桑 田 神 社
くわたじんじゃ(亀岡市篠町山本)

(2002年11月撮影)

 大堰川が保津峡に流れる入口の左岸に請田
神社があり、対岸の山本にあるのが桑田神社。
 江戸時代までは保津の請田大明神と山本請
田社といわれていたようです。
 請田大明神には夫婦の上が並べてありました
が、山本の村人たちが女神を自分たちの村にと
嘆願したという話が伝えられています。
 境内にある九頭竜王社は、かつて山本の田に
祭られ、沓神(くつがみ)さんとよばれ、足の病に
効くと祀られていました。
 馬堀にも桑田神社があります。延喜式神名帳
にある桑田郡十九座の一つの「桑田神社」はこ
ちらだと言われています。