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SIN 黒朱鷺色の少女

SIN 黒朱鷺色の少女
レビュー
担 当
ウィル
ブランド
Studio Mebius
発売日
2008/11/28
ジャンル
ツンデレ魔王強制居候AVG
原 画
飛鳥ぴょん/平木直利
シナリオ
おおやぎしんいちろぉ
音 楽
音楽:Barbarian On The Groove
OP:「Force Deadly SIN」
歌:Barbarian On The Groove feat.カヒーナ+霜月はるか(長いっ!)
評 価
総合評価:D
グラフィック:B
シナリオ:C
キャラクター:C
エッチ:D
システム・声など:C


 

ウィル によるレビュー
「世評通りなら地雷ゲー!?
 

●グラフィック・・・B
メイン原画は飛鳥ぴょん氏・・・のはずですが、何か違和感が・・・
SNOWの頃はもっと丁寧な絵だった気がするのですが・・・
最近はS〜Aクラスの絵ばっかり見ていたので感覚が麻痺してるのでしょうか?w
まぁ悪くはないのでBにしておきます。

●シナリオ・・・C
魔王クレルがこちらの世界に転移してきた時に、なぜか主人公に魔王の魔法の力の半分が移ってしまうという所から物語が始まります。
その理由を探っていきながら、クレルを追ってきた勇者達とのゴダゴダに始まり、いつのまにか護神木に封じられた宝具の話になってて、実はその宝具が破壊神の力を封じた物で、最後にはその破壊神を倒すのが目的になってました。
いくつも世界を滅ぼしてきたとか言ってた破壊神ですが、力を取り戻し完全復活したその場でクレル&主人公に倒される辺り話のスケールが大きい割にショボイですね・・・。

BADENDを除けばエンディングまで一本道です。しかも、幼馴染やクラスメイトなどが居るにも関わらず攻略対象はクレルのみという今時珍しい一途なストーリーでした。
最後はベタだなぁ〜というしか無いような終わりかたでしたね。

●キャラクター・・・C
クレルはツンツンしてるし、紗有と唯は攻略対象じゃないし、美佐穂は最後以外空気だし、主人公はヘタレだし・・・キャラ魅力と言えるものがないですね。
ぬいぐるみの「ぎがんたす」は面白かったですがw

●エッチ・・・D
完全におまけ。無理に18禁にする必要は無かったと思います。

●システム・声など・・・C
声はどこかで聴いたような・・・という声が多かったですね。声優の名前で知ってる方は居ませんでしたが。
戦闘シーンが結構多く、魔法戦闘などの演出が凝ってるのは良いのですが、効果音の使いまわしが気になりました。
特に「ガーン!」という効果音使いすぎです。実際に聴いていただけば分かると思いますが、この音が合うシーンといえば例えば日常でショックな事があった時とかでしょうか。なのに命に関わるようなヤバイ局面でも使ってるのは場違いもいいところです。せっかく話が盛り上がってるのに台無しですね。あと、主人公が唾を飲み込む音。これもかなり気になりました。
音が大きい上に変に生々しいので気持ち悪かったです^^;

スキップは速いです・・・とはいえ一周で終わるので使うことはほぼ無いでしょうがw 他のシステムも必要な物は揃っていて特に不自由はありませんでした。

●オススメ度・・・D
ゲーム容量の割に内容は薄っぺらく、本当に世評通りの作品でした。
同じ一本道のシナリオでも「車輪の国」みたいな意外性ややり応えがあれば全然違うんですがねぇ。