ダオスの一日 2 !!
実況生中継をするのはSWORDの部下のマグ助です。




「おいつめたぞ、ダオス!!」
クレスがドアを開けた先には「着替え中のダオス」がいた。
「なっ、人の部屋に入る時はノックをしろとお父さんとお母さんにならわなかったのか!?」
ピンクでハートの模様がついたトランクスを見せながらダオスは叫んだ。
「お前が殺しといて何を言ってるんだ!!」
はい、クレスさん怒りのあまり我を忘れています。
「しかしだな、ダオス。お前は命を狙われているのを忘れていないか?」
ただ一人、ダオスに誰も親しい者を殺されていない変な刺青いっぱいのクラースさんが叫んでいます。
ちなみに他の方達は呆れています。
「うむ、すっかり忘れていた。」
「とっ、とりあえず、行くぞダオス!」

一人シリアスを保とうとしているクレスさん、哀れです。
「そっ、そうだ、俺はてめぇをダオスためにここにいるんだ!」
すけべ大魔王さんが、洒落をほざいてます。
まあ、無視しましょう。
「我が崇高なる目的を邪魔しおうものなら覚悟はせん!いくぞ!」
とっ、彼らが戦いを始めようとしたその時、
「グギュルルル〜、グゴゴゴ〜、ガガガガガガ〜」
「「なっ、何だ!」」
ダオスさん以外の人が皆慌ててます。
魔物の声でしょうか?
う〜ん、わかりません。
まあ、先へ進みましょう。
「私だ!」
ダオスさんが原因のようです。
でも、何でしょう?
「貴様達が急に来たからこちとら腹減ってやがんだよ、てやんでぇぃ!」
はは、なるほど、通りで。
でも、なぜ江戸っ子?
もしや、ダオスさんの本名は、「陀 雄素」それとも「堕御 州」さん?
てか、日本人??
ダオスさんには「謎の人物」の称号を作者からプレゼントするとの事です。
「むっ、むう。それはすまない事をしたなダオス」
クラースさん、あまりのダオスさんの急変振りに驚いて謝ってしまいました。
そして、少々考えて、何かを閃いたようです。
でも、帽子かぶってさらに考え事してるとハゲますよ?
作者でさえもストレスで白髪増えていやだとぼやいているのに年寄りが頭使って帽子で蒸らすと
「ハゲますよ」
それも、確実に!!
だからあなたは禿げ親父とか、その帽子は禿げ隠しとか?聞かれたり、言われたりするんですよ。そこの所をちゃんと分かつてるんですかね、この禿げ親父?この、禿げ、禿げ、禿げ。禿げ、禿げ、禿げ。禿げ親父。

え?何?そんな事を行っているといつかお前も禿げるぞだって?大丈夫。
今も十分髪短いから。
そろそろ、本題に戻りましょう。

「では、こういうのはどうだろうダオス?皆で料理を出し合いパーティでも使用じゃないか」
「ちょっ、ちょっと、クラースさん」
さすがにミントさんやクレスさんは慌ててます。
まあ、当然でしょう。
「うむ、良いだろう」
ええんかい!
とっ、ダオスさんのいきなりの反応に思わず地が(汗)
「うむ、では、クッキングタイムに入ろうとするか」



めんどくさいので飛ばします。







「さあさあ、まずはあたしの料理から食べてね〜」
こりは、ピンクの破壊魔女こと、殺人シェフの称号をありがたく頂戴し、アセリア、いや、全宇宙料理協会からも毒物の混入なしに人を殺せる料理人として認定されているアーチェさんの料理です。
見た目はおいしそうです
見た目は
「では、まずはダオスから食ってみてくれ」
「うむ、頂こう」
ああ、アーチェさんの料理をついに口に運ぼうとしています。
「と、その前に、ムッシュ、まずはどういった材料を使っているのか教えていただけまいか?」
「はい、わかりました。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜長いので略〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と、言うような一般的な材料を使っております」
「ふむ、では。一口目」
めちゃくちゃ静かな雰囲気です。
ああっと、ダオスさんがついに料理を口に入れました。
「ぐはぁ!」
ああ、体中から血を吹いて倒れました。
ミントさんが必死になってリザレクションやらレイズデッドやらをかけてます。
けど、無駄でしょう。
あっと、現場から情報が入りました。
何でも、今ミントさんが必死になっている理由は
「アーチェさんの猛毒で人が死ぬなんて絶対だめです。ここは法術師のに意地にかけても直して見せます」
あっ、でも吐血量増加。
「ひ、卑怯なり人間め――――――――ただ、死ぬ前に教えてくれ、どんな毒を使ったのかと。トリカブト程度の毒なら私は死なない。毒体制が強いからな。げど、そんな私の体制さえも意味が無いほど強力な毒はなんだ。いや、いい。教えなくても。余を殺したのだ、これで満足であろう。だが、願わくば私の最後の願いを聞いてはくれまいか」
「なんだ、ダオス。私とお前の中じゃないか。何んだって言うが良いさ。私が手段を選ばずに叶えてやる」
「ダオス、死ぬな!」
「おっおい、大丈夫か?」
「ダオスさん」
「ダオス殿」
ああ、死を前した親友を励ます、なんて素敵なんでしょう。
私、涙が出ちゃう。
本編と矛盾してるとか、いつからこんな話になったとか言う突っ込みは無視しましょう。
「すまない、親友よ。願わくば、願わくば、このような毒を後世伝えようと
するのはよしてくれ。そして、この毒を二度とこの世には表さないでくれ」
ああ、ダオスさんついに、ついに死んでしまいました。
「親友よ、私は誓う!二度とこのような毒を作らせはせん!元凶を滅ぼしてみせる!プルートォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!アーチェを滅ぼせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「ええ、ちょっとなんでぇ?」
「我が親友の多摩氏の安息のため、そして、我が親友の名誉のため、散れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい」
「ちょっと、どうなってんのよ、ビッグバン!!」




その後、彼らの姿を見たものは誰もいなかった


アーティの感想

ええ、キャラが壊れてもいいという人はいいでしょうね。
ぶっちゃけ、ダオス様の江戸っ子がかなり・・・・・
そして、アーチェの料理は最強ですね。ダオスとクラースも微妙に友情が芽生えてますし。
ですが、このような作品は、「意味」がわからないからこそ、いいです!!(えっ?)