんで、最初は訳のわからん質問をされて憮然とした顔でふくれっつらしながら応対していたが、
   真剣に食い下がるこちらの態度にあきらめたのか、あちこち電話してくれたりしてだんだん親切になってきた。
   情にほだされるとはこんな状況のことを言うのか? 旅人への情けか? 
   世間話などしながら電話を待ってたりする。彼女にとってもいい暇つぶしの相手だ。
   結局NO−JAZZFESTの入場券は、アトランタでは発券不可で、現地のwillcallオンリーと判明した。
   ありがとう。キャシー。名前をメモ帳に書いてよと頼むと名前と電話番号まで書き出す。おいおい!
   これは君のセルラーホンか?と聞いたら、店の電話だという。な〜〜〜〜〜んだ。
   でも「困ったことがあったらここにかけてキャシーを呼んで」と・・・・・  優しいね。
   「これからどこいくの?」「メイコン」「地図は持ってるの?」「持ってないよ」「じゃあ付いて来て!」
   キャシーの案内でCNNの事務所内へ案内される。 ジョージアの地図アトランタの地図観光案内など色々くれた。
   「サンキュー助かるわー。仕事の邪魔だったね」「いいのよ。それより be carefull and good luck 」
   「ありがとう!君はすごくチャーミングだよ」 というと、はにかみながら喜んでくれる。 HUGして別れる。
   いい子やんか! 最初の無愛想なのはなんだったのか? 日本人って警戒されるのか?やっぱり。刀でも持ってると思われてるのかねえ。 



 

BIGHOUSE (初期のAllmanbrothersの音楽を作り出した家を訪ねました)
   

MACON市内(キャプリコーンレコード跡 デュアンとベリーオークリーのお墓参り)


2005.4.18(PART2)(現地にて初日)

TODAYS TOPICS  アトランタのB&B(ベッド&ブレッグファスト)に泊まる
ELISE, ES355, DAVE ,JIM
今回世話になったdaveのおうち。 
laurel hillです。 日本人が泊まったのは
初めてだそうで宿帳にも英語と日本語で
書いておきました。


                       
関空を18日に離陸した飛行機はまずデトロイトに到着します。
ここで入国手続きを済ませますが、いつもそうですがここで時間がとてもかかる。
トランジットのときはこの入国がらみのときだけ少し時間に余裕を見ておかないと、
イライラして暴れそうになります。しかし、ここで暴れでもしようもんなら、
入国拒否「とっとと母国へお帰りください」となるので、ガマンガマン。
前回アメリカに行ったのが2000年でテロの1年前。このときとはいろんな意味で
様変わりしています。
チェックもかなり厳しくなっているし、靴まで脱いでトレーに入れろといわれます。
また入国時には両人差し指の指紋もとられるし、デジカメで顔写真まで撮られます。
出国のときには自分で端末手続きできるようにしたから、楽だぞ!といわれても
正直あんまりいい気分ではないですね。なんか銀行で振込み手続きを端末で全部
やらされてるのに手数料払わされてるのも、いやなものですが。
さてデトロイトの空港ですが、5年前は大きいんだけども少しひなびた感じの空港でしたが、
劇的にきれいに変身していました。
横方向に長いのはどこも同じですが、なんとここはコンコースの中の2F部分をノースウェスト色の
真っ赤なモノレールが走ってる。ここがNWのハブ空港であることを強烈に印象付けます。

