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MagusTale〜世界樹と恋する魔法使い〜

マギウステイル
レビュー
担 当
ウィル
ブランド
Whirlpool
発売日
2007/11/30
ジャンル
マジカル恋愛ADV
原 画
てんまそ、こもわた遙華
シナリオ
大三元、尾之上咲太
評 価
オススメ度:A
グラフィック:S−
キャラクター&声:S
シナリオ:C+
エッチ:B+
システム・その他:B
 

ウィル によるレビュー
「ウィル、絵ゲーにトキメクっ♪
 

●グラフィック・・・S-
原画はてんまそ氏。またまた初めて聞く名前なのですが絵は素晴らしいの一言です。
私の大好きな西又さん、くすくすさん、萌木原さんなどと比べても遜色ありません。立ち絵のパターンも多くて見ていて飽きませんでしたね。あと、所々で挿入されているSDのCGも可愛くてグッド。
1つ残念なところは背景が
ショボイことですかね〜。キャラの絵が綺麗すぎるだけに背景とのギャップが気になります。世界観的にも背景は力入れるところだと思うのですが、良い絵師さんがいないのかな・・・。

●キャラクター&声・・・S
声優はエロゲをやってる人なら一度は見たことがあるであろう名前の人ばかりです。
まぁ、端的に言うとかなり豪華ということですw
アリシアの声がマリーと同じな上に性格的に似てる所があるのでもう萌え萌えでしたw
小雪は11eyesのゆかと同じ声で、こっちは外見的に似てる上に妹属性付きなのでヤバかったです・・・w
その他にも青山ゆかりさん、風音さん、成瀬未亜さんなどこの業界ではお馴染みの人達ばかりで演技もさすがです。

●シナリオ・・・C+
成り行きで魔法学園に通うことになった主人公。魔法が使えないことに引け目を感じつつも、持ち前の体力と行動力でカバーしてヒロインたちと仲良くなっていくという学園物です。
共通パートの選択肢でヒロインが決まり、世界樹祭の準備が始まると完全にルート固定されます。
ヒロインごとのルートは・・・正直微妙。つまらないわけではないですが、伏線もまったく無しでいきなり物語の核心に触れるなど少々強引な所もありました。かと思えばアリシアルートでは伏線が露骨すぎて最後はやっぱりって感じでしたし。
アリシアといえば、アリシア編でのエンディングは要らない気がしました。トゥルー編がアリシアが居ない状態から始まるのだから、世界樹に戻ったままでトゥルーに繋いだ方が展開としては自然だったと思うのですが・・・。EDが無ければBADENDっぽいから隠しシナリオあるかな?って伏線になりますし。まぁ、トゥルーはかなりご都合主義ですが終わり方としては良かったと思います。

●エッチ・・・B+
回数は1人3回ずつと多め。シチュエーションは普通・・・じゃないのも多少あり。
例によって画力底上げですw

●システム・その他・・・B
必要なものは揃ってます。スキップも速いです。
1つ、気になるというか工夫して欲しかった所は魔法発動の呪文ですね。誰も彼も「アーティカルバイス」で固定。これは非常につまらん!
例えば「我は放つ光の白刃」とか「我導くは死呼ぶ椋鳥」とかw(某魔術師物より)
もっと使う魔法によって言葉を変えるとかして欲しかったですね〜。

●オススメ度・・・A
非常に判断が難しいところですが、今回は平均値をとったようなかたちになりました。
萌えゲーとしてはオススメできるけど、シナリオはあんまし・・・ってのが一番困りますね^^;