高瀬山 大日寺

 開基  聖典天皇の天平13年行基菩薩の開基
 御本尊  4尺3寸の木造胎蔵界大日如来


大日祭りのご案内

毎年3月の最終日曜日に行っています




(大日寺牛堂)


大日祭りは延徳二年(1491年)今から509年前、春弘(しゅんこう)法師が開く。

元々は家業繁栄、家内安全の祭りであった。

お祭りには養父市の農協畜産組合、旧関宮町畜産関係者の参詣を受け、

近年は畜産農家以外の方もお参りされ、近郷の春のお祭りになった。

今も熱心な香見町の畜産農家の方、新温泉町、旧美方町方面から

春の大祭には、本場の大日さんと言って参拝される方が多い。

明治初年に記された文書に但馬三大祭として、出石の初午、養父の明神さん、

中瀬の大日さんとお参りし朱印を戴いて家内安全・家業繁栄を祈った

現在は兼務寺として円光寺住職が兼務している。

大日祭りについてのご質問はこちらまで

兵庫県養父市吉井 円光寺内

079-667-2127


但馬牛


和牛のルーツと言われる兵庫県の但馬牛。

松阪牛や近江牛、三田牛、神戸牛の素牛である。

但馬牛の子牛が、松坂や近江、神戸の肥育者に引き取られ
極上の「松坂牛」「近江牛」「三田牛」「神戸牛」などに育っていく


なぜ大日如来は牛の守り本尊になったのか



牛は農家に欠かすことが出来ない財産で、役牛・繁殖牛として大切にした。

但馬牛の歴史は不明であるが、寺に残された唯一の牛の軸物から判断しても、

340年昔から八木谷蔓牛があったと推察される。

人は必ず馬屋(まや)を作り、生活もともにした。

古くは人間の守り本尊とされ、牛も同等の扱いを受けた

     
 左から  弁財天  山門


 



交通案内


車→北近畿豊岡自動車道八鹿氷ノ山ICより国道9号線を北西へ関ノ宮神社交差点より県道87号線を約3キロ


電車→JR山陰本線八鹿駅より、全但バスで鉢伏行き、中瀬下車徒歩5分