NWはe-ticketなる端末を置いてまして、チェックインを結局のところ客にやらそうという感じ。
これって英語の不理解な人やお年寄りはむりでしょう? 
あ、でもそういう人のためにカウンターを開けておこうというのなら、理解できるけど、
カウンターの中は人が減ってるような気もするなあ。
銀行も航空会社も端末化はいいけど、もっとヒューマンタッチの部分が欲しいと思うのは
ワタシだけでしょうか?
飛行機はボーイング747からダグラスのDC-10に乗り換えて、アトランタへ。
時間があったので空港内のネットカフェで情報確認。
LANケーブルの受け口とコンセントが壁についてて、自分のPCをつなぎこんで使います。
さあ出発。 着いても同じ日の午後なので、ひたすら寝ます。747の狭さから考えると、この飛行機は
座席の前方向が広くゆったり座れます。欠点はテーブルが無いこと。
アトランタはハートフィールド空港。この空港も巨大で、ターミナル構内を地下鉄みたいな電車が走ってます。
荷物受け取りをして・・・・・と、あれ?  ギターが出てこないよ。スーツケースは早くに出てきたのに・・・・
待てど暮らせど出てきません。やられたか?  しょうがなく、NWの荷物カウンターへ。
すると事務所のガラス戸の中にちゃんとあるじゃないですか! だったら早く言ってくれよ!って感じですが、
まあこれもアメリカ。 自分で確認して自分でやれってことですなあ。
カートに荷物一式をのせて、えっさほいさと運びます。行き先は、レンタカーカウンター行きのシャトルバス乗り場。
車社会アメリカを象徴する面のひとつにレンタカーの充実があります。まあこれでもかというぐらい駐車場にはレンタカーだらけ。
サービス会社もエイビス バジェット ハーツ アラモ/ナショナル といったメジャーどころはもちろん、聞いたこと無いような
会社まで含め、広大な駐車場に延々と展開します。今回ワタシはアラモを利用しました。NWの提携でマイルが付くのと提携の
ディスカウントコードがあって、これを使うと、一般料金ぐらいで、附帯保険が一式付いてくるのです。
  
カウンターに入ると、数人が並んでいますが、カウンター内の2人の黒人女性が一様に覇気が無く、ダルそうな感じ。
たらたらとスローワークでことが進んでいきます。そうこうするうちに次のシャトルが到着。どどっと人が入ってきます。
どうなるのか?とこちらが心配する以前に、カウンターの女の子たちは「やってられねーぜ!次から次によー」
という表情を浮かべています。 そのとき救世主登場。シャトルに男性スタッフ(こちらも若い黒人)が乗っていて、
応援に駆けつけてきました。 てきぱきと行列を処理しています。女の子たちもちょっとだけモチベーションが上がったのか
心なしか仕事のスピードが上がったような・・・・・・・


2005.4.18(PART1)(機中にて)
あっという間に出発です。
今は飛行機の中、NW070便 デトロイト行き  ここで乗り換えてアトランタに入ります。
今聞いているのは、プロフェッサーロングヘアーの77年のライブ音源。
「ちー旦」さんこと小田さんに頂きました。 ありがとう!楽しんでます。
この音源はCDからHDDにATRAC3ファイルにエンコードして格納してあります。
ビットレートは132。音的にはまあ不満無しです。
今回持っていくPCはSONY C-1。もう長い間連れ添っています。もう4年ぐらいになります。
もう古い型で遅いパソコンなのですが、飛行機の狭い机の上ではこのPCの大きさが
ジャストフィットします。 あと軽いのとコンパクトなのと。
5年前、NYとシカゴに行った時はダイナブックの旧式のwin98マシンで重くて往生した記憶があります。  
このC1もいろいろと変わりました。 
まず、以前はwin98seとwinXPのdualbootだったのが現在はwinXPのシングルブートに。
音楽関連では「iTunes」が入りました。(これも時代の流れか・・・・)
またATRAC3も必要なときがあるので(NETMD使用時)「sonicstage ver.3.1」が
SONYのダウンロードサイトMORAで無償ダウンロードできるようになったので、インストールしました。
これはiTunesの寡占状態になりつつある中で、SONYがかなりiTunesを意識してリリースしたものです。
MP3もATRAC3もWMAも全部使えるというところが売りです。
SONYユーザーならいやいやでもこれになってしまうんでしょうか?
まあi-Tunes的な使い勝手ですので不便はありません。以前は弱点だったNETからのCD情報取得にも
対応しています。 
このソフトと新しいauから今月出たソニーエリクソンの携帯電話があれば、i-pod,i-shuffle要らず
となるか?なにしろ携帯電話で2GBものデータを扱えるのですから画期的です。
今までの128MBや256MBというデータ量とは比較になりまへん。
あとはメモリーカード(memorystick PRODUO)の値下がりを待つだけ。でもしばらくかかるだろうな。

さて 未定部分の多かったneworleansについてからのスケジュールですが、
一応以下のように計画はしておきます。変更は大いにありうる・・。
無茶といえば、この期間のNOの町全体の出演リスト自体が無茶です。
1日48時間、体は2つ3つ欲しい。そんな感じです。
ごくごく一部しか体験できません。だからみんな何回も何回も足を運ぶわけですね。
とてもではありませんが、あれもこれもと言っていてもどうせ全部見れるわけが無いので、
ある程度割り切って的を絞ります。キーワードはNEWORLEANSFUNKの現在。
今回FESでは出来るだけ色々な音楽に触れて、夜は連日連夜の大FUNK大会となります。

