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東京・神戸 -- あこがれのQ2


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私の日本丸での国内航海の最後には、長期休暇のため東京と神戸に寄港しました。

現在では東京はレインボーブリッジ(1993年開通)ができたため、帆船はレインボーブリッジをこえて内港に入っていくことはありません。
実際には、日本丸も海王丸も(満潮時でも)レインボーブリッジを通過することは可能です。
レインボーブリッジも、これらの帆船が通過することを前提として作られているのです。(**)
しかし、安全を第一に考え、運輸省としては、この橋の下を通らないことにしたようです。
現在、帆船は東京では有明の練習船専用桟橋(船の科学館の前です)にのみ着岸します。

私たちの実習時には、まだこの橋はかかっていませんでしたので、日本丸は晴海の練習船専用桟橋に・・・・と思っていたのですが、東京港入港一日前に突然有明桟橋に変更になりました。
神戸では、豪華客船も着岸する神戸港のメイン岸壁である新港第四突堤Q2岸壁(四突Q2)につくことが出来ました。
最近の神戸はどうも四突よりも、メリケンパークのある中突堤の方を重点的に整備しているようです。

これで、私の日本丸航海実習の回顧録「帆船の話し・国内編」は終了です。
この後の3ヶ月の話しは「帆船の話し・海外編」に続きます。


(**)
首都高速のホームページにある「レインボーブリッジQ&A」にもそういうことが書かれてあります。

リンク :   ・レインボーブリッジQ&A  
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