地震と新型インフルエンザに対するわが家の備え





 

わが家のインフルA対策(5月3日現在)

リスクを評価し
最悪の状態を想定
現実的かつ実行可能な範囲での対策と準備をする。

 現状、「普段のインフル並か毛が生えたくらいのインフルに、新型新型ってなに騒いでるの?」 といったあたりが世間的な反応のように思います。もちろん、これは豊かで栄養状態がよく、衛生水準・医療水準も高い日本だから言えることです。メキシコの死者数を考えると、これが世界的大流行を起こし、貧しく医療水準も低い国や地域に波及すれば、そこでは大惨事になる可能性があるわけで、だからこそ世界中で大騒ぎしているのでしょう。


リスク評価

 さて、今回の豚由来の新型インフルエンザ「インフルA」ですが、幸いなことに弱毒型(増殖部位)かつ病原性(症状の重さ)もそれほど強くないようです。
 
 短期的には、いつもの季節性インフルよりも、@すこしうつりやすくて、A罹るとちょっときつい、やつがやってこようとしてると考えておけばいいと思います。公式発表ではまだ日本には上陸していないので、やはりGW明けあたりの報道に注意しておかねばと思います。

 中期的には、変異により病原性が強くなっていく可能性があります。

 長期的には、実は「インフルA」は前座で、鳥由来の最新型インフル発生という真打登場もありかも・・・

わが家の最悪情状想定(短期)

 あまり危機感のない日本(それはとても恵まれているから)ですが、あまり安閑とはしていられないのではないでしょうか。通常の季節性インフルだってけっこう怖い病気です。「個人・家庭の新型インフルエンザ対策」様のページですが実例:インフルエンザで寝込むをご覧ください。そしてインフルAは、これよりも感染性が強いといわれているのです。
 そこでわが家では、家族全員が同時に発症し、40度前後の発熱、自然治癒をまたねばならない」という状況を最悪状況と考えることにしました。
 

現時点でのインフルA対策

 TOPにも書きましたが、まずは
@ 人のいるところではマスク着用
A 帰宅時のうがい手洗いを徹底
B 少々のことでは医者に行かない
ということにしています。
 @に関して、マスクは不織布の普通の使い捨てマスクです。対ウイルスをうたってあるマスク(N95ではありません)も買ってありますがこれはもう少し本格化して、発熱外来とかにいかなくてはならなくなったときに使うつもりです。
 Aに関して、子供はなかなかいうことをきいてくれないのですが、特に一番下の子にお風呂で正しい手洗いの方法を実演し、実際にやらせてみました。
 Bに関して、実は内心、既に日本上陸はしているのではないかと疑っています。軽くてほとんど症状が出ていないとか、自然治癒したとか、通常インフルとして治療されたとか。よその国には来てて日本だけ来ていないというのはちょっと・・・。と考えると、総合病院、内科、小児科等の待合室はリスクが高いと思います。もちろん行かなくてはならない状況もありえますが、あくまで双方のリスクを考慮したうえでということになります。

 次に新型感染が疑われる状況ですが、これはマニュアルどおり、保健所等に電話連絡、指示されたとおりに、発熱外来に向かう、ということになります。

 前述の最悪状況に備えて、今回はスポーツドリンクと栄養補給ゼリーを増やしました。目途としては行動不能となると思われる3〜4日間分です。経験的に季節性のインフルでしんどくて動けないのが2〜3日ですし、新型インフルから回復したアメリカの女子高校生のインタビューをBSのニュースで見ましたが、「4日ほどひどいインフルエンザの症状に苦しんだ」と答えていたので。
スポーツドリンク
わが家は5人家族なので、ひとり一日2リットルを1本と考えました。500mlビンのも5つ用意。

栄養補助ゼリー
ゼリーもひとり一日4〜5本で命をつなぐとして、76個用意。

布団乾燥機
たぶん汗でびしょびしょになると思います。布団乾燥機。

 もちろん、薬品・保冷材・おかゆその他はすでに備蓄してあるものが役に立ってくれると思います。


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