21日は着く日で、時間が読めないのもあるし、
 飯もゆっくり食いたい部分があり、遅いスタートの
 ライブに行きます。と思って探してたら、見逃してました。
 galacticがtipitinauptownで10時から。これ行こ。
 galacticは24日にHOBみたいですが、24日はtipitinaだな やっぱり。
 この日ほかに何が見れるか・・・・
 ブルーナイルでヘンリーバトラー  サウスポートでジョージポーター ジャズパーラーでマーバライト 
 howlin' wolf で Jon Cleary。このJon ClearyのバンドのギターがBIG"D"という人でワタシのお気に入り。
 是非行ってみたいのですが、FESで何度か出番があるようなのでそちらでと思ってます。24日12:30〜
 あとFESの23日 スヌークスイーグリンの時も弾くようです。
 さらに23日のtipitinaではタジマハールと!
 個人的にはHOBのネビルブラザースをやめてでもこっちへ行こうかなと思い出してます。
 夜中のfunky metersは見たいのでHOBにいきます。ドラムのラッセルの追っかけみたいなもので・・・

22日はメイプルリーフでパパグロウズファンク
        with walter"wolfman"washington
これはパパグロの3rd CD のライブ録音

23日 ハウスオブブルーズでネビルブラザース   またはtipitinaでタジマハール&Jon Cleary
      夜中はHOBでファンキーミーターズ の連チャン
      翌朝のゴスペルブランチまで居るかも

24日 ティピティーナでダーティダズン+ワイルドマグノリアス

25日  andi hoffman
    そのあと飯を食って、メイプルリーフでパパグロ単独 この日もライブレコ。

26日  ティピティーナでNO&NY FUNK CONNECTION

27日 ラファイエットスクエアのフリーコンサートmarcia ball を見てから、晩飯食って
   Howlin'wolfでNYからレタス、NOから迎え撃つのはJAMAKAZI(ivan neville, G.porter Jr
 Russell Batiste and more)
 このあと、レタスは居残りで朝方までやるみたい。もう、この夜は朝までレタスに付き合いますわ。
    この人らのパワーはすごいですね。こっちは倒れそうです。
    しかし、ラッセルとアダムダイチが同時に見れるのもすごいなと・・・・・
多分朝までここに居るので、翌朝そのまま空港へ。
 
 FESのとき大物聞きながらウトウト寝そうです。まあそれも最高の贅沢かもしれません。
 
 ES355のBBSは随時チェックします。
 宿=holiday inn EXP harvey-marrero
    TEL 1-504-3665055  FAX 1-504-3665018
 渡米中のメアドは shopes355@hotmail.com に統一です。
 何かありましたらメールをください。「〜〜買って来い」でもいいですよ。
では明日に備えて無理やり寝ます。
あ ひとつだけ・・・ ノースの客室乗務の女性はかなりベテランぞろいです。
年齢にして50歳代か?    うーーーん。寝よ。


