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恋する乙女と守護の楯

恋する乙女と守護の楯
レビュー
担 当
ウィル
ブランド
AXL
発売日
2007/6/29
ジャンル
ADV
原 画
瀬之本久史
シナリオ
長谷川藍
音 楽
主題歌:「shield nine」
歌:Rita
評 価
オススメ度:B+
グラフィック:A
ストーリー:B
キャラクター:B
エッチ:B
音楽・声・システム:B

 

ウィル によるレビュー
「普通の作品の中のちょっと良作。AXLさん、もうひといきっ!」
 

●グラフィック:評価A
原画は瀬之本久史さん。どっかで見たことある絵だと思ったら大昔の作品「MilkyWay」のスタッフでした。
昔より上手になってる気がしますね。昔からやっていた手法ですが目の前のキャラが近づいて来た時や、驚いたり怒ったりしてる時にアップで表示されるのは相手の心理が分かりやすくて良いですね。
立ち絵のパターンも非常に多く、なかなかのクオリティだと思います。

●ストーリー:評価B
護衛のために女装して女子校へ潜入し生活する主人公。護衛対象を護りつつ暗殺者を見つけ出し闘うというお話です。
これだけ聞くとシリアス物かと思いますが、実際は軽いノリのドタバタラブコメですw
まぁ、選択肢を間違えるとマジで死ぬこともありますが・・・w

基本的にはお目当ての女の子を追いかけていればルートに入れます。個人的にこれだ!というシナリオは無かったですねぇ。共通パートも初回は面白いですが2週目以降はほとんどスキップできちゃいますし。
というかですね、これを言っちゃうとこのゲームの根底から否定することになるんですが・・・
敵がプロでターゲットと同じ屋根の下で寝てるならいくらでもガードの隙を突いて暗殺する機会がありそうなもんですが。文章を読んでる限りでは個人の部屋に特殊な鍵とかは無いみたいですし。
あとですね、シスターリディアと
ティナですがプロの暗殺者なら2丁拳銃なんてしないと思います。両利きだったとしても片手で銃を持つとどうしても命中精度が落ちて無駄弾撃ちまくることになりますから。2丁拳銃なんかするくらいならサブマシンガン持ってこいって感じです。まぁ、笹塚のクロスボウもどうかと思いますが・・・。クロスボウって連射が利かないのでいくら毒が塗ってあると言っても対拳銃では明らかに分が悪いですよねぇ。対ナイフ使いでも初撃避けられたら絶対負けますよ?

●キャラクター:評価B
ヒロイン達の中でお気に入りは設子と有里。特に設子は敵ながらヒロインという珍しいタイプで、そのある意味ツンデレが気に入りましたw(私ツンデレ萌えじゃないんですがね^^;)
あと、課長や笹塚も良い味出してますねw 修史LOVEっぷりが面白いですw
逆に鞠奈はイラナイ娘。小悪魔属性+北都さんの声はダメだと思いました。ぶっちゃけむかついてきますw
北都さんの演技が悪いわけじゃなく相性ですね。

●エッチ:評価B
シチュエーション的には普通ですね。ただ、主人公が女装してるのもあって百合っぽい絵もあるのでそういうのが苦手な人は辛いかもしれません。私は全然抵抗ないですけどw

●音楽・声・システム:評価B
BGMは結構良いな〜と思いました。ヴォーカル曲は印象に残るほどでもなく・・・
声優は青山ゆかり、風音、北都南さんなど有名所を起用。まぁ、この辺の人たちの演技は流石ですね。
システム面はスキップは速いものの、音声再生中は操作できなかったりと微妙に不便な面も。

あとタイトルメニューの字が小さくて選び辛いのもマイナスですかねぇ。まぁ、タイトル絵的に仕方ないのかもしれませんがw

●オススメ度・・・B+
突っ込み所は多いですけどそれなりに笑わせてくれる作品なので、まぁやって損はないと思います。
というわけで平均より高めのオススメ度にしております。