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つよきす

つよきす
レビュー
担 当
みち(管理人)
ブランド
きゃんでぃそふと
発売日
2005/8/26
ジャンル
全員強気っ娘AVG
原 画
白猫参謀
シナリオ
タカヒロ
音 楽
I've sound
OP:「 Mighty Heart
〜ある日のケンカ、いつもの恋心〜」」歌:KOTOKO
評 価
総合評価:A
シナリオっていうよりキャラに:S
声とか音楽とか:A
グラフィック:B
システム:B
エロ:B
 

管理人みち によるレビュー
「魅力的なキャラと豪華声優陣(および中の人ネタ)を楽しむベシ!
 

●はじめに
ツンデレ
(※)・・・ボクのなかであらゆる属性を凌駕して君臨するもの。ボクはツンデレラー。

※ツンデレは、キャラクターの形容語のひとつ。 意味は、「普段はツンと澄ました態度を取るが、ある条件下では特定の人物に対しデレデレといちゃつく」、もしくは「好意を持った人物に対し、デレッとした態度を取らないように自らを律し、ツンとした態度で天邪鬼に接する」ような人物、またその性格・様子をさす。 ツンデレは、いわゆるおたく用語を起源とするインターネットスラングであり、完全な定義は存在しない。なお、一般には2006年頃に広まった。[ウィキペディアより]

というわけで、「つよきす2学期」発売間近なので復習も兼ねてレビュー。
フカヒレっ!大好きだぁあぁぁあぁあ!(違

●シナリオっていうよりキャラ 評価:キャラにSあげます
(一部違うと思いますが)全ヒロインが「ツンデレ」という異色の作品。きゃんでぃそふとのチャレンジ精神に乾杯。
ヒロインといろいろトラブルがあって(ツン)熱血して解決してバカップル(デレ)
でシナリオ解説終わりですw(祈先生除く)

シナリオよりも「それだけでwikiが立ち上がるほどの芸が細かいネタ」と「ツンデレキャラとの日常」をテンポ良く存分に楽しむ作品ですねぇ。っというわけでキャラクター解説をシナリオ評価に変えさせていただきます。

鉄 乙女(くろがね おとめ)
主人公を鍛えるために同居することとなった従姉弟のお姉ちゃん。武闘派風紀委員。
物凄く真面目で礼儀正しく面倒見が良い。反面エロに弱い。なんか典型ですねw
あんまり印象に残ってないんですよ・・・いえ、彼女がダメなわけじゃなくって周りが凄すぎてね(^-^;
あ、脱衣所では必ず覗かれる宿命は印象的でしたw

蟹沢 きぬ(かにさわ きぬ)
主人公の幼馴染で“ツルペタ”で“チビ”で“ボクっ娘”で“愛すべきバカ”な“キレキャラ”美少女。通称「カニ」。
いったいどれだけの属性を秘めてるんですか、あなたは(;゜(エ)゜)

オープニングから全開で飛ばしてきて置いてけぼりにされた感を残しつつしっかり拾っていきますよ。
彼女の嫉妬(というよりやきもちですね)はある種「優越感」に浸れます。声を当てている金田まひるさんの演技力がビカビカ光ってます。
かなり良いキャラですっ

霧夜 エリカ(きりや えりか)
ハーフで超絶唯我独尊パーフェクトお嬢。通称「姫」。
主人公の日常は彼女を中心に振り回されます。
セクハラ大王でおっぱい星人、しかも支配者w

椰子 なごみ(やし なごみ)
実は家庭的ではありますが、名前の「なごみ」とは正反対な激ツンでクールビューティーで一匹狼な後輩。カニの天敵。
容赦ない罵声は心に響きます(^-^;
しかし、デレ期に入った彼女の「エヘヘ」に瞬殺された人は多いはず・・・

大江山 祈(おおえやま いのり)
担任の先生で土永さんのマスター。
優雅に黒い天然さで人を陥れます。なんだかよく判らないキャラですね・・・w

佐藤 良美(さとう よしみ)
通称「よっぴー」(本人は嫌う)
この作品の良心・・・かと思いきや・・・ダークよっぴーには驚かされました。

以上、ヒロインたちでした。次に本作に欠かせないサブキャラたちをご紹介。とにかく中の人が豪華で、中の人ネタが満載ですw

伊達 スバル(だて すばる)・・・朝、主人公を起こしに来る幼馴染(男)。料理の腕も一級品。さすが「不可能を可能にする男」です。とにかく最後まで男前ですね。

土永さん(つちながさん)・・・オウム。「有り難い話」が毎回楽しみでしょうがなかったですw

橘 平蔵(たちばな へいぞう)・・・あなた「江●島平八」なんでしょ?そうなんでしょ?!

鮫氷 新一(さめすが しんいち)・・・「シャーク」と呼んでほしいのに「フカヒレ」と呼ばれる痛く悲しいヘタレな友人。お姉ちゃんに虐げられた記憶に触れるとすぐにトラウマが発動。「吶喊しますっ!」などネタ多数。
きぬと並んで愛すべき最強のバカです

●声とか音楽とか 評価:声S/音楽B=A
とにかく声優陣が豪華なことっ!
ヒロインは勿論、男性陣までこの豪華さは何事ですか?!

OPはI’veのKOTOKOさん。作品の雰囲気が出てて判り易かったですねw

BGMはそれなりにシーンに応じたものに仕上がっていますが、あまりコレッていうのはないですねぇ。

●グラフィック 評価:B
好みの画風ではなかったのですが、毎度の事ですが慣れればなんてこたぁありませんw

立ち絵は非常にに表情豊かで動きもあって良かったですね^^
イベント画はそれなりですが、タイトルにもある通りキスシーンの描写にはこだわりが見えました。

●システム 評価:B
過不足無く良い出来です。

●エロ 評価:B
この作品の特徴の一つですかね。
「デレ期」に入ってからは、それはもうヤリまくる訳なんですけど中だるみを懸念してか、とっても適当に処理されてる所が多くボク的には爽快でしたっw

だって、テキストでは明らかにヤッてるシーンなのにイベント画が出てこないんですよっ!
しかも途中で切って一気に翌日の朝に飛ぶし・・・他にもヤリ始めてフィニッシュ行
く前に次のエピソードに行ったりなど、およそ一般的なエロゲーの常識を覆すカタチを取ってますねぇ

前述の通りボク的には無問題なんですが、世間的にはこれくらいの評価かと・・・

●総評 評価:A

とにかくキャラクターが魅力的で最後まで笑わせてくれますので、止め所が難しい作品でした。
コンプした後にこれだけ寂しさが残るゲームは中々ありませんよ!