2005.4.11
やっと旅程がはっきりしてきました。 なぜ今まで決まらなかったかというと、同行者の件と帰着日が決まっていなかったから。
ここが決まらないと、飛行機が取れない=何にも決まらず ということで最近まで来てました。  ま、テキトーなんでOKですが。
はい、ではここで確定したスケジュールを・・・・・・
飛行機のリザーブについてはHIS和歌山の担当 池内さんの手をかなり煩わせました。 チケットのことならHIS!(宣伝です)
複雑な飛行機の乗り継ぎ。 こればかりは自分でNETでやりきる自身が無い。  ありがとうございました。
結論的には同行予定のWAVEのベース島本ちゃんがスケジュール調整つかず、一人旅になりました。
2人だとレンタカー代などいろいろ割り勘できるのでいいのですが、一人になった分わがまま放題にできるという面もあります。
また帰着日は当初29日に予定があり、28日にもどる予定だったのですが、29日の予定がキャンセルになったため、
もう一日延ばして29日夜に帰ってくることにしました。 29日帰着だと祝日のため値段が上がるという恐れもありましたが、
同じ値段とのことで、迷わず1日延長。   ホントは1ヶ月ぐらい居たいのが本音ですが。
出発は18日(月曜)となりました。
では旅程です。
18日  関空13:05発 NW070便    同12:05着 デトロイト 入国 
      乗り換え デトロイト15:12発 NW469便  アトランタハートフィールド着17:08
      レンタカー(アラモ)にて  B&B(ベッド&ブレッグファスト)のローレルヒル泊  
      ここには2泊します。 部屋はUnion Suiteというシンプルめのインテリアの部屋を選んでみました。
      平日なら$80で泊まれます。 金土なら$150!
      ジャグジーまで付いたこんな部屋に泊まれるなんて・・・・・・
      しかしアトランタだけではなく中南部の宿泊はB&Bお勧めです。
      女性なら「風とともに去りぬ」に出てくるあんなお屋敷蚊帳?天蓋?の付いたようなベッドで休んでみたい
      と思う人もいると思います。  ホテルでは味わえないムードと歴史を感じたいならB&Bは最高です。
      今回の旅は最初にいわゆるWASPの栄華の名残りを感じた上で、だんだん南下。 だんだんdeepな世界に
      突入していくというプランになっています。ジャグジーなんてこの2日だけの夢みたいなもんです。

19日  さてゆっくりした後は、レンタカーでメイコンを目指します。その前にアトランタ市内で予約済みのチケットを
      発券してもらいます。 FESの3日間の分と、20日のデレクトラックスバンドのチケットです。
      あとAAAにも行ってJAFの会員証を見せると地図を無料でくれるので、必要分をGETします。
      メイコンでは、BIGHOUSEを訪ねます。ここは70年代初頭オールマンブラザースが結成されたころ、
      グレッグ、デュアンやベリーオークリーなどが、ここに泊り込んで共同生活を送りながらリハを重ねたところ。
      今ではオールマンの博物館として当時の姿を残してあるそうです。
      GABBAというオールマンのファン組織の拠点でもあります。 現在メールでやり取り中。
      夜にはアトランタに帰ってきて、宿から近いヴァージニアハイランドあたりに遊びに行こうと思います。

20日  この日はオクラホマのタルサに飛びます。途中メンフィスで一度乗り換えますが、空気を吸うだけ。
      なぜタルサなのか?それは前述のデレクトラックスバンドのコンサートがあるから。
      日本ではまだ実現していない彼のバンドでのフルサイズのコンサートです。
      アメリカではもう10年ほど活動してて、セットリストがデータベース化されてます。
      10年前って彼、15歳ぐらいだもんな・・・・・・
      今回タルサでは cain's ballroom と言うところが会場です。  なかなか良いブッキングをしていますね。
      終了後の宿はholiday inn Downtown ($68) ただ荷物を置いて寝るだけですから充分。

21日  この日の朝がクレイジーです。 なんと朝6:20にタルサ発 NW5758
     ビジネスマンしか乗ってないのと違うか?
     この日タルサからニューオリンズに入る飛行機は完全満席状態。 
     みんな翌日のFESに行くんですね。きっと
     で、どうするか? ちょっと手前のジャクソンに入るのです。ここではmalacoレコードを訪ねてみたいと思います  
     ジャクソンの空港には、またまたアラモのレンタカーが用意されています。ここから1weekのレンタル。
     多分いろんな苦楽をともにするであろう、ダッジの中型車。頼むぜ!
     と言うことで、一路ニューオーリンズに向け南下。55号線。
     またまたholiday inn EXP harvey−marrero にチェックイン。ここに6泊。車の荷物は全部部屋に移して、
     車で出かけやすくしておきます。ここは川の向こう側でちょっと距離があるのですが、FESの期間中にもかかわらず
     $75とリーズナブル。インターネット環境があるのと、車が当然無料で置けるのもポイントでした。
     ちょっと夜はヤバイムードですので、道に迷わないようにしないと・・・・

22日  FES 初日
     夜 maple leaf で papa grows funk   この夜はライブレコーディング。
23日 24日 共に 日中FES   夜 未定
25日 日中フリー   夜 パパグロ   ライブレコ 2日目
26日 日中フリー   夜 tipitina にて NY⇔NO funk connection
               ギター ヤマギシ イアンネビル  ドラム  アダムダイチ+ラッパーやDJ
27日  日中フリー  日中市内ビジネス街でフリーコンサートがあるらしい。
     車でラファイエットなどにも行ってみたい(未定)  この夜は泊まりを押さえていないので、モーテルに泊まるか、
     夜中に空港に乗り付けて、レンタカー事務所近くで仮眠するか・・・・ 
28日  9:08発のNW1476でデトロイトでジャンボに乗り換えて関空へ(NW069) KIX着予定翌29日の18:40分
     家に帰ってくるのは9時ごろでしょうか。   ふー お疲れさんって感じですね。      
  
まあ 体力的には結構きついと思いますので、合間合間にボケーっとする時間を入れていこう。   ぼけーっとね。


2005.3.30
いろんなどたばたが続いた3月後半、あまりに動きすぎたのでちょっとお疲れも出てきた。
そこで、あんまり力のいらない片付け事を今日は1日やっていました。
CDラックの整理。 まず、50枚程度のCDラックをメインのCDラックのそばにおいて、南部がらみの音源を片っ端からかけながら
抜いていきます。 ジャンルは関係なく。 カントリーブルーズ、デルタブルーズ、ゴスペル(blindboys of〜)、クワイヤ(ミシシッピーなど)、JAZZ、ニューオーリンズ、同funk,(ミーターズ、スヌークスイーグリン、Dr,ジョン アラントゥーサン、プロフェッサーロングヘアー、パパグロウズ、ダーティダズンBB、ワイルドマグノリアス)60 〜70年代のサザンロック、STAX,HI,MALACO、alligator,エリックジョンソンや最近のデレクトラックスやソニーランドレスといった超絶ギタリストたちの数々・・・・・・・・うーん。こんなこといまさら言うのもアホみたいと思われるかも知れませんが、全部つながってるなあ。包括されてる。それを実感します。確実にこれは絶対いえる。 僕らの大好きな洋楽、そしてその洋楽に影響を受けた日本のPOPS、形ややり方、味付けは違うけれど、やっぱりルーツはここや。で、そのルーツ自体がどんどん形を変えていく。同じ所にはとどまっていない。大きな木の根元がこのあたりから生えている。ミシシッピー川の流れは絶えずして、もとの流れにあらず。


2005.3.29
来月のneworleans行きの準備も進んできました。吉弘さんや山岸さんともメールで連絡がついて、現地情報を頂けそうです。
感謝感激です。メールの返事もらえるなんて、なんか信じられない!
ただやはり治安の部分では決して良くなく、「心配すな!安心すな!」というコメントを頂けました。うん、そうですね。アメリカに限らず
外国ではそれを常に忘れちゃダメだ!自戒。 
また26日にはTipitinaで、N.O N.Y FunkConnectionと言うギグをやるそうです。山岸さんとイアンネヴィルがギター ドラムはジョンスコバンドやレタスのアダムダイチそこへDJ,Rapperなども入る。これも絶対行ってきます。


2005.3.28
いろいろチェックしていると大事なことを見落としていることに気がつくことがあります。
今回、ワタシが行こうとしている22日と25日のメイプルリーフでのpapa grows funkのライブですが、なんとライブレコーディングの段取りのようです。
しかもそれは彼らの3枚目のCDに収録されるという・・・   そこに立ち会えるかと思うとドキドキします。   しかし 入れるんかい??

今日はやっぱり、人と会うことが大事だなあと感じたことがありました。
YUKOといえば知ってる人は知っている。和歌山のリトルバーナードパーディです。 
和歌山でのパーディさんがらみで起こった夢のような一連のことは全て彼女がスタートです。
ワタシは彼女の何に対してもポジティブなところが好きで。
前向きで、早い。 あんまりウダウダ考えない。  よいと思ったらさっと乗っていける人ですね。
で、今日は彼女が演奏している某町のホールまで出かけました。
目的はアレサのコンプリを頼まれていたので、手渡すことと、「また一緒に音出せへんか?」と伝えること。
で、出番終了後、岩出橋の近くにある喫茶&ライブの「ジャランジャラン」へ。
話は当然今回のNO行きの事にも行きます。すると彼女「それだったら吉弘さんにいろいろ相談するといいわ」と一言。  あ、なるほど。
ちなみに吉弘さんはキーボードプレイヤーで、NOは彼女の第2の故郷のような地。
2000年、2005年のパーディさん来日時のバンドメンバーです。   そうそう2000年のときはワタシが関空まで車でお迎えに行ったのでした。
そんなことを考えているうちにYUKOはおもむろに携帯からメールを吉弘さんに送信。
数分後「OK,吉弘さんにメールして。話ついたから」     これですわ。 YUKOのすごいところは。 いつも感心します。

実は、現地の山岸さんにもメールを打ってあるんです。「地獄の水先案内人」に導かれてアホが一人関西から行きまっせー。メイプルリーフでお会いできれば・・・・って。
吉弘さんにもこの後メールを打ちます。
(今夜聞いているのは、allen toussaintのワーナー時代のコンプリート盤です。 2CDでこれもライノハンドメイド
これは全世界で2500SETで先日届いたシリアルは82番。こんな素晴しい企画がどうなん?売れてるの? 
もうライノのハンドメイドについてはワタシが布教活動しますわ。 NGOですわ。ほんまに! 
輸入代行でも何でもやりますわ、その代わりINVOICEだけはちゃんと計算して欲しい。頼むわライノさん)


2005.3.27
昨夜は今年で8回目10年を迎える三重県伊賀上野市の「BLUES 伊賀の乱」に今回念願叶って遠征してきましたので、レポします。
いつも思うのは、全国的に見ても稀なこのようなイベントがなぜこれだけ続いてきたか。それは、発起人であり、毎年実行委員を多忙な中、
買って出ている伊賀ケーブルTVのディレクターであり、パラダイスレビューBBのギタリストでもある久保さんをはじめスタッフの熱意。 
そしてそれを支えている上野市民を中心としたお客様。 予算は毎年厳しいながらも継続してくれている上野市や教育委員会。 ほんとに素晴らしい。
関西系ミュージシャンの絆を強く感じました。たとえ短い時間であっても、再会を喜び、お互いの体を気遣い、声を掛け合う。 そして「またな」といって東と西に分かれて帰っていく。
名阪のど真ん中にある忍者の里、伊賀上野はそういう東と西の交流地点でもあります。 最近はこのイベントでの人脈がどんどん育ってきているのでしょう、いわゆる東名阪ツアーの名と阪の間に伊賀上野を組み込むパターンが増えてきているようにも感じます。 (続)


2005.3.25
実は4月中旬にNEWORLEANSへ行く計画を立てています。 もちろんFESです。  渡航費の安い22、23、24日を狙っています。 パパグロウズもメインステージは28日なのですが、22日や25日にメイプルリーフでやっているので 見たいなと思っています。 何よりオリジナルミーターズのリユニオンをはじめ上記の3日間でも書ききれないぐらいの内容です。 とにかく貧乏旅行です。 向こうでレンタカーを借りて車中泊しようかと思ってましたがかなりそれは危険との情報もあり、 安宿とモーテルをはしごしようかと・・ FES終了後レンタカーを借りて北上。 行ってみたい町が南部にはたくさんあるのです。 メンフィス、ジャクソン、メイコン、アトランタ、ナッシュビル、・・・・・ ここにテキサス方面を足したら軽く1ヶ月コース。 今回は泣く泣くカットかなあ。 帰りにNYのROYのところを訪ねてみようかとか ・・・全く無計画ですが。 まあ ノースウェストのハブ空港が、ミネアポリス ですから、どうにでも動けます。 かなりマイルもたまっていますしね。 誘っている島本ちゃんの反応がやや微妙なので、 まだ段取りに入れていません。いまは情報集め。


2005.3.16
NEWORLIANSの件です 4月の22.23.24. この3日間でソニーランドレス、オリジナルミーターズの再結成、ジェームズテイラー、バディガイ、アーマトーマス、スヌークスイーグリン、 ドクタージョン、ブライアンウィルソン、キャリーベル、ワイルドマグノリアス をはじめ、ゴスペルテントやブルーズテントでは一日中 やってる。夜はメイプルリーフというライブハウスで
パパグロウズファンクが至近距離で見れる。 さらに1週間滞在を伸ばせば、BBキング、ジャックジョンソン, ゲイトマウスブラウン、メインステージでのパパグロウズ ダーティダズンブラスバンド、エルビスコステロ、ギャラクティック、アイクターナー、 アラントゥーサン、ロイへインズ、 ネビルブラザース、アイザックヘイズ、マッコイタイナー、マリアマルダー、アーマトーマス・・・・・・ これに行けるチャンスがもし目の前にあったら、 皆さんどうします?