●グラフィック・・・S
原画は私の大好きな萌木原ふみたけさん。いつ空同様、破壊力抜群の絵ですね♪
立ち絵も手抜きしてませんし、一枚絵に至っては素晴らしいの一言に尽きます。

シナリオ・・・C
まず設定としてヒューマン（人間）、ライカン（獣族）、エルファン（耳長族）という3つの種族があります・・・が、見た目以外はほとんどその世界観を生かせてません。
魔法という概念を持ち込むために種族を作ったって感じですね。
その魔法さえもクルルと凛シナリオ以外ではほとんど放置ですし・・・。そもそも魔法が当たり前の世界でヒロインの内（最初から）魔法が使えるのが１人っていうのがどうも・・・ｗ

内容は同居人やクラスメイトの女の子達と日常の中で仲良くなっていくというオーソドックスな学園物です。　物語に起伏がほとんど無く、正直眠くなります・・・。目当ての女の子のシナリオに入ると多少変わりますが、そこまでがあまりに日常すぎるため展開がやや強引に感じます。
いきなり主人公が魔法に目覚めるとか、実は有希奈に憧れの人がいたとか・・・。伏線があれば「おぉ、そうだったのか」と思えるんですがねぇ。

キャラクター・・・B+
ヒロインは幼馴染（双子）、ツンデレ、ロリ、お姉さん（＆ドジっ娘）と属性的には良い所を押さえてる感じです。
特に誰が好きってことはないですが、萌木原さんの画力もあってみんな可愛くて良かったと思います。　あとはアズ（ぬいぐるみ）の存在が結構大きいです。こいつが唯一笑わせてくれるキャラなので貴重ですｗ
アズが居なかったら２段階くらい評価下だったかもしれません。

エッチ・・・B+
回数は１人につき２回ずつ。シチュエーションは普通。
本来ならBくらいですが、ここも萌木原さんの画力で評価底上げですｗ

音楽・システム他・・・B
音楽関係は特に可も無く不可も無く。個人的に音楽は重要視しないことが多いので次回から省こうかな・・・。
システム面も必要な機能は揃っていて、スキップも速いので問題なし。選択肢が異様に多いのがちょっとうざかったですね。

オススメ度・・・C
萌木原さんの絵に惹かれてプレイするとやや地雷気味かもしれません。
つまらん！と言い切る程ではないのですが、わざわざプレイする魅力がないのも確かです。
絵が全て・・・という人には是非オススメしたいですがｗ