●はじめに
ロボット燃えに特化した作品ですねぇ。ボクの隠し属性『メカ燃え』にズキュンときましたよっ!
●シナリオ 評価:A
各ヒロインを終了した後に最終ルートが出てきます。
ヒロインの一部に回収しきれていない部分も見受けられますが、あまり気にならないレベルですね。
熱けりゃ許しますっ!
物語がヒロインごとの性格をウマく引き出し違った展開を見せるので、途中で退屈することもほとんどありませんでした。
何より、演出・BGMの巧みさも相まって最終ルートの盛り上がりが凄い!
特に最終決戦時に主題歌「ZWEI WORTER 〜僕らの世界〜(2番)」が挿入されたタイミングは鳥肌が立ちました。
●メカ 評価:微妙
アレキサンダー(※)が格好悪いわけじゃないんです。外装をパージした宇宙戦仕様はFFS(※)のVサイレン・ネプチューン(※)を彷彿とさせるフォルムで好きです。
(※)アレキサンダー=主人公イズモ・キョウシロウ達が搭乗するロボット兵器。空間制圧用戦略重機動砲台。全長50m、重量150万トン。
(※)FSS=The Five Star Storiesの略。『月刊ニュータイプ』1986年4月号から連載が始まり休載しながらもまだ続いている。しかも連載21年にしてまだ12巻・・・。1989年には第1巻を元にしたアニメーション映画が作られている。
(※)Vサイレン・ネプチューン=FSSに登場するMH(モーターヘッド)。平たく言えばロボット。クリスティン・ビィの乗機。カッコイイッス
何が良くないって・・・手ぇ飛ばしちゃダメっ!
そりゃね、伝統かもしれませんよ?
でも、なんだかリアルロボット風味を混ぜて物語が進行してるんだから、その運用方法はないでしょー! 飛ばしたら戻ってこないところは中途半端にリアルロボットですがΣ(゜□゜;)
ストーリーを進めがなら「いつ、目からビーム出すんやろ?」って期待してドキドキしてたじゃないですか?!
あと、最強っぷりはモロにトップのガンバスター(※)とカブりますね。全身重火器&決戦兵器っととこも同じですが、兵器や技の名称のダサさでもよい勝負ですw
(※)トップのガンバスター=アニメ『トップをねらえ!』の主人公ロボット。地球帝国宇宙軍所属の試作機。デタラメなパワーとデタラメな兵器の塊。マイナス1億度の冷凍光線ってなんですか?!
●声とか音楽とか 評価:声B、音楽A
デイジーが小うるさいです。耳鳴りがしましたね(^-^;
戦闘時のみ主人公の声が入るんですがイメージとかけ離れすぎてました・・・あれじゃまるっきり子供です。
あとはそれなりに良いと思いますよ。
OP、ED、BGMの出来栄えはスバラシイです! 曲そのものも良いのですが、シナリオのとこにも書いたとおりタイミングもスバラシイんですよねぇ
●グラフィック 評価:B
立ち絵は質・量・表情ともに良かったと思います。ただ、時折崩れてましたね・・・正面から見た絵と斜めから絵で別人みたいになってることもありました。ヒロインの皆様に措かれましては非常にお綺麗ではありますが。
●システム 評価:基本A/戦闘パートC=B
基本的なシステムは揃っていますし目立ったバグもありません。スキップの速度も申し分なく、既読をきっちり飛ばしてくれるので既出文を見ることもほとんどありません。非常に優秀ですね^^
問題は戦闘パートのシステム。非常にウザいです。(2回目からは戦闘そのものをスキップできますが・・・)
この作品において、戦闘パートが癌なんですかね?前述の主人公の声といいシステムといい・・・これを切り離して改良をすればもっともっと良い作品に仕上がったと思います。
●エロ 評価:D
立ち絵と別人じゃないですか?!誰??ってのも数枚交ざってました。1回に投入される枚数が多いヒロインもいたんですけど内容は薄いです。ほんと、エロ差別ですねぇ。別にどぉってことないんですけどね(^-^;
●総評 評価:B
A評価まであと一歩届かず!惜しいです!
肝心要のイベント画(エロ含む)が足を引っ張った形になりました。それさえ改善されてれば間違いなくA評価です。
しかし、ロボ好きと熱いの好きな皆様にとっては、それを差し引いてもやる価値ありますよ!
最後に・・・デモンベインと一緒にスパロボ登場希望しますっ